益田森林・林業普及情報

島根県西部農林振興センター 益田事務所

公共施設への高津川流域材活用勉強会が開催されました

2008年04月23日 | 木材
①日時:平成20年4月4日
②場所:吉賀町柿木村の公営住宅柳原第2団地
    及び益田木工団地内の佐々木馬一商店
③主催:吉賀町建設課・高津川流域林業活性化センター
④協力:西部農林振興センター益田事務所
⑤概要
 当日は天候にも恵まれ、関係者や一般参加の親子づれも含め、約30人の見学者が訪れ、高津川流域材の供給体制や供給方法、住宅の構造、設計、施工、乾燥材のストック状況など、それぞれについて専門家から説明があり、みなさん熱心に聞き入っておられました。
 今回見学した吉賀町公営住宅は2階建2棟で、1棟に2戸が入ります。1戸が3DKのオール電化で、若者志向にあわせたとてもモダンな設計になっています。
 構造材や、床、外壁にふんだんに高津川流域のスギ材が使用されており、まさに木材の地産地消のモデル事例です。
 住宅を建設するその地域の気候風土で育った木材を使うことは、木の持つさまざまなメリットが十分に生かされ、人にやさしい、丈夫で長持ちする家となるでしょう。
 また、当地域には良質な乾燥木材のストックがたくさんありますので、興味をもたれた関係各位には、ぜひ高津川流域の乾燥木材をご利用いただきますようご案内いたします。(内藤)


高津川流域スギ材をふんだんに使った公営住宅


勉強会の状況


乾燥材の説明


乾燥材ストック状況


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