苦節うん十年、やっと到来したデブの時代に小躍りしたが、全てのデブに惹かれるわけではない現実は押さえておく必要がある。以下要約。
・日本人男性の3人に1人が「肥満」である。
・全米では「Dad Bod」(お父さん体型)という新しい言葉が生まれ、現在も大ブレイク中。
・日本でもポッチャリ男性を好む女性たちが増えている。・理由としては「優しそう」「包容力を感じる」「一緒に歩いていると、自分が痩せて見える」「ヌイグルミみたいでかわいい」「ご飯をつくると美味しそうに残さず食べてくれる」「ポチャメンとご飯に行くと、自分も気兼ねなく食べられる」「ポッチャリお腹に癒やされる」「浮気しなさそう」などなど。
・逆にイケメンに対しては「顔がよくて、スタイルもいいイケメンと付き合うと、自分も気が抜けない」「スタイルがいいイケメンはすぐ浮気をする」「チヤホヤされて生きてきているので、あまり努力をしないし、優しくない」などなどとネガティブなイメージを持つ人が少なくない。
・特に女性は結婚を意識する年代になってくると、実体験もあってか「イケメン=人として薄っぺらい」と感じる女性が増えてくる傾向にある。
・恋愛において容姿でコンプレックスを抱え、心の痛みを感じてきたデブにとって「人の痛みがわかる存在」として脚光を浴び、まさに女性の求める「思いやり」「包容力」のある人間という部分を全面的にアピールすることで、イニシアティブを取ることも十分可能。