誰が名付けた『平成の絵師』大上克己

【似顔絵がつなげる心の懸け橋】
いつかはあなたの似顔絵が・・・

個展最終日。

2011-01-31 01:04:01 | 日記

昨年の12月13日を初日に迎え「大上克己似顔絵展~難病と闘いながら~」と題しました似顔絵展も本日を以って最終日、終了となります。展示会に声をかけていただきました会場の都合により、土日曜日、祭日がお休みという条件があり、私自身、会場に足を運ぶことがあまりできず、観にきて下さいました多くの方とお話ができなかったこと、申し訳なく思っています。                                                     さてさて、似顔絵展示の方は如何だったでしょうか。少しは楽しんでいただけたでしょうか。               素人画ゆえ大層な作品ではありませんが、ほんの少しでも「クスッ」と笑ったり微笑んでいただければ、私にとりましてこの上ない喜びでございます。                                                          一日限りとなりました今日、このブログを読まれまして興味・関心を持たれましたお方がいらっしゃいましたら、是非お立ち寄り頂きたいと存じます。                                                        センターの職員様、あと一日ご厄介をおかけいたしますが、どうかお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

<044 中国新聞社 I記者>                                                              展示会の担当であられた平谷学芸員様が、展示会の案内状を作って下さった中にプリントされました3枚の内の一作品です。                                                                       この作品にはペンを初めて使用しています。何人かの方から「面白い描き方」と言って下さいましたので、今後何枚かトライしてみようと思っています。

I記者さん、期間中にお出て下さり、またコメントまで残して下さりありがとうございました。                        ご自身とお会いなさっていかがでしたか。         


熱き闘い!

2011-01-30 11:05:01 | 日記

 深夜0時キックオン、サッカー、アジアカップだ。頂点に立つのは果たして日本かはたまた豪州か。                   高さの豪州に対して、小技で攻めるザッケjapan。 前半は球のキープ率は豪州が占めたが、守護神川島のスーパーセーブの連発、日本はゴールポストへの詰めが甘く両者無得点。

後半においては、両者攻撃に守りに激しい攻防戦にも関わらず、最後の最後に詰め切れず得点が入らない。              どうやら韓国戦の準決勝を思わせる二の舞いか、テレビを前にした一人握る手は熱い。                   これより延長戦に突入、15分間のハープの死闘開始。その開始直後、藤本に代わり我らがサンフレの李忠成登場。去年のjリーグ後半に怪我の佐藤寿人に代わりFWを任された選手だ。李は監督の起用に応えること11試合で10得点という驚異的な数字を残すなど大ブレークした選手だ。

起用されて間もなくボールをキープした李の足さばきは軽やかとテレビ解説者は言う。                         延長戦、後半4分、その時がきた、長友が左サイドからボールをキープしながら突進し一人二人交わしてゴールポストやや左に絶妙なセンタリングを上げる。                                                 「試合に出られず悔しい思いをしてきた。出たら俺はヒーローになる」と試合後のインタビューに応えた李忠成の前に球が飛んできた。やや空中に浮いている球にジャンプし、左足でジャストミート見事なボレーシュート!                        「ゴール!」アナウンサーの声はサポートどよめきげ消されていく。                                なんと、あまりにも美しすぎるシュートであろうか。

この日を待ち、勝ち得るためには、どれだけの練習訓練を重ねてきたのだろう。苦しい辛い日々に自ら音を上げたり、試合に出れないジレンマに涸れたこともあるだろう。そこを乗り越えてのあの美技!。               己を信じ己に克った証しと思う。    運もモノにするのもプロたる大物の証。                                            かつて代表で活躍した都並はテレビの前でこう言った。

「李がやるような気がする。 彼は‘何か持っている’」って!

李を素質を見抜いたザッケローニ監督、選手起用、解説者も戸惑った攻撃スタイルに私からMVPを伝えたい。

熱い熱闘に一人一喜一憂し幸せな夜を過ごした私。                                             同じ夜、自然の猛威、降り積もる雪と闘う地域の人々、降り積もった火山灰は決して溶けることのない不安にかられる地域の人々、鳥インフルエンザでまたしても殺傷処分対象となり、生活の糧を失い失望にくれる地域の人々、また難病と闘い続ける多くの人々、

苦しい現状のさなか、深夜に及んだサッカーの勝利が‘つかの間の感動’になれたらいいんだが。

 

<絵043 三津谷祐(トヨタ自動車九州)>                                                                サッカーの選手を取り上げたかったのですが、描いていないもので、同じアスリートから駅伝ランナーを載せました。2年前の「ひろしま男子駅伝」に3区を走り、区間賞、MVPを受賞した選手。

※中国新聞に掲載された写真より                                                

 

 

 

 


槙野のためにも!

2011-01-29 21:31:10 | 日記

地球温暖化と言われ始めて何年経ったのだろう。                                                      週を追うごとに今冬最大の寒波、厳冬と報道の文字が踊る。どうやら当たらなくても良い天気予報は私の都合のいいようになってくれない。外を眺めると既にあたり一面銀世界となっている。                               

今夜の激冬に激闘を繰り広げられるであろう「サッカーアジアカップの決勝戦!」                         いつ頃からサッカーに興味を持ち始めたのだろう? カープファンなら誰にも負けない自信があったのだが、現在働く施設に転職してからというものは、野球の話題に触れることが殆どなくなった。女性主体の職場という環境がそうしたのだろうが、ここ数年前から若い男性が職員として加わりスポーツの話題が多彩になってきた。

だいすけは、就職した当時は丸刈りでりりしい青年であったが、現在丁度いい年頃となり、髪を薄っすら染めた容姿は今風の男性。そのだいすけはかつて空手でならし、真剣試合では鋭い眼差しで相手を圧倒したとか(とかとか話で結構喰らってあざのオンパレードも事実である)

しんやは高校球児で愛媛県大会では甘いマスクで女学生をとりこにしたとのエピソートも・・・。そのしんやは今ではサッカーの虜になり、サンフレッチェにはちょっとうるさい存在。

ひろあきは、バレー部所属、そのひろあきは昨年の夏、かおりという女性にアタックし見事命中。若手男性職員の先頭をきって家庭というひとあかりをgetした。アタッカーはコート外でもアタックできることを学んだ。

たくは、バスケットボール部員。すらりと伸びた長い脚で職場の廊下を階段をいつも走り抜けている。すばしこさは若手の中では群を抜くであろうと定評。いつぞや若手男性職員がジャンプの力試しをしているのを見たが、やはりジャンピングは一番だった。ちなみに背が一番高いだいすけは、最近ややしまりが落ちた分たくには到底及ばなかった。でも特技はある。くるくる回りだ!現役の神楽団員でもある彼は、くるくる回りをさせたら誰にも引けをとらないだろう。悲しいかなスポーツ競技としてまだ認定されていない。どうか普及を・・・

ひろのぶは、意外にも卓球ときた。見た目はラグビーかアメフト選手をほうふつさせる体形。                         あの体で、愛ちゃんと同じ台で卓球をしていたとは想像できない、どちらかと言うと‘ピンポン’!これならわかるような気がする。飯を4杯は軽く喰う男だ!

と、まー多彩なこと、やはり今同じ職場で働くしんやの影響が一番大きいと思うが、話題が豊富なことは良いことだ。若手職員に刺激をもっともっと受け、スポーツ界の話題にも見聞を広めていきたい。あ

今夜のサッカーの試合、世間は「香川のためにも優勝しろ!」といっているようだが、私は「槙野智章のためにも優勝しろ!」と言いたい。  去年までサンフレ広島にいたという強い思いもあるが、あの高い身体能力と闘争心!それにあのパフォーマンスは魅力あるプロ向きの選手だ!! 

 よー、japanイレブン達よ、香川のためにも、槙野の悔しい思いをしていることを共有しあって、闘うサッカーで私達を魅了させてくれ!

 

<絵020~021 Kご夫妻>                                                    バレーを生涯供にするだろうといわれるkご夫妻。                                              去年の7月、瀬戸田図書館で個展を開きました時に、奥様が私の絵を気に入って下さり、会って話がしたいと図書館の職員さんに頼まれていたそうで、個展最終日にお会いすることが実現。

彼女は下駄履き姿でユニークというか、センスの良さと言いますか、一風目を引かせる女性。                話に飾り気が全くなくとても気さくな方で話は盛り上がり! ご主人さまは呉の海上自衛隊員。バレーボールをこよなく愛し、今はコーチ兼選手だとか、話をしながら鉛筆は緊張することなくスラスラ運ぶ。

出来あがった絵は、下駄履き姿で縄跳びをするシーン! 雑記帳に描いたもので作品とはいえませんが、とても喜んで頂いたことを覚えている。

この絵は、ご主人を一緒に描いてほしいと写真を送って下さったもので、奥さまからは次のような条件がついていた。  ①主人はそのまま描くこと ②私の顔はこの写真から ③体形はバレーボール姿で ④私はピースで、という4つの条件付き!  ご主人さんはお会いしていないので似ているかは定かではありませんが、まあまあのできだろうと自負しています???。

※昨年の020~021の絵を部分的に載せましたこと申し訳ございません。確認の連絡ができませんでしたことお詫びいたします。


思わず涙が・・・

2011-01-27 23:28:17 | 日記

昼休憩で更衣室で横になっていたら携帯に電話が入った。                                           「もしもし分かる、アベよ」 職場に一人アベはいるけど声が違うし?・・・・?「あー、安部さん?」                       「安部です、ご無沙汰してます。  今尾道にきとるんよー」                        

あべちゃんこと安部美枝子さん、一昨年の8月に定年退職を迎えられた先輩。年賀状で近況を知らせてはいたが、事もあろうに尾道までわざわざ見に来て下さったとは驚き。 広島で初個展を知らなかったので、今回はどうしても見に来たかったと言われる。ありがたい。                                           電話の向こうであべちゃん「よう頑張ったね、」と、わが子を慕うかのように泣きながら話してくる。「なに泣きよるんなら、絵はどうや?」と、私は話を切り替えた。                                                    思い出すのはあべちゃんが定年退職を迎えたその日の朝、朝礼であべちゃん挨拶したあとに私の手をぐっと握りしめ「頑張れ!」って大粒の涙を流しながら激励してくれたこと。                                    この雰囲気まずい! 歳くってからというもの、涙腺は緩くなり直ぐに涙ぐむようになった私の隣には、伊予美男さんが携帯触っている。ここで涙声は男のメンツに係わるとつまらない男気を出そうとしている。

あべちゃんは旦那さんとご一緒とのこと、似顔絵はご利用者様をご存じの方が居たらしく、懐かしさと、絵から受ける温かみや微笑みがいいと、それこそ絵師というわが子を褒めてくれ、うれしかった。

電話を切り5分も経たない内にまたしてもやあべちゃんからの電話。「珍しい人と変わるから」と電話の交代。             またまた何と1月22日のブログで紹介した美人画家のhさん!                                          ※ここでご本人了解のうえ名前オープン   平谷美穂さん(igl健康福祉専門学校2年)                            なんであべちゃんと一緒なの?

平谷さんが個展の感想を書いているのをあべちゃんのご主人さんが見ておられたそうで、感想文から美人画家さんと分かり声をかけてみたとのこと。 元職員とその職場で実習した体験をもつ二人の接点はずれてはいるものの、話は盛り上がったとのこと。                                                           その夜、平谷さんからメールを頂き、千光寺、やまねこカフェ、アイスのからさわへお母さんと行かれたそうな。

どうも遠くまで

二組様、ありがとうございました。

皆さん、私、絵師の個展も明日の金曜日と来週の月曜の2日間だけですよ。

間違っても土日曜日に行かれませぬように、お願いします。                                       ※安部美枝子様:ご本人了解のうえで実名を載せています。                                      残念なのは、安部さんのシルエット絵を描いていましたが、見つかりませんでした。安部さんも気にていたのですが残念です。

<絵042 yosikiさん>

市民病院から退院し、職場復帰してから9日めに描いたものです、手を抜きささっと簡単な色付けまでしたが、ご本人様大層気にいってもらい原画は本人様の元へ。                                               当時の私のサインは、<丸k>と簡単なものであったが、とてもシンプルで嫌いではなかった。                    


反響!

2011-01-25 21:51:57 | 日記

連日ひとり浮かれまくっている私こと絵師!

新屋まりさんの話題に触れざるを得ない、

何故ならば‘私に似顔絵を描かさせた人’だから、

当人の新屋まりさん、描かせたなんて当然思いもしないだろう、

自分でも何故描いたのか、描こうとしたのか真のところ記憶はブレる、

<描け!>と自分自身に命令を下し、描きたいと引き受けた私だ。

自分が描いた絵にも関わらず、何故か不思議な絵に巡り会った面持ち

今の率直な思いだ。

新屋まりさんの話題に触れざるを得ない

何故なら‘絵師’という名を与え、

生きる道しるべを見出してくれた人だから。

新聞の反響だろうか、各方面から新屋まりコンサートのチケットを求めてこられた。なかでも「おばあちゃんががいるので行けない」と言っていたhasimotoさん、「ショートスティに予約ができた」とそこまでして下さる。(私の施設ご利用ありがとうございます)                                                      同じパーキンソン病に苦しむ仲間からも。同級生の順ちゃん、お寺さんまで紹介してくれてありがとう。         職場の仲間、公休日を知らぬ一歌手のコンサートにあててくれてありがとうな。

今日、あこがれの96歳の男性が私に声を掛けて下さった。

神が貴方を動かしている。貴方は解らないだろうが 絵を通して貴方は人に感動を与えているんだと・・・ 

 

<絵041 さかもと義夫さん>

040の似顔絵、倉本良一さんと同じくNHKで取り上げていただいた絵です。                               初個展を開いた会場のオーナー大野社長の友人で、前日の個展の準備をずっと眺めておられた方だ。         終始ニコヤカな笑顔、ついつい描いてもいいですかって、声をかけてしまいました。                        個展、その夜の新屋まりさんのライブにも付き合ってくださいました。