気持ち悪い。
横になりたい。
すぐに降りたい。
目が醒めすぐにそう思った。
飛行機はそろそろ降下をはじめるようだ。
機内アナウンスがそう言っている。
周囲を見渡すと、CA(スッチーって言わないのよね。キャビンアテンダント)が近づいてくる。
後ろから一人と前から一人。
前から来る人はかなり綺麗なおねえさんタイプ。
後ろから来る人は愛想なくあまり好みのタイプではない。
本来ならば当然前から来る人に声をかけるだろう。
だけどそんな余裕は私にはなかった。
一瞬早く私の側を通った愛想なしの方のCAに訴える。
「すみません。あとどのくらいでしょうか?き、気分が悪いんです。」
C「私の計算ではあと10分ぐらいでつく予定ですが、トイレ近くに移動されますか」
「降下始まったらトイレ使えませんよね。10分ならガマンします」
C「お水かなにかお持ちしましょうか」
「じゃあ、お願いします」
CAはお水とおてふきとポカリスウェットのペットボトルと下呂袋をもって戻ってきた。
これより先は呼ばれてもこれないし、トイレも利用できません。というようなことを念を押され、さらに不安は広がる。
お水を飲んでも、おてふきで汗をぬぐっても一向に気持ち悪さはなくならない。
何が原因なんだろう?
カツサンドか。
寝てないことか。
酔っ払い状態で搭乗したことか。
ただ、どうすれば楽になるかわかってる。
トイレにいって踏ん張ればいいのだ。
要は糞づまりの状況なのですよ。この冷や汗は。
実は以前にもよく似た経験をしたことがあるんです。
あれは、(私の妄想)おじいさんのふるさとパリからの帰りのことでした。
続く
横になりたい。
すぐに降りたい。
目が醒めすぐにそう思った。
飛行機はそろそろ降下をはじめるようだ。
機内アナウンスがそう言っている。
周囲を見渡すと、CA(スッチーって言わないのよね。キャビンアテンダント)が近づいてくる。
後ろから一人と前から一人。
前から来る人はかなり綺麗なおねえさんタイプ。
後ろから来る人は愛想なくあまり好みのタイプではない。
本来ならば当然前から来る人に声をかけるだろう。
だけどそんな余裕は私にはなかった。
一瞬早く私の側を通った愛想なしの方のCAに訴える。
「すみません。あとどのくらいでしょうか?き、気分が悪いんです。」
C「私の計算ではあと10分ぐらいでつく予定ですが、トイレ近くに移動されますか」
「降下始まったらトイレ使えませんよね。10分ならガマンします」
C「お水かなにかお持ちしましょうか」
「じゃあ、お願いします」
CAはお水とおてふきとポカリスウェットのペットボトルと下呂袋をもって戻ってきた。
これより先は呼ばれてもこれないし、トイレも利用できません。というようなことを念を押され、さらに不安は広がる。
お水を飲んでも、おてふきで汗をぬぐっても一向に気持ち悪さはなくならない。
何が原因なんだろう?
カツサンドか。
寝てないことか。
酔っ払い状態で搭乗したことか。
ただ、どうすれば楽になるかわかってる。
トイレにいって踏ん張ればいいのだ。
要は糞づまりの状況なのですよ。この冷や汗は。
実は以前にもよく似た経験をしたことがあるんです。
あれは、(私の妄想)おじいさんのふるさとパリからの帰りのことでした。
続く
きっと原因は『全部』ですよ~
あの時の時間って『1分が1時間』状態ですよね…
思い出しただけで、ツライ…
長かった。
トイレまでの道程。
我慢できたことに乾杯。