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西部農林振興センター 県央事務所 林業普及第一課・第二課 からの情報提供

vol.12  目指せ無災害 ~1日1日の積み上げで~

2010年06月30日 | 森林組合
平成22年6月19日 邑智郡邑南町において、平成22年度邑智郡森林組合 安全祈願祭並びに安全衛生大会が開催されました。

平成19年度・21年度と重大災害が発生しており、今年こそはゼロ災を達成しようと、邑智郡森林組合の役職員・従業員が各所から参加し挙行されました。

邑南町中野の”賀茂神社”において、厳かに祈願祭が挙行された後、場所を中野体育館に移し安全衛生大会が開催されました。

     祈願祭(賀茂神社にて)

開催に先立ち、森林組合長から、
「役職員・従業員が一致団結して、重大災害を現場から無くしていこう。安全はすべてに優先するので事故を起こさないことを肝に銘じて欲しい」とあいさつがありました。

    あいさつをする森林組合長

引き続き、平成22年度の労働安全計画を整備課長が説明しました。その説明の中で、
”まず無災害100日”を達成しようと意思表明がありました。阪神タイガースの金本選手の全イニングフル出場の記録も1日1日の積み重ねであると同様、無災害連続日数も1日1日の積み重ねの結果であり、非常に有意義な取り組みと感じました。

次ぎに平成22年度の安全スローガンの発表がありました。職員・従業員118人から
218点の応募があり(H21は95名・172点)その中から
「気を抜かず 基本を守って安全作業 みんなで目指す ゼロ災害」と
「慣れた頃 油断のかげにひそむ事故 初心に返って 安全確認」の2点が22年度の
スローガンとして選定されました。

       スローガン採択表彰

引き続き、平成21年度の無災害班の表彰があり、20班(昨年は14班)が無災害を達成しました。
また、邑智郡森林組合の林産班長から「作業を通じて学んだ 貴重な経験と知識」と題して体験発表があり、
「チップ生産・おが粉製造・伐開・架線集材・困った事業等の多岐にわたる業務をした事で効率的かつ安全に作業するための細かな工夫等を勉強した。我々の世代が安全意識を強く持ち、若い世代の従業員へ伝えていきたい」と意思表明がありました。

      体験発表する林産班長

午後からは労働安全コンサルタントのN先生の講演があり
●安全への努力は未来永劫終わりはない
●リスクを見いださなければ安全対策は成り立たない    など非常に有意義な講演があり最後に
                安全のためのABCとして
                A あたりまえのことを
                B ぼんやりしないで
                C ちゃんとやる 
事が安全のために重要であるとして講演を締めくくられました。

     午後からの研修会

最後に、我々普及員も、現場で従業員の方々が災害に遭わないよう、危険作業が行われている場合は、注意喚起を行い、1日でも長く無災害が継続できるよう協力していくとともに、来年こそはゼロ災を達成し、全班が無災害班表彰が受けられるよう、組合と共に指導に努めていきたいと思います。

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