今日のラーメン（油そば@らーめん大 新橋店）

9月最後の今日は晴れのち曇り。今朝の気温は19℃を下回るくらいの気温で、乾いた北寄りの風がやや強く吹いて肌寒いくらいの陽気になった。空気はカラカラに乾いていて、気温以上に涼しく感じる。日中も昨日よりは気温が下がるという天気予報に長袖のワイシャツを着て出勤した。
日中は上空に雲がところどころに浮いているものの、突き抜けるような青空が広がって秋晴れとなった。最高気温は25℃を超えて夏日となったが、この時期らしい過ごしやすい陽気である。陽が当たるところに出ると日射しが肌を焦がすように暑いが、日陰に入ると空気がヒンヤリとして寒いくらいである。午後になって、雲が広がってきた。

今日は夕食を食べて帰ることになった。職場を出て、汐留から地上を第一京浜の道路に向かってに歩いていく。日テレタワーの西側の路地に入ると、左手に黄色い看板で「ニンニク入れますか？元祖ラーメン大」と書かれたラーメン屋「ラーメン大 新橋店」が見える。今日はこの店に入店することにした。


店に入ると、左手の柱付近に券売機があって、ここで食券を購入する。店内は厨房を囲むようにカウンター席が10席Ｌ字型に配されていて、そのうちの１つに腰を下ろした。購入した食券をカウンターの上に置いて、料理を注文した。

注文したのは「限定20食 油そば」「中」。店員に聞くと、並盛の麺の量は茹でる前で200ｇということなので、中盛にすることにした。中盛は100ｇ増しだとのことである。大盛もあったが、この店の系列は量が多いという印象があるので、食べきれないかもしれないので、敬遠した。
料理を注文すると、カウンターの角にある給水器で冷水をコップに入れ、再び席に着いた。テーブルの上にはラーメンダレ、酢、一味唐辛子、白胡椒、黒胡椒といった調味料や薬味が並んでいる。

料理が出される直前に店員から「トッピングどうしますか？」と聞かれて、一瞬戸惑った。油そばもトッピングできるのか～。ならば並盛にして野菜増しにすれば良かった。
ちなみにトッピングは「味濃いめ」以外は「ラーメン」と同じで、「野菜」「にんにく」「脂多め」をトッピングできるとのことである。結局、「野菜多め」「にんにく」を注文した。

油そばがカウンターの中から出された。丼には中太の油そばがタレとよくかき混ぜられた状態で入っていて、その上に味玉、刻みニンニク、白髭ネギ、メンマ、モヤシ、キャベツ、刻みチャーシュー、卵黄、生ネギがのせられている。結構豪華なトッピング類である。
箸で麺と具をよくかき混ぜようとしたのだが、それは無理だということに気付いた。麺をかき混ぜる前に割り箸が折れそうである。無理にかき混ぜるのをやめて、そのまま食べることにした。

油そばの麺は基本的にラーメンと同じで、醤油系のタレと既に良く絡んでいる。コシがあってボリューミーな麺は食べているうちに少しずつ麺と具が混ざり合って胃袋の中に収まった。通常は野菜を先に食べるところだが、今回は麺と野菜がよく絡む。もしかするとラーメンよりも油そばの方が野菜をもっと多く食べられるのかもしれない。とにかく美味しい。
チャーシューもよく刻まれているので、麺と良く絡んでいる。今回は具材だけで食べるということはほとんどなく、強いて言えば味玉くらいで、後は麺を食べている内に具材も一緒に食べていた。気が付けば、丼は空になっていた。丼の底に少し残った具材をかき込むようにして食べて完食。これは美味しかった。

最後にお冷やを飲み干し、丼をカウンターの上に置いて、店を出た。結構、お腹もいっぱいである。美味かった。
店を出て電車に乗って帰宅の途につく。東の空には少し欠けはじめた月が明るく輝いて見えた。