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読売日響・第九・下野竜也

2007-12-27 15:42:22 | きく
ドラえもんのどこでもドアが欲しいこと限りない。都響のマーラー/インパルも涙を呑んで見送り、読売・下野氏の第九も振り替えでやっとこ聴くことができただけ良しとしなければならないけど、指定席だったところよりとぉ~くなった席に変更になったのは悲しかった。
指揮者によって音楽の違いがわかったら音楽を聴く楽しみもどんなに深まるだろうと思うけど、まったくもって程遠い。それでも、下野竜也氏指揮といわれると不思議と親しみが増すのはなぜだろう。
今年の第九もそうだった。下野氏がステージに登場され、全員が立ち上がり客席に向かって挨拶、そして音がなったとたん、なんともいえない心地良さに包まれる。
音楽についての知識を持っていなくても、音楽をききわけられる耳を持っていなくても、なぜ人が音楽に惹かれるのかという「音楽の根本の力」を下野氏はいつも垣間見せてくれる。


2007年12月20日(木)
サントリーホール

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