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西部農林振興センター 県央事務所 林業普及第一課・第二課 からの情報提供

vol.8 安全第一!『トップが率先、みんなが実行、摘み取ろう職場の危険』

2008年07月08日 | 森林組合
 当日(7月4日)は、邑智郡森林組合の全役職員、森林作業、チップ工場、菌床工場等の全職員が集まり、県指定の天然記念物である参道大杉がそびえ立つ邑南町矢上の「諏訪神社」にて、午前9時過ぎから厳かに安全祈願祭が実行されました。

 【参道大杉】

 【看板】

 その後、10時半から会場を町立井原公民館に会場を移し、安全衛生大会を行いました。

 邑智郡森林組合では、昭和63年の合併以降、4名の尊い命が作業中に失われており、昨年度も間伐作業中に重篤な災害が発生し、冒頭組合長から「作業標準(手順)を遵守し、不安全な行動、不安全な状態を無くすよう、日々のKY・指さし呼称・ヒヤリハットを忘れずに、安全作業に取り組んで欲しい」旨あいさつが行われました。

 【組合長あいさつ】

 当事務所からは、これまでの災害を教訓に二度と災害が発生しないよう、原点に立ち返るという意味で「安全第一」という標語の語源を紹介し、安全作業の徹底を図るうえで有効な手法であるリスクアセスメントの取組み・定着をお願いしたところです。

 この他、森林組合の今年度の安全衛生方針やスローガンの発表、優良班褒賞、体験発表が行われ、午前の部を終了しました。

 【優良班褒賞】

 午後からは、林災防県支部の安全指導専門家から「リスクアセスメントの手法」と題し、研修会が熱心に行われました。その中で、「危険予知活動(KY活動)」と「リスクアセスメント」は車の両輪、安全の定着のためには、「安全作業の実行と習慣化」、「計画→実行→反省→計画の改善サイクル」が重要との話がありました。



 【研修会の模様】


 梅雨が明けると本格的な夏到来ですが、熱中症やハチ対策、交通安全に気をつけ「安全第一」でお願いします。

 ※邑智郡森林組合の今年度のスローガンを紹介します。
              (職場公募186点の中から選ばれた2点です)

  「安全の 意識高めるミーティング 意見交わして 安全作業」

  「あの時の ヒヤリハットを忘れずに 今日も一日安全作業」

 【スローガン】


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