今度こそ完済!借金500万円返済日記

三度目の正直で今度こそ借金完済を固く決意。毎月苦しいけれど借金返済状況や、多重債務者の日常生活を綴ります。

引き止められたくて言ってるんじゃない!

2020-07-16 22:35:54 | ブラック企業の話

今日も残業でした。
これからますます仕事が忙しくなりそうです。
このままだと来週の連休は、1日か2日は出勤になりそうです。
2人でやるはずの仕事なのに、私だけの比重が大きいことは周りもいい加減気づいています。
「大丈夫?」
「なにか手伝えることあったら言ってくださいね」
と声を掛けて下さる方がいて、すごく嬉しいです。

正社員の方々も、決して手が空いてるわけではないんですが、皆さん優しい。
嫌でも去年の今頃を思い出してしまいます。

今も忙しいけれど、去年までの自分の仕事量とはくらべものになりません。
ただでさえ、やってやっても終わらない日常業務に加えて、コンサルからはいろいろ課題出るし、社長からは業務の改善と言われ、仕事のやり方自体を変えるための準備まで加わり、ますます休日出勤が増えました。

去年の8月の定例ミーティングでは、やり玉に上げられました。
もちろん残業を申請した件です。
部長からは有給の申請のこともまた持ち出され、今後有給を取りたければ、一切残業代は申請しないようにと改めて全員に通達されました。

体も心も疲れているととても涙もろくなります。
私だけがみんなに責められているような被害妄想に囚われてしまい、思わず泣いてしまいました。
(でも今考えてもあれは私だけが責められていました)
泣きながらも「もう体力も気力も限界が来ているので、今後残業も休日出勤もしません。いろいろ業務は滞りますのでご了承ください。」といったところ、女子会好きな元上司も加わり、「あなただけが辛い思いをしているわけではありません」とか、「そもそも残業を申請するのが間違っている」とか「仕事なら家でやった方が、落ち着いてできるから持って帰ってやりなさい」と言われ、最後には部長から、「何かあるとすぐにあなたは辞めるって言うけど、辞めたければどうぞ。もう私は止めません。」と言われ、ますます涙が止まらなくなりました。
その日、どうやって家に帰ったか、帰って何を思ったかまるで思い出せません。

次の日部長から、個人のLINEに「昨日は言い過ぎました。でも私の立場上、こういうしか他にありません。あなたにはこの会社で頑張ってほしいです。今度時間ができたらゆっくりごはんでも行きましょうね。」と言ってきました。
そのまま既読スルーで放置しようかと思いましたが、その時私は辞めることはまだ考えていませんでしたので、「皆様にご迷惑をかけてすみませんでした。」とだけ返信しました。

これまでに2回、「辞める」と言ったときには本気で辞めるつもりで伝えました。
決して辞める気もないのに、辞めると騒いで引き止めてほしかったわけではありません。
それでも、引き止められると、まだこの会社には望みがあるのかもしれないと考えなおしてしまっていました。

ずっと仕事をしてきてわかっていることは、企業はそこまで人に執着しないということです。
仮に仕事ができる人に辞められても、頭数が減る分、一時的に困ることになってもなんとか会社は回っていきます。人手が足りなければ足りるように、新しく雇うか、業務規模を縮小するとか、手はいくらでもあります。そこをしないままでいるとそれはやはり社員にとっては働きにくいブラック企業になってしまいます。

ただ、私の中にはもうこの会社には、信頼できる人、頼れる人が一人もいないんだなあと実感していました。それでもまだ辞める決心がつかなかったのは、やっぱり莫大な借金が枷となっていたからに違いありません。

 

 

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