誰が名付けた『平成の絵師』大上克己

【似顔絵がつなげる心の懸け橋】
いつかはあなたの似顔絵が・・・

ご報告 「2015 松本浩作品展示会」

2015-08-31 23:48:13 | 日記

 <337 松本浩さん御自身による手作りポスターの前で>

 

「さすが!」

さすがと言う言葉しかない

 

新聞で個展をされている松本浩さんを知り

初めてお会いしたのが4年前の可部での展示会

墨絵を中心とした作品の数々に圧倒されたことを思い出す

今回のオリジナルポスターも墨絵でトラを描いておられる

その展示会も

本日を以って終わりました

最終日はあいにくの雨模様でしたが、

この度のロングランの展示会

多くの来館者さんの心をさぞかしつかまれたことでしょうね

 

彼の画風はとても優しさで一杯だ

たとえばこの作品

「やっと一人になれました」

タイトルがいいでしょ

そして

米俵を背にしてグースカ眠っちゃったんだね

お疲れじゃったねと連想させる

素直な絵、

素直な色遣い

素直な言葉

あー癒しのカタマリの作品なんだよね
(写真が小さいのと、額の面に光反射でみにくいのが残念)

この作品は

「風刺漫画の募集」に応募された作品

4年前だったと記憶しますが

その年に応募された彼の作品が見事に入選された

そんな筆使いの技術と レイアウトセンスの持ち主の彼

今回は残念ながら入選を逃したとコメント付きの作品展示でした。

彼が得意とする七福神

宝船も18番だね

掛け軸にすると作品が益々グレードアップ

似顔絵を掛け軸にするとどうだろうかね

品が落ちるんかね

ギャラリーの天井はシャンデリア

ゴージャス!!

新たなる挑戦

彼が所属している法人が

オリジナル商品を東京は銀座で

テスト販売されたみたいだ

パッケージの絵は勿論彼が描いたもの

展示会会場で彼と会えなかったのが残念ですが

更なる飛躍応援しますから

またの展示会 楽しみにしています

お疲れさまでした。

 


緊急ご案内 「2015 松本浩作品展」

2015-08-26 23:22:51 | 日記

                 <336 松本浩様>

 台風15号は九州を縦断し、日本海に抜けた。

大型台風だけに暴風雨圏が広く、私の町(村が正解かも)にも避難勧告が発令された。

この度の強風と強い雨は、一年前の広島市安佐南区と安佐北区に

大被害と75名もの尊い命を奪ったあの“8.20”の大洪水と土砂災害の模様を連想させる

 

本当にほんと、昨年の8月26日は被災された地域、安佐南区八木地区の現場へ

微力ではありますが、復興復旧への一助になればと足を運んだものだ

実はあの8月20日の次の日、21日から広島市内で「似顔絵展示会」を開催いたしました

 

ニュースの映像が繰り広げる被災状況は、よく知っている同じ区内でのこと

そのうえ、お亡くなられたお一人は、職場の先輩の義姉にあたる77歳の女性と知る

自然災害の恐怖、ショッキングな出来事、

この様な状況下に、のうのうと展示会をしていても良いものかと悩んだ

 

彼も悩んだひとりであろう

同じパーキンソン病を患いながら、プロのイラストレーターとして活躍している

パーキンソン病友の会の仲間、松本浩さんである

彼は安佐北区可部地区に居住し、活動の場を同地区を拠点としている

その隣接する地区で一夜にして死亡者や多くの住まいを流され失うほどの大惨事に

「作品展示会」を計画されていたが急きょ中止されたようだ

 

その彼から「2015 松本浩作品展」の案内がきた

その案内状に上述した旨が書かれていた

2年ぶりの作品展だそうだ

松本さんには申し訳なかったが、展示会が一ヶ月間と超ロングランであり

いつでも行けると考えていたためうっかりしていました。

 

遅ればせながら明日27日に

「松本浩作品展」を楽しみに行かさせていただきます

久しぶりにお会いしましょう

 

<ご案内>

「2015 松本浩作品展」

展示場所 「小町クラブ」1Fギャラリー

       広島市中区小町 (中国電力本社の裏)

展示期間 平成27年8月1日~31日 9時~21時

       日曜日は休館

 

2012年4月20日の当ブログにて、松本浩様を紹介していますので

添付しておきます。

 

<166 安芸の案山子さんこと「松本浩」様>

2年前のことだったと思う、
松本浩さんの話題が中国新聞に載っていた。
その記事を読まれたパーキンソン病友の会広島県支部の
前支部長水野様から連絡を頂いた。
「凄い墨絵を書かれていますよ、大上さんと気が合うとおもうよ」

水野様は更に「友の会に入って下されば、大上さんも精がいいよ」
年齢が近いからとも付け足し。
そう、彼もパーキンソン病をしょっていながら墨絵や挿絵、詩などを
書いている。
病歴は私とほぼ同じ時期、違うのは年齢差、
近いと聞いていたが10歳もお若いじゃないか。

安佐北区の可部にある瓦屋をホームグランドとし
そこから様々な作品が生まれている。
彼の思考が絵筆を通し、さえわたる作品は癒し系の作品が多い。
目を引くのは石仏、お地蔵さん!
そこに添えられている詩がまたまた生かす。

彼の凄いのは仕上がった作品だけじゃない。
下書きなし、また他人の私が制作されている様子を覗きこんでも
びた一文動ずることなく仕上げていく様はあっぱれだ!
それは若いときに漫画家にあこがれていたという彼は、
安定した大手の企業を退職までし、絵筆を握っていくことを生活の手段にしたその決断力は
自信がみなぎるからだ。
その作品の一片を観ればなるほどと思った。

プロとして活躍されている彼と、同じ土俵に立つというおこがましい思いはありませんが、
彼との出会いと、彼が生みだす作品に触れ凄く刺激になったには違いない。
同じ病気を患う者同士、
一瞬でもいい、病を気にすることなく書くことの楽しみに
切磋琢磨し、笑いや、うなずいていただける作品をこの世に残していけたら
いいと願う。