今夜は、お世話になっている呉服屋さんから以前チケットを譲ってもらった「薪能」が、ちょうど先日の台風に当たり中止になったので、その埋め合わせにと「ラテンコンサート」のチケットを頂いたので、母と行ってきた。
ラテン音楽はまさに踊りたくなる音楽だ。
しかし、今夜のコンサートは残念なことがいくつかあり、イマイチノリきれなかった。
第一に、PAが下手だった!
第二に、PAが下手だった!
第三に、PAが下手だった!
申し訳ないが、コンサートでこれは致命的に最悪な状態だ。一応私はレコーディングスタジオに勤めていたので、レコーディングとPAとでは大きな違いはあるが、普通の人よりは、音の良し悪しは解るつもりだ。(感じるという方が近いかも)
今夜のコンサートは「○○○子(←メインヴォーカリスト名)ラテンコンサート」と、メインはあくまでもヴォーカリストであるのは確かである。なのに、コンサート通してずーっとヴォーカルがもぐりっ放しである。これは非常にけしからん。一番酷いときは、メロディーラインすら聞こえない時もあったほどだ。
しかも!一番許せなかったのが、ギターソロばかりが異常にデカイのだ。(PAのオペレーターはきっとギターリストに違いない)ギターの音をあれだけ上手に拾えるのに、どうしてヴォーカルのリバーヴの付け方があんなにも下手なんだ!
私達は貰ったチケットだから良かったが、普通に買ったら3,000円くらいしたチケットだ。それなのに、こんな環境で聞かなければならないなんて、他のお客さんが可哀想だと思った。
そんなことを気にしながらのコンサートだったので、ちっともラテンな夜にならなかった私。
ここまでPAが下手なコンサートは生まれてはじめてだった。
(でも!パーカッションのセンスは最高だった!)
プロならプロらしく、いい仕事してくれ!
●蛇足
また、ラテンミュージックのライヴを楽しむには、やっぱり踊れるスペースがないとダメ。
しっかり踊らなくてもステップ踏めるくらいの、パーティー会場みたいな場所の方がよりベター。
今夜みたいな文化会館の中ホールでは、かしこまってしまい、体がうずいて不完全燃焼するだけかも?
それとも、周りの年齢層ゆえの、その状態だったのかな?
音を何とかする人みたいだけど…
gooの辞書で調べた答えの方がわかりやすいので。
下記参照。
PA(ピーエー)
〔public-address system〕
マイク・ミキサー・アンプ・スピーカーなどを組み合わせて電気的に音声を拡大するなどし、多くの人々に聞こえるようにする装置。コンサートや館内放送などで使われる。
とあります。
よって私のブログを読む際、PAの後に、「のオペレーター」をつけて読んでください。
ハウったりするともう許せん。
でも、それもあるけど、
ライブって周りのお客さんのノリがけっこう重要な位置を占めてますよね。
ノリのいい曲なのに手拍子も体揺らしもせずにずーっとつっ立ってるだけの人を見ると、
「もっとノらんかーい!!!」と突っ込みたくなります。
僕はライブ終わるとTシャツが汗だくな場合があります。それもどうかな、とも思いますけどねん(苦笑)
又、ノルか否かは、アーティストの力量とお客の質にも
よりますよねぇ・・・。
Tシャツが汗だくになるライヴに近頃行ってないなぁ・・・。
(もともと地味に見るタイプですが)
『トリガム』のライヴに行った暁には、年齢を忘れて、
最前列で飛びますよ!