スパイスコラム

陸の孤島から、せめて一振りのスパイスを!!

たばこはPM2.5の塊

2013-04-28 08:17:51 | 情報
ファーマータナカはかってヘビースモーカーであった。
28歳で禁煙するまで1日100本吸っていた。
これだけ吸うためには、いわゆるチェーンスモークでないと、とても100本のノルマは達成できない。
我慢できない中毒患者(依存症)であったので、歩行中の喫煙は当然として、エレベーターの中や映画館の中でも喫煙する始末で、今考えると病気とはいえ非常識の権化であった。
お恥ずかしい限りであるが、若いころの喫煙の肉体的影響は簡単には払拭できず、老後の肺の病気等で苦しんでいる知人が何人もいるので、自分自身への罰当たりは当然覚悟しておかねばならない。
今では飲酒は原則週に1回、喫煙は完全禁煙と、仙人の如き生活に成り果てている。
反面、少数にはなったが、娯楽場や酒場で、我慢できない面々の傍若無人ぶりには、昔の自分を垣間見るようで、普通の人よりは寛容になれる自分がいる。

さて、今話題にPM2.5だが、怖い話題があるので、お知らせする。

たばこ、PM2.5の塊
禁煙ない居酒屋、北京並み 脳卒中やがんリスク高まる

(日本経済新聞Web版 2013/3/10付 記事)

中国で発生した微小粒子状物質(PM2.5)が大陸から飛来する越境汚染への関心が高まっている。
ところが、身近なところに濃度が極めて高い場所がある。
喫煙可能な室内だ。
例えば、禁煙していない居酒屋だと、北京市の最悪時の濃度と変わらない。
専門家は屋内の全面禁煙を訴えている。
「PM2.5はたばこの煙も危険だ」。医師らでつくる日本禁煙学会は2月、こんな見解を発表した。
直径が2.5マイクロ(マイクロは100万分の1)メートル以下の微粒子は化石燃料や草木などが燃えたときに発生する。
たばこの煙もそのひとつで、フィルターを介せずに周囲に広がる副流煙に多い。
中国から飛来するPM2.5よりも「受動喫煙の影響の方が大きい」と主張する。

中国の非常識を言う前に自分達を律していかねばならないようだ。








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