今日は晴れ。昨日に引き続き、今朝は上空に気持ちのいいくらいの青空が広がっている。雲ひとつ無い、快晴である。しかし、気温は昨日よりも更に低くなって、今朝の気温は7℃。吐く息が白く見える。
日中は20℃を超えるまで気温が上昇して、日射しがポカポカと暖かく感じる陽気になった。先日からそうだが、１日の寒暖の差が10℃以上あって、体がついていけないような気がしている。最近、仕事も溜まっているせいか、ちょっと疲れが出てきているような気がする。
今日も仕事を終えて、早々に帰宅の途につく。今週はまだ明日もあるし、３連休中日は出勤の予定になっている。早めに帰宅して、自宅でゆっくり休みたいところである。しかし、そうは問屋が卸さなかった。
帰りに新宿で中央線に乗り換えた。電車が高円寺駅にさしかかった頃に、立川～日野間で電車が異音を感知したので、安全確認をするという。これに伴い、中央線の電車が上下線とも運転見合わせということになってしまった。
しばらく待って、電車に異常が無ければ運転は再開されるということは分かっていたが、それまでずっと車内で立っているのも、なんか、ばからしく思えた。ちょっとお茶でもして休憩していこうと、駅改札を出た。
駅北口にあるミスタードーナツに入店する。注文したのは先日発売になったN.Y.カップケーキ３種類「N.Y.カップケーキ レモン」「N.Y.カップケーキ チョコレート」「N.Y.カップケーキ ブルーベリー」とホットコーヒーとした。
N.Y.カップケーキ３種類はセットになった箱が用意されていたが、テイクアウト用だと思われるし、それを店内で食べてしまうと、箱は捨てざるを得ない。ならば、バラで３つ買った方が良い。値段もセット価格と同じなので、損もしない。
カップケーキとコーヒーをトレーにのせて、テーブル席に座った。まずはコーヒーを１杯飲んで、再びお替わりをしてから、カップケーキを食べることにする。
カップケーキはどれも透明なプラスチックのカップに入っている。カップケーキにはプラスチックのスプーンがつけられていて、それで食べるらしい。しかし、周囲を見ていると、ちょっと食べにくそうだ。手は汚れないかもしれないが、カップケーキの入れられた紙に付着している生地が恨めしく見える。自分の場合は、あえて、プラスチックのカップからケーキを取り出し、コーヒーに添えられた金属製のスプーンで食べることにした。
最初に手に取ったのは「N.Y.カップケーキ レモン」。プレーンの生地の上に黄色いレモンホイップをのせて、カラーシュガーをトッピングしている。口溶けの良いレモンホイップはすっきりとした酸味が特徴で、プレーン生地がホイップの爽やかさを引き立てる。黄色のホイップクリームにのったカラーシュガーが見た目と食感のアクセントになっている。爽やかな風味のケーキで美味しい。
コーヒーを１杯飲んで、次に手をつけたのは「N.Y.カップケーキ ブルーベリー」。ドライブルーベリーを練り込んだ生地に、紫色のブルーベリーホイップをのせ、小粒のドライブルーベリーをトッピングしている。酸味と甘さのバランスにこだわったというブルーベリーホイップは落ち着いた甘酸っぱさで重めの食感だが、それが美味しい。
再び、コーヒーカップにコーヒーを満たし、コーヒーを一口すすると、最後に残った「N.Y.カップケーキ チョコレート」に手を伸ばした。チョコペーストを使用した生地の上にチョコソースとチョコフレークを使ったチョコホイップをのせ、バニラクリームをサンドしたココアビスケットを１枚のせている。濃厚でビターな味わいの生地にトッピングされたチョコホイップクリームはミルキーな甘さで、チョコレート尽くしといった感のあるケーキは全体的によくまとまっていて美味しい。
いずれもボロボロと崩れるような食感のカップケーキの生地は包み紙の裏側にくっついてしまう。包み紙を広げて、金属製のスプーンでこそげ取って食べていると、周囲の冷たい空気が伝わる。悪いことをしているわけではないので、ここはおじさんの貫禄で開き直って全て食べた。
最後にコーヒーを１杯飲み干して店を出る。カップケーキは美味しかったが、食べにくかったので、ちょっと残念ではある。
駅に戻ると、電車は既に運転を再開していた。結局、電車は20分～30分の遅れをもって運転しているとのことである。どの電車もそれなりに混んでいたが、乗れないほどでは無い。
ということで、やってきた電車に飛び乗って、自宅を目指した。
帰り、上空を見上げると半月に輝いている月が雲に隠れるところだった。
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