大徳川展

昨日から降り続いていた雨も、今朝になってあがった。今日は雨が降っていたら１日家でTOEICの試験勉強＆資料整理をすることにしていたのだが、せっかく雨があがって気温も昨日に比べて上がったとなれば、出かけないわけにも行かないだろう（笑）。

ということで、先日瑞泉寺で知り合った女性を誘って、東京国立博物館で開催している「大徳川」展を見に出かけた。「大徳川」展は覚悟していたが相当な人出である。入口は行列こそ、なしていなかったが中にはいるとほとんど身動きがとれない。第１室は主として甲冑や刀剣、その他武器武具、東照宮御影、外交関係その他。第２室は、茶、書、姫君の調度品や衣装などで構成されている。中でも人だかりで全然動かないのが、刀剣類である。

午後１時に入館して展示を一巡するのに結局午後４時半までかかってしまった。人出が多いので、どうしても陳列ケースの前は行列になってしまう。行列が進むのが遅いのでじっくり見ることができたと言えば、聞こえはよいが、中には本当に全然前に進まないのでちょっとイラッとすることもあり…。

行列が進まない理由はある展示品の前に人が立ち止まって動かないせいもあるが、特に子供や高齢のご婦人方が列に割り込んでくることもある。実際、展示を閲覧中に怒声を何度か聞いた。静かに見ている中で怒声を上げるのはよろしくないとは思うが、その心情は察する。僕も思わず声をかけそうになったこともしばしばある。

最近思うのだが、美術館でも博物館でも展示を見る際のマナーが悪くなっていると思う。列の割り込みをする人、展示品について自分の解釈を述べる人、展示品の前から一歩も動かない人、等々。大きな展示には行きたいが、そういったマナーの悪い人たちのせいで展示を見た後の高揚感よりも閲覧中の行為のやりきれなさが大きいのは残念でならない。

今日はお昼を食べ損ねたので、展示を見た後は上野駅前の上野グリーンサロンでケーキセットを食べる。注文したのはティラミスとホットコーヒーのセット。ティラミスは陶器の容器に入っていて、一番下がスポンジ生地でその上にカスタードクリームが分厚く載っており、一番上にココアパウダーが敷き詰められている。今週はケーキを食べなかったので、久しぶりのケーキに心が弾んだ。


女性とはいろいろと話をしたのだが、なかなか脈は無さそうだ。「また機会があれば、是非」と言って別れたが、また会う機会は無さそうである。
今週はeLsessionのケーキバイキングのオフ会の予定があるため、しばらくケーキは自重する。