<241 似顔絵作家、宮地真一さんと>
昨日更新の続き
*展示写真は後日載せますので、お楽しみに
2年ぶりに宮地真一さんの作品にお目にかかった
宮地さんの故郷 瀬戸田図書館での展示会は今回で4回目
この度の展示会のタイトルは、「ぼくのイラストぶっくから」
タイトルでおわかりのように、今回の展示内容は専門の似顔絵だけでなく
童話に出てくるようなほのぼのとしたイラストの紹介と、
新規に描く作品のイメージを下書きした段階のものが展示されています。
作品を完成していく段階は、描き手により若干異なるかと思いますが、
直接図画用紙に下書きをする人、又はイラストブック等にイメージを描き
納得したうえで本描きしていく方法など二通りあると思いますが
私が展示されているなかで注目したのは、鉛筆描きした第一段階のイメージ画です。
小さく描かれた鉛筆画は、繊細な鉛筆さばきは、本当に惚れ惚れ、
私にはとても刺激的でうっとりしてしまう。
宮地さん決して手を抜いていない、イメージ画そのものが作品なんですね。
プロたる所以をこんなところで感じ取りました。
(ちょっと話しは別件ですが、NHKのど自慢大会の中国地方のギタ―担当の
浜野次三さん(業界ではキッドさんと呼ばれている)とお付き合いさせて頂いてますが、
連れの家で鍋を囲みギターでドンチャン騒ぎをするなか、浜野さんはどんなにアルコールが入っていようとまた疲れていようと、一たびギターを持つと前奏から間奏エンデングまで完璧にこなされます。途中で演奏を止めることはまずありません。
宮地さんと同じなんだ、プロフェッショナルと言われる所以ですね。)
私の場合を申し上げますと、
本来は頭で描いたものを直接図画用紙に描いていく方が性格にあっています。
なぜならば、一発で描いた方が集中できること、写し描きするとイメージ通り
描こうとすると、はみ出しのないように慎重になり過ぎ、シャープな線が描けない。
何より、大きな理由、「熱しやすく冷めやすい」性格は、一発屋の方が性格的に
精があっています。
しかし悲しいかな厄介な病魔を抱えてしまい、思うように鉛筆さばきができなくなり
今では下書きをコピーしたうえで、ぬり絵のような形で塗っていく方法をとっています。
メリットは色々、その一つが塗り絵方式にすると、塗り方を失敗しても次の紙があるとい
う風にね。
もう一つ展示されたなかで注目してほしいのは、
イメージ画と完成した作品を隣り合わせで展示されています。
完成された作品を生みだしていくのに、イメージ画が大変重要になっていくのが
よくわかります。
また本業の似顔絵はもとより、イラストの分野にチャレンジされているとお聞きしましたが、
瀬戸田地区で「布絵本」のグループにデザインを提供され、その布絵本も同会場に展示されています。
宮地さんの幅広いジャンルの作品に、改めてその感性度の高い作品に刺激されました。
ごめんなさい、もう一点あるんですよ、
中岡館長からの依頼で、私の若き頃の作品を展示したいとのこと、宮地さんの了解を
とっているので是非ともというオファーをいただきました。
宮地さんの作品とご一緒に展示なんて、アマチュアの私には到底考えられない、
あり得ないお話
毎年、似顔絵の世界大会で入賞やチャンピオンという輝かしい成績を収められている方と
ご一緒の場ですよ!
夢のようなこの話しに、最初は「マジですか」 「宮地真一さんに悪いですよ」としか言えなかった
多分中岡館長だからこそできる発想と熱意、そして宮地真一さんの受け皿が
とてつもなく大きくこの展示会の運びとなったものだと思います。
若きころの作品の殆どが残っていませんが、高校の3年間、文化祭用に描いた3点と
22~3歳頃の作品を展示してもらってました。
宮地真一さん、中岡館長さん、改めましてありがとうございました、お礼を申し上げます。
話題はまだまだ、
写真の取り込みをせねば、
続きは次回にて
<新屋まりコンサート情報>
廿日市の皆サーン、新屋まりさんが廿日市にまつわる歌を
引っさげてまいります、
こうご期待を!
残念ながら私は別件の仕事がありいけません
残念。
2013.4.7(日)
「桜まつり」出演
場所 昭和グラウンド(廿日市市)
時間 12:20
入場料 無料
※廿日市市制25年記念のオリジナル曲を初披露。