<290 NHK広島記者 秦泰恵さんと絵師、右手に「げんきなこ」の似顔絵>
去る10月13日 あいプラザで行われた「げんきなこコンサート」より
「げんきなこ」がNHKで全国放送される
妻のきなこさんが作詞作曲、ボーカル
夫の元気さんがパソコンで音楽作成・動画作成
今年の4月に夫婦で音楽ユニットを結成し、自宅で録音風景や、コンサートの模様
また、パーキンソン病になったが故、生きる力を持つ元気さんからのメッセージや
その元気さんを音楽を通じて支えるきなこさんとの夫婦愛
きっとあなたの胸に響き届くと確信します。
皆さま方にご案内し、是非とも見ていただきたい。
「げんきなこ」の魅力を少しでも感じていただければ幸いです。
日 時 平成25年11月12日(火)
14時~15時
番組名 NHK「なんでも情報」
これから綴りますコンサートの模様の写真は明日載せます。
昨日開催しましたパーキンソン病友の会の友人、鎌田俊三さんのコンサートが
大盛況の内に滞りなく終了しました。
このコンサートは、プロ歌手「樋口了一さん」と「鎌田俊三さん」のジョイントで
一部を鎌田さんの自著「パオ~んおじさんとの夏」の読み語りで
パーキンソン病の理解と平和について訴えた。
一部 コンサートの先陣を
只今ノリノリ、私の一押しのデュオ「げんきなこ」がきった
「げんきなこ」として、夫である元気さんが挨拶をされた
これまでのコンサートは妻のきなこさんがされていましたが
初めてのできごと
言葉の発声が難しい元気さんだが、奇跡を呼んだ
発音が今までにない凄く綺麗だ
これはいいぞ、
鎌田さん、元気さんに続け!
鎌田さんを中心に周りを囲むのはパーキンソン病友の会の
「コーラスたんぽぽ」のメンバー
難しい体を押しての参加は、日ごろからの練習の積み重ねを
彼と共に発表した。
出来はどうでしたか?
鎌田さん自身、リハーサル時はOFF状態(薬が切れている状態)でした、
唇、手足の震戦が著しい状況下、さぞかし苦しく、悔しく
十分なリハーサルができず本番への不安がよぎったことだろうね
君のこれまでの足跡は知っているつもり
教育者としての君は常に弱者の立場で行動していた。
そして童話作家として、自著の童話を読み語りという形で
平和を訴えてきたことも知っている。
私は君がリハーサルしているその時から目頭が熱くなってきた
出会った頃の君と、昨日の君が同一人物と認めたくなかったから
あの頃は(今でもそうだが)友の会ではスターダムの域
3年前に発表した「パーキンソングを歌いながら」は、
全国の同じ病を背負い、苦しく、辛い日常を送っている仲間やその家族に
君の「パーキンソングを歌いながら」の詞とメロディーは
どんなにか勇気つけられたものか、
僕の愛唱歌でもある
そして、歌の指導をする君は生き生きと輝いていた、
♪前へ前へ前へ、
歌って歌って歌って
パーキンソングを歌いながら♪
「これが最後になるかも・・・」と、
弱音を吐いたメールを届けた君に
何度か突き返そうかと思った
いつごろだったか、
私が不用意に使った言葉に
君は僕に激怒した
僕は君と違って調子者だから、ついついと弁解した
エネルギッシュであのパワーはどこから
どこに
二部 「樋口了一ポストマンミニライブ」
樋口了一様には大変申し訳ございませんが、
今日まであなた様の存在を知りませんでした
プロフィールを見させて頂き
知らなかった私が恥ずかしく思いました、
ご自身も同じパーキンソン病の宣告を受け
華々しい芸能界での活躍はキャリア・年齢的にも
本来頂点を極めている頃だけに
その宣告は辛く苦しんだことでしょう。
私もそうでした。
宣告を告げられれば誰だって・・・
シンガーソングライターとして、
ギター片手に歌うというスタイルから
ギターを置くことへの決心は
樋口了一のレッテルを放棄してしまうほどの
重い出来事だとお察します。
私もカタコト程度のギターを弾いていましたが
樋口様がおっしゃっていましたように、同時に二つの作業ができない
私もそうです
手首が硬くなりストロークができない
重い物を持つ力はありますが、
弦を押さえる小さな作業は集中しても力が入らない
樋口さんと似通った症状ですね。
ご自身、病をオープンにし、
今では「ポストマンライブ」と称し
全国各地でパーキンソン病への理解を求め
訴えるライブを行っているとのこと
ただただ頭の下がる思いで一杯です
コンサートで歌って下さいました「手紙」
一見語るよな歌い方は、声にオブラードニ重三重に巻き
太い声を押し殺したように歌われる樋口さんに
多くの観客の胸を熱くさせました。
大切にしておられる詞は私達の胸に十分届きました。
“手紙”の配達人さんとして
まだまだ多くの町というポストが待っています。
体に十分留意され
樋口了一さんのあの声で
樋口了一節
樋口了一ワールドを
皆さんに届けて下さい
樋口了一さんこの度のコンサートを
届けて下さり 本当にありがとうございました。
樋口了一さんの
今後の益々のご発展を祈念し
お礼の言葉とさせていただきます。
そうそう、この度の記録写真担当として
控室で写真を撮らせていただきました 大上克己です
芸能界のトップ歌手としてでなく
同じ患者として気さくに話しをして下さりありがとうございました。
「年齢的にも症状的にもよく似ているね」、と言われ
薬の話しに発展し盛り上がりましたね
「僕は○○と○○を服用しています。」
『よくにてるね、僕は○○だよ』
屈託のない会話、一生忘れません、
記念撮影の時樋口了一さんから、
『肩を組もうか、それとも握手?』
樋口さんのファンが知ったら、おこられるかな羨ましがられるかな
ありがとうございました。
題 : フサフサとハゲ