誰が名付けた『平成の絵師』大上克己

【似顔絵がつなげる心の懸け橋】
いつかはあなたの似顔絵が・・・

瀬戸田図書館に行ってきました。

2013-03-31 23:35:37 | 日記

<239 宮地真一様>

緑井天満屋さんのギャラリーでの作品展示会が
1週間前に無事終了しました
僅か5日間の開催ではありましたが、新しい出会いや
楽しい話題など今すぐにでも皆さまにお届したいことばかり
しかし連日に及ぶ深夜に無理をおしての作品作りは、やはりこたえたようです。
話題の提供は日が経ってしまうと新鮮さに欠ける
また年のせいでしょうか、新しい記憶は日々飛んでいく
そのような状況下、NTTクレドを会場とした話題はまだ沢山あり
緑井天満屋さんの方までは手付かず状態
このまま風化しなければよいのだがと、ついつい自分を疑ってしまう。
そんな中、今日 尾道瀬戸田図書館で開催されている似顔絵画家「宮地真一さん」の
作品展示会を見に行ってきました
勿論ご案内していました私の特別展示はどのようにかと、興味津々で!


遠出の運転手は勿論私のアッシー君こと、87歳に成り立ての父である
大の息子である私は、後部座席でぐうぐうといつもの居眠り状態の様
目が覚めた時は 既に尾道市内に入っていた
ここまでトイレ休憩することなくノオストップで走り続ける父に一言
   「大丈夫か、眠くはないか?」
   『しゃーない(大丈夫という意)』とひとつ返事が返ってはきたが
やはり87は87才、
加齢による運転技術や反射神経の衰え、周囲への確認不足等
ちょくちょく危険なことがある。
一方私の運転技術は、反射神経はどうなんでしょうか、
一般道を走る時はさほど感じないのですが、高速道路を走ると体全体が
一本の針金状態となる そう一時的に硬直状態、それはハンドルさばきや
ブレーキ類の踏み替えに影響し、余裕のなさでの運転はリスクは高い。
父と私の運転技術、安全度・危険度について比較してみるならば、
悔しいかな6対4位で父の方が安全パイかな・・・。


ようやく瀬戸田図書館に着いた
着く直前のこと、私の居住する地区の消防団が、日帰りで四国に行く途中に
展示会場の図書館に寄って下さった
四国からの帰りに立ち寄ると聞いていたので、到着時間など気にせずに走ったが
会場に到着する寸前に団員を乗せた車は出発したらしい。
ニアミス、もう5分でも早く出ていればとで9人の団員と会えずじまいでした

早速展示会場である図書館に出向いた。
2年前に展示会をさせて頂いたので、到着後は迷うことなく会場へ着く
馴染みとなった中岡館長さんが出迎えして下さった。
館長さんには、NTTクレドも天満屋さんにも瀬戸田から来て頂き
そのお礼の挨拶を、親子して何度も頭を下げました。

図書館に入るとシーンと空気が張り詰めている

本を読まれてる方に迷惑のないように、図書館の職員さんも
来館されている方もルールを守っておられるに違いない
咳払い一つもないシーンとしたなか
目の先に宮地真一さんの絵が飛び込んできた
続きは明日

只今 写真の取り込み不良にて手を焼いています。


楽しかった5日間、感謝の気持ちでイッパイです。

2013-03-25 23:45:06 | 日記

それはあっという間の五日間でした


泣きあり、笑いありの5日間
印象深く記憶に残る展示会でした
ご来場数は、決して多いとはいえませんが

ご来場下さいました方に実演と、塗り方の説明などを直接伝えることで
私の作品に興味をもって頂けたらと思う
それはそれなりに楽しかった、親近感を抱いてもらったりとか・・・

残念なのは、展示会場に仕事関係で終日私がいなかったこと
ご来場の皆さまへは大変なご無礼とご迷惑をお掛けしました。
お詫びを申しあげます。

 

でも良いこともタップリとありますから、こうご期待を。
てなことで、展示会場内でのオモシロ話しを、早速シリーズ化して
このブログで紹介できたならと考えています。
トップバッターはこの人かな
昨冬にNTTクレドにばらいた種が、もうすぐ開こうとしているのかな
その種は人となり、人となったそのお方は展示会場へ足を運ぶ
気になって来た、
次回はその人、かな?

この度の似顔絵展は緑井天満屋様からオフヮーを頂き、
あのような立派な会場の提供や、新聞広告まで出していただいた
誠にありがとうございました。
また、広島ケーブルテレビ様の「似顔絵展」への取材と放映は
幾度となくリピート放送され、その上には番組欄に写真入りで
紹介までして下さった、ありがたい

また展示期間中にイベントを二つ設けた
一つは「青空すずめと名乗って50年、すずめがひばりを唄って60年」と題し
青空すずめさんのデビューを展示会場でソロコンサートとして出演して頂いた。
すずめさんのソロデビューは大成功、その立役者は演歌ピアニストとして
これまたデビューとなった音楽療法士の木村美子先生
最終日は游水氏をナビゲート役とし、今日の私と絵との出会い、接点を探るトークショーを開催
遊水氏とお二人の頑張る姿に魅せられ、その波に気持ち良く私も乗せられました。
詳しくは後日のブログでお楽しみ下さい。


展示会開催中! 原画見に来てェー

2013-03-22 23:59:49 | 日記

<239 ボランテアさん その一>

先月、職場の施設にボランテアグループ「そよ風」さんが来られた。
これまで何度か訪問を受けているため顔馴染みになっている。
6人という小グループそよ風さんが披露されるジャンルは、日舞5人、カラオケ1人。
プログラムはあっという間に全て消化、利用者さんと一緒に楽しく過ごした職員も
憩いの気分に浸った。

そよ風さん帰り際、出演者のお一人が「大上さん似顔絵描かれるんですよね」と言われ
悪い気分はしない単純な絵師オオウエ
「いいっすよ」と軽くひとつ返事
『皆な来てェー、描いてもらえるんだって』
                         “エっ!” 
                               “6人も”
カクシテ単純絵師は、6人さんいらっしゃいとなった
まだ全員描いていないが、取りあえずトップバッターは238の男性
とてもお洒落なダンデ―    カラオケを2曲唄われました。

只今、緑井天満屋さんのギャラリーにて
平成の絵師大上克己の似顔絵展を開催しています。
期間は24日(日曜日)まで
明日の23日と最終日の24日は、ちょっとしたイベントを設けています。
    
    23日は、すずめがひばりを唄って60年、
          青空すずめこと川本悦子さんが、こよなく愛する美空ひばりを
          唄います。
          ピアノ演奏は、音楽療法士 木村美子先生にお願いしています。

    24日は、手前味噌で書きにくうございますが、
          大上克己のトークショーを繰り広げます
          ナビゲーターは游水氏

    何れも午後2時より

    ご来場お待ちしています。

 


今日の日と、意味

2013-03-20 23:56:50 | 日記

<238 Mさん>

あれからもう18年もの歳月が流れたんですね、
そのことを知らない世代の子がもうすぐ二十歳になる


3.11あの震災の相手は自然という猛威
映像からみる実情はあの防波堤もブロック塀も松林も
一息に飲みこんだ
人はなすすべもなかった その無力さ

3.11の証言の番組をみた
車が家が電柱が自販機が
流されている
信じられないその光景に、とてつもない光景がさらに
流されている家の屋根に男性がしがみ付いている
その男性の証言より
偶然にも流れてきたボートに飛び乗り流されるままに
そこにガレキにしがみつき流されてきた男性
その男性はボートの男性の手によって引っ張り上げられた
幸運にも・・・
人が人の手によって命を落とさずに済んだのだ


よりによって18年前の今日は
私が勤めている高齢者通所介護施設の初日の日
当時定員25名に対し5名の利用者さんと職員5名が
歴史的な第一歩を踏むはずだった
今は舞台として使っている休養室の真ん中に陣取った10名は
掘りごたつに足を突っ込みテレビに集中している
テレビから写り出るものは
あの「地下鉄サリン事件」
十数名の尊い命を一瞬にして奪い、
6千人もの人をガスでもって恐怖におと締め
今なおそのガスの後遺症で苦しめている
人が人に対しての成し得る行為なのだろうか
あれからもう18年もの歳月が流れました
そのことを知らない世代の子がもうすぐ二十歳になろうとする
一瞬にしてガスを吸った犠牲者、
ご本人様 ご家族様 
生涯を苦しみ抜くことになりましたね
ご供養させてもらうためには、あの事件を忘れまい
そして風化させてはならぬと改めて思った


今日、緑井天満屋さんのギャラりーにて
私の似顔絵展示会が24日の日曜日まで開催される。
初日の今日は月に一度の半ドン就労の日を当て
午後3時に会場入り
前日の準備時は、正面の入り口にパテーションの壁があったが、
今日は全くのオープン、こりゃあいいわ
待ちわびておられたお客様は、尾道の瀬戸田図書館の中岡館長
わざわざ遠くからお出で下さった
また明日からはその図書館で、瀬戸田出身の似顔絵作家
宮地真一さんの作品展示会に、私の高校生の時の作品を
特別出展して下さることになっている。
(詳しくは一つバックナンバーを読んで下さい)
ウオーミングアップさせて下さいと中岡館長に申し出て
描かさせて頂いた
*デフォルメのライン失敗、作画法失敗、画用紙選定の失敗
 到底お見せできるような作品ならず
 ここがプロとアマの違いなんだよね・・・

(悩んだあげく、出しちゃいました、中岡館長さん!)

続いてMさんという女性がおいで下さった
そもそも展示会場の隣がお仏壇の展示会で
Mさんはろうそくとお線香を求めに来られたのだが、
展示会場入り口に展示した私の挨拶文やプロフィールを読まれ
話しを切りだされました

『私の主人がパーキンソン病でしたが、昨年亡くなりました』
誤嚥から肺炎をこじらせたとか、まだ59歳の若さでした
私と一つ違い、
まだ一年も経っていないご主人の死
前を向き前進しなくちゃと思っていた矢先の絵との出逢いだと言われる
59歳という年齢がひっかかった訳ではありませんが
人事とは思えぬ
「どうぞ座って下さい、描きましょう!」
ご主人様のご様子とパーキンソン病について話しながら
描き込んでいく
Mさんご自身の絵の進行にジローっと興味津々

辛く悲しいことでしょう、
でも前進しないとね
笑みのある生活を一日でも早く取り戻して下さい
その願いを込めて作品に一筆入れさせていただきました。

    ご主人様が見てますよ

       そうそう  その笑顔!

Mさん、人目を気になさることなく大粒の涙をポロポロと
おとされました
お見せしましたご覧の絵、やはり素人絵ではありますが、
私の願いが似顔絵という媒体を通して少しでも届いたならば
本望です。
似顔絵の力を信じたい
絵師という語源に少々重みを感ずる今日この頃だから・・・

展示会は3月24日まで
緑井天満屋3階にて

ご案内ガールは、7人の孫のおばあちゃんとなった私の姉


◎掲載に際しまして、事前にMさんの了解を得ています。





 


明日に迫りました

2013-03-19 23:51:19 | 日記

平成の絵師「大上克己」のブログに訪問して下さっている皆さんへ

この数日間というもの、ブログ更新がまともにできず
大変申し訳ございません。
途中で体調不良を理由に中途半端な文章で投げ出したり
新屋まりさんのコンサートへお誘いはするものの
報告せず終い
そして更新なしの日々が続いた等
改めまして皆様方にお詫び申し上げます。


欠かすことなく定期的に更新するのが望ましいのですが
明日の緑井天満屋さんでの展示会に向け
この数日間というもの、必死に似顔絵を描いていました。
毎年のことですが、冬の寒さが手に堪えます。
描きたくても描くことが殆どできず、
暖かくなったこの数日間が勝負でした。
言い訳めいていますが
実情はこのようなことでした。

そして本日、明日からの展示会に向け
会場の緑井天満屋さんに準備に行ってきました。
会場のスペースが分らないまま作品を持参したため
多くの作品が残ってしまったことが残念でしたが
数日間で描いた新作の十数点を展示できたことで良しとしたい
準備は父と姉、そして私の右腕的な存在 游水氏によって
会場の設営がなされた。

この度、ご縁となった緑井店での経緯について
サポートチーム販売計画担当 課長代理 山田周二様にお聞きしました。
するとこのような思わぬ素敵な返事が返ってきましたので
ごらん下さい。


『NTTクレドの展示会を観に行ったものが感動したと言ってきたので、
私も展示会へ観に行ってきました、私も感動しましたネ。
その会場でスタッフとして働いている游水氏は、たまたま私の知り合いで
游水氏を介してこの度の展示会の要請をしたのです』とのこと。
嬉しいですね、似顔絵もどきで感動を与えるなんて初めてのことだ
イヤそうそう、もうひと方いました。


(話しが横道に反れますが)
宮城県気仙沼で津波の被害にあった松本魁翔君のおばあちゃんも
その一人だ
発災4日目の新聞に載った「ペットボトルで水を運ぶ少年」魁翔君の写真を見た瞬間、
涙がこぼれましたね、感動しました。
早速その少年の絵を描いてブログに載せていたら、一年半後おばあちゃんからの
お手紙が届き、「孫の絵を宝物にしたい」と綴られていたんです。
感激しましたね、そんなにまで言って下さって・・・。
その魁翔君、今日は小学生の卒業式だったよね
どのような思いを持って卒業式に臨んだろうか
あの震災が一人の少年の人生にどのような影響をもたらすものだろうか
たくましく育ってほしい。

つい先だってまで魁翔君の祝いを考えてたが、頭が展示会に傾いてしまい
だめだなー私は。

大幅に話しが飛んでしまいましたが、軌道修正!
明日が初日、緑井天満屋の3階で似顔絵展を開催いたします。
どうぞお時間がとれそうなお方がいらっしゃいましたら
お出かけください、
お待ちしています。
魁翔君の絵も展示してますから。