飛行機だい好き パートⅡ

プラモデルと旅行 ハイキング の写真を
基本に不定期に載せたいと思っています。

奈良薬師寺東塔保存修理見学会

2012-06-03 17:52:18 | 現地説明会
奈良西ノ京にあります 薬師寺東塔の保存修理見学会に行ってきました
6月2日、3日と往復はがきの応募当選者だけが入れます
素屋根の最上階7階から相輪をまじかに見ることが出来ます












往復はがきの当落です 朝一番だと競争率も少ないかなと 9時にしました


もう25年ぶりでしょうか 始めの頃に比べて落ち着いた雰囲気を醸し出しています。


金堂から東塔の素屋根を望みます 完全に解体して使える部材瓦を振りい分けて
2018年12月に修理が完了します 26億8000万をかけて国県市が73%残り
7億2360万が薬師寺の負担になります














金堂の月光菩薩です その昔は小さな仮金堂に三体並んでいました



いよいよ素屋根の中に入ります 下から三枚目の屋根 正確には二階の裳階(もこし) が
正面に見える位置です 全員ヘルメット着用で見学です
明治31年から33年まで昭和25年から27年にかけても補修されています















下から3枚目の屋根の軒ですが、経年変化により、下の西塔のように瓦の端が、曲線を描かずに
真っ直ぐになってしまっています 垂木もかなりぼろぼろになってきています。







一番最上階に来ました 相輪と水煙の正面になります こちらから解体されるので 法要のため
五色の布が飾られていました。







地上から30数メートルの位置にある水煙の飛天が透かし彫りされています

外した後また見られるかもしれません
















この東塔をみたフェノロサは東塔を 凍るれる音楽 と呼んだそうです



この上からは大講堂が下に臨みます   遠くには平城宮の大極殿と朱雀門が見えます














まだこれからこのような見学会を持たれるので、機会があれば参加したいものです。






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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ハヤテ)
2012-06-03 20:32:58
地上30数メートルにある透かし彫りを
目の前で見れる事は普通ありませんものね。

素晴らしい見学会だったと思います。
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Unknown (シミヤン)
2012-06-03 22:19:38
これの記事が新聞に載っていました。
行きたいなぁと思っていたんですが行かれたんですね。
普段は見ることのできない上部構造物を
こういう機会に見られるというのはうらやましい限りです。

下から2枚目の写真
まさしく「天平の甍」ですね
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Unknown (apuro)
2012-06-04 18:32:34
やはり行ってらっしゃったんですね!。
ううう 教授の行動力おそるべし!。
「水煙の飛天」 酒田の土門拳氏のイメージしかないのに、、 間近で見られるとは、、。
返信する
Unknown (あきみず)
2012-06-05 21:06:18
ハヤテさん
コメントありがとうございます
往復はがきの申し込みが、運よく当たりました
朝早いのが競争率が少ないと思い狙いました。
これからも何回か公開があるそうななので
楽しみにしています。

シミヤンさん
コメントありがとうございます
車ですぐに行ける所に住んでいるのが、ありがたいです。下から見上げないで同じ目線で、見れる位置に上がれて良かったです 分解した部材は
全部この素屋根の中に収めるそうです


apuro さん
コメントありがとうございます
先週火曜から風邪をひいて熱もあったんですが
3日もまだ完調で無かったけど、見逃せないので
無理を押して行きました 
水煙の飛天は下から見ても分からないですが
まじかで見れたのは感激でした
土門拳氏の写真集は私のバイブルです
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