銀河夢急行

公共交通の話題を中心に、幅広く取り上げます。
都合により無予告で投稿を休止することもありますが、宜しくお願い致します。

沖縄縦貫鉄道、蓄電池電車を標準軌上で走らせる案が浮上か?

2024年08月03日 13時55分07秒 | 鉄軌道

1972年に沖縄が米国から日本にめでたく返還されたものの、戦後長らく鉄道が全く無い県として島内交通は不便でしたね。
旧国鉄も返還後は在来線の敷設を非電化単線で検討していたらしいものの、財政悪化で立ち消えか。もしかしたら、本州で余ったディーゼルカーを回すつもりだったのかな?
そして、比較的近年には改めて沖縄縦貫鉄道構想が浮上。標準軌で直流1500ボルト電化、車両は京阪電鉄大津線並みの小型車両を考えていたらしい。
しかしながら、トンネル区間も多くなりそうで、且つ採算性もあまり良くはなさそう。
昨年には架線無しでも走れるハイブリッド車両とか蓄電池電車が急浮上したとか。
この案では、トンネル内はパンタグラフを折り畳んで蓄電池で走らせたいとか。
一長一短もありそうだが。うん。
また標準軌になるかどうかも極めて微妙だ。もし実現すれば、戦前の琴平電鉄塩江線以来の非電化標準軌鉄道が面白くも誕生する運びだが、建設費縮減のため一般狭軌になる可能性も?
いずれにせよ、我々が生きている間に開業するかどうかは分からんがね。(苦笑)



北陸鉄道石川線の新車は複電圧対応型になる噂も。

2024年08月03日 13時00分59秒 | 鉄軌道

北陸鉄道石川線の再構築プランがこのほど、どうにか確立した模様。
これによれば、老朽化した現有電車を全面的に更新か。純新車の2両組成☓6本が2028年から30年にかけて石川線に投入予定。また変電設備や駅施設なども更新される模様です。
浅野川線も含めて、見なし上下経営分離方式に。設備や電車は引き続き北陸鉄道が所有しますが、管理費や修繕費などは沿線自治体が負担するとか。何だか奇妙ですね。
将来の名鉄西蒲線や御嵩線が真似して果たして良いのかしら?
さて石川線の新型電車は18メートル車で片側3扉のVVVF制御になるとか。恐らく静岡鉄道A3000系のような外観になろう。
しかしながら、石川線は実はIRいしかわ鉄道への直通乗り入れや香林坊、北鉄金沢駅方面への延伸乗り入れ構想もあるとか。
そのためか、この新車は直流600、1500ボルトの複電圧車という話も。さて、どうなることやら? 浅野川線にも対応させたいらしい。
仮に併用軌道が造られない場合は、変電設備更新に合わせて石川線を昇圧すれば良いだけの話ではなかろうか?
取り急ぎ報告まで。