佐藤康行の『真我の実践・サンタ営業の実践』日誌…『ひよこ』から『にわとり』への道

うつに苦しみ社会からドロップアウトした人間が真我(=本当の自分)に目覚め、営業の世界に飛び込み、サンタ営業実践日誌です。

【第447回】席を譲った人と譲られた人、与えた人と与えられた人、どちらが幸せか?

2019-12-09 07:33:15 | 日記

昨日、私に起きた日常茶飯の出来事です。

会社帰りの混みあっている電車で、つり革に立っている私の、斜め右前の席が空いた。

私が座ろうとしたら、たまたま私の右に立っていた人も同時に座ろうとする気配を感じた。

一瞬、早い者勝ちだと思って、席に座ろうとしたら、右側に立っていた人も座ろうとするので、ぶつかりそうになったので、私は身を引いた。

そうしたら、右側の男性がさっと私に向かってニコッと笑って、手で『どうぞ』と合図してくれた。

私は思わず、深々と頭を下げて、社内の席に座らせて頂いた。

この間、僅か5秒くらいの出来事だったと思う。

席が空き、座ろうと思った瞬間に、隣の男性も座ろうという気配を感じた瞬間に、私はとっさに『早い物勝ちだ』との気持ちがサッとよぎった。

そして、お互いが席に座ろうとしているのを感じて、私が身を引いたときは、正直少し『ちきしょう』と思ってしまった。

しかし、その瞬間、隣の男性からサッと手で『どうぞ』と席を譲って頂いた時には思わず深々と頭を下げずにはおれなかった。

席に座った瞬間に、いい意味で『負けた』と思った。

どちらが人として素晴らしいだろう。

あんなに爽やかに、私に席を譲って下さった男性が、とても輝いて見えた。

正直『我先に』と席を勝ちとろうとした自分が、恥ずかしくなってきた。

与えられることよりも、与えることのほうが、はるかに心豊かになれる。

そういう心豊かな人には、黄金の谷の法則が発生し、さらに豊かになっていくんだろう。

佐藤学長の言葉に『出せば出すほど増える』という言葉があった気がする。

また、全然、今回の話とは全く関係ないけど、

佐藤学長は、タクシーに乗ると『タクシーの料金メーター』が『上がれ、上がれ』と思うらしい。

私は、『タクシーの料金メーターよ。上がるな上がるな』と思う。

生まれてから、今日の今日まで生きてきて、一度たりとも『タクシー料金のメーターよ上がれ』なんて誓って一度もない。(笑)

正反対だ。

与える側なのか受けとる側なのか

与える事を喜びとするのか、与えられる事を喜びとするのか

くれくれ、欲しい欲しいで、生きていくのか

どうぞどうそ、と与える喜びで生きていくのか

一体、どちらの生き方か幸せなのかと、ふと思った。

答えは明らかだった。

以上です。

ありがとうございました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿