今日は晴れときどき曇り一時雨。今朝はドアポストに朝刊がビニル袋に入って投函されていたが、外は澄んだ暗い空が広がっていて星が瞬いている。路面も濡れておらず、雨が降った形跡はなかった。朝の気温は－３℃で弱い北よりの風が吹いていて、空気が凍てついたように冷たく感じられた。
日中は、時折薄日が射すものの、雲が広がってきて、スッキリしない空模様となった。昼間の気温は９℃で弱い北よりの風が冷たく感じられて、凍えるような寒さである。昼間は傘を差すほどでもなかったが、細い雨がパラパラと降ってきた。
今日のお昼は外で食べることにした。職場を出ると、新宿センタービルに足を運ぶ。ビルの地下１階に降り、一昨年の２月に「天丼・うどんセット」を食べた寿司屋「銀蔵 新宿センタービル店」の隣にある中華ダイニング「西安餃子 新宿センタービル店」がある。今日はこの店に入ることにした。
店に入る。店内は左手に厨房があり、厨房に面してカウンター席が８席 あり、右手に６人掛けのテーブル席が２卓と４人掛けのテーブル席が１卓ある他、奥に個室があって、４人掛けのテーブル席が８卓と２人掛けのテーブル席が２卓ある。
店員に「喫煙席？禁煙席？」と聞かれて、禁煙席を希望すると、厨房の前のカウンター席に座るように案内された。奥の個室は喫煙席になっているようである。
席に座ると、店員が冷水の入ったコップを運んできた。テーブルの上には醤油と酢、ラー油、小分けにしたマスタードといった調味料や薬味の他に箸と楊枝、紙ナプキン、お冷やのポット、小皿、メニューが置かれている。
お冷やを飲みながらメニューを眺める。ランチメニューは麺類とミニ炒飯がセットになった各種セットメニューや、定番料理とライス、スープ、焼き餃子、杏仁豆腐がセットになった各種セットメニューに加え、各種餃子、定番料理、麺類、特製デザート等で構成されている。
注文したのは「サンラー湯麺＋ミニ炒飯セット」である。このセットには焼き餃子も付く。ちなみに焼き餃子を付けないことも出来るが、自分は焼き餃子を付けてもらうことにした。
お冷やを飲んでいると、最初に焼き餃子が運ばれてきた。小皿に載せられた焼き餃子は羽根つき餃子で２個の餃子が羽根で一体となっている。
小皿を１枚取り、更にしばらく待っていると、サンラー湯麺とミニ炒飯が載ったトレーが運ばれてきた。トレーの上には２種類のレンゲが載せられている。
サンラー湯麺は極細麺で麺の上に鶏肉と豆腐、エノキ、シイタケ、ほうれん草、トマトといった肉や野菜が絡められた餡が載せられている。
ミニ炒飯はお碗に盛られている。高菜と玉子で炒められた炒飯である。
さっそく食べることにした。まずは小皿に醤油とラー油を垂らす。続いて箸をとってサンラー湯麺を食べる。サンラー湯麺は茹でた麺の上に餡をかけているのか、スープが無い。麺はもつれ合って、塊状になっていて、非常に食べにくい。ラーメンでは無いような食べ物である。
とはいえ、極細の麺はもちもちとした食感で美味しい。麺を食べていると、次第に麺もほぐれてきて、餡が絡まって口の中に入ってきた。餡は辛さと酸味のバランスが良く、熱々でまあまあ美味しい。ただ、それほど辛くも無く、酸味も強くない。万人受けするようなサンラー湯麺で、ちょっと拍子抜けするようである。
気を取り直して、金属製のレンゲで炒飯を食べる。炒飯の米はパラパラとしていて、玉子の甘みに高菜のシャキシャキとした食感がアクセントになっていて、美味しい。
炒飯を食べる合間に餃子を食べる。パリパリの羽根の下には緑色の皮に包まれた餃子が並んでいる。もっちりとした皮の中には豚挽き肉とニラ、キャベツが入った餡が入っている。
餃子をタレに浸けて口に運ぶ。一口大の大きさの餃子は、ジューシーさは無いものの、豚肉の旨みが感じられて美味しい。餃子を食べてしまうと、残りの炒飯をかき込むようにして食べてしまった。
最後に残ったサンラー湯麺を食べる。麺をあらかた食べると、スープのようになった餡が丼の底に溜まった。これを飲み干して完食。
まあまあ、美味しかったには美味しかったが、ちょっと物足りない気分である。
コップに残ったお冷やを飲み干すと、伝票を持って入口脇のレジで代金を払い、店を出る。まだ時間的に少し余裕があったので、売店でのど飴を買って職場に戻った。
午後も仕事。先週土曜日に自主的に出勤して仕事をしたことで、多少、遅れていた作業が追いついてきた感があるが、全く余裕は無い。ただ、今日はノー残業デーということもあって、とりあえず、仕事に区切りがついたところで、職場を出た。
日中、上空に広がっていた雲は午後には、次第に再び青空が広がっていて、天頂には半月が朧な光を放っている。夕方から南風が入ってくると、次第に湿度が高くなってきた。気温も昼間よりも上がっていて、多少寒さが緩んできたように感じられた。
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