駅に降立つ人を歓迎していた・・・ 古関裕而の像
街なかにある生誕の地 記念碑からも曲が流れる
信夫山の近くにある記念館 愛用のハモンドオルガン
記念館の サロン で流されていた 『1964年東京オリンピック』 の映像
JR福島駅に降立つ人々にいつも歓迎の眼差しを投げかけている像がある。 それは愛用のハモンドオルガンを弾く古関裕而の像だ。 1日に13回 作曲された代表曲が時報を兼ねて流れその場にいる人を和ませてくれている。 古関さんは生涯5000曲以上の曲を作られた。 ただ その作曲の仕方が兎に角ユニークで それは市内にある古関裕而記念館を訪ねるとわかる。 館内には作曲をする際に使っていたと言う書斎が再現されているのだが なぜか部屋の中央に座卓が3つ向き合うように置いてある。 何でも作曲中に気分を変える為に座る座卓を変えていたとか 其々の座卓に五線紙を置いて同時に複数の曲を作曲されたと言う事であった。 そして楽器は使わずに頭の中で作られていたと言うのだから驚いてしまう。 2020年に また東京でオリンピックが開かれるが前回から数えると56年ぶりになる。 前回使われたマーチは古関さん作曲のものであった。 さて次回はどの様なマーチなのだろうか今から楽しみである。 記念館のサロンで流されていた映像を見ていたらその東京オリンピックで当時の日本選手団が入場行進をする姿が出て来た。 古関さんの曲に合わせて力強く行進をする姿は今でも心がわくわくしてくる。 その前に今年もオリンピックイヤーである。 多くの日本人選手の活躍を期待しながらリオデジャネイロのオリンピックを楽しみたい。