銀河夢急行

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私自身もついに購入!! “名古屋市営交通の100年”

2022年07月30日 06時35分50秒 | 交通一般

私自身も、昨日、あのジュンク堂書店名駅店で見つけ、思い切って購入しましたよ。

この資料によれば、何と地下鉄東山線と名鉄線との相互乗り入れが破綻した直後、今度は一般狭軌の横に今のような上面接触式の第三軌条を敷設し、名鉄側が複電圧対応且つハイブリッド集電式車両で当時の新名古屋駅辺りから枝分かれさせて乗り入れる案も急浮上か。名古屋の有力財界が強く推し進めていた時期がありました。

しかしながら、これも、名古屋市交通局側は付帯設備の建設費が掛かることや、これからは一般狭軌でなく標準軌が新時代の鉄道界の趨勢だとして、頑なに拒否したらしい。やはり、東海道新幹線🚅🚄が鋭意建設中のことや、既に近鉄名古屋線の標準軌化が決まっていたこともあろうね。

なお、最初の相互乗り入れ計画では、あの旧国鉄113系や今のJR東海315系に倣ったかのような車体幅2950ミリの予定で、片側4扉の20メートル車にする計画でした。まあ、あのゲタ電の73系をWN駆動にしたようなイメージだったか。

ちなみに、今の鶴舞線や上飯田線、桜通線は片側4扉ながらも車体幅は2730ミリの筈だ。キハ8500系と同じく、いわゆる名鉄式20メートル車か。何だか、ほっそりしていますね。ちなみに、名鉄9500系と京成電鉄新3100系を比較した場合、名鉄側の方がやや細長いですね。勿論、軌間は異なるのだが。うん。

この際は、東山線に複電圧対応且つハイブリッド集電車両を思い切って導入し、近鉄八田駅付近にて近鉄名古屋線に乗り入れさせて、桑名か四日市辺りまで直通させたら如何?(笑)

東山線等を直流750ボルトに昇圧させるかどうかの課題も出そうだ。まあ、実現性は殆どないとは思うのだが。

一方、市バスはボンネット型ワンマン専用車やボンネットを廃したばつかりのツーマン専用車の写真が満載。市電はビューゲル搭載時代の2700、1800、1820、1900形や、同じくワンマン改造されたばつかりの1670番台も。

また、頻繁に八事や新瑞橋、矢田町にも姿を見せていた改造無音電車の1160番台のことも忘れられませんね。ワンマン改造後は元の姿に戻されたようだが。

価格は税込み5000円弱です。



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