今日は曇りのち晴れ。今朝は上空に雲の塊がびっしりと敷き詰められたように広がっていて、夜明け前の薄暗い空がどこか寒々しく思える。今朝の気温は16℃で湿度は低く、弱い北よりの風が吹いている。空は曇っているが、空気が乾燥していて、涼しい朝である。少し、気持ちが良く感じられた。
今日から新しいビジネスリュックサックで出勤する。電車に乗って新宿駅まで来ると、コンビニで朝食を買って職場に向かう。上空の雲はほどけるように雲と雲の合間から青空が広がっていて、朝日が射し込んでいた。朝日が射して、次第に明るくなってきた。
職場のある建物まで来て、職員証を忘れたことに気付いた。これまで使っていたカバンから新しいビジネスリュックサックに移し替えるのを失念していたのである。これでは建物の中に入れない。警備員に職員証を忘れたことを伝えると、同じ職場の人を呼んでくださいというのだが、電話をかけてもまだ、出勤している者がいないらしく、電話に出なかった。
このままでは8時まで建物の中に入れないが、定時が8時出勤となっているので、自動的に遅刻になる。一旦、帰宅して出直すことも考えたが、それはそれで、今日の仕事についての痛手がかなり大きい。あきらめて、新宿駅に戻ろうとして、同じ職場の職員が近づいてきたのに気づき、声をかけて手続きをしてもらった。ようやく、職場に着くことができて、感謝である。次回は気を付けないといけない。
日中は雲が多い空模様となったものの、雲と雲の隙間には青空も見えている。昼間の最高気温は25℃を若干下回って、辛うじて夏日とはならなかった。湿度が低く、弱い北よりの風が吹いている。日射しが無いこともあって、気温ほどには暑くなく、むしろ過ごしやすい陽気となった。風が涼しくて、気持ち良い。
1日仕事をした後、夜少し遅くなったところで、帰宅することにした。職場を出ると、地下道を歩いて新宿駅に向かう。駅から乗った快速電車は混んでいた。途中、国分寺駅で後から来た通勤快速電車に追い越されるのだが、ここで車内が空いたので、ようやく席に座ることができた。立川までの短時間をまどろみながら過ごす。
立川駅に到着すると、ホームに降りる。そのまま改札を出て、駅北口に出た。今日はお昼を軽く済ませたこともあって、小腹が空いている。ちょっとお茶をしていくことにして、立川駅北口にあるミスタードーナツ 立川北口店に入った。カウンター席を1つ確保すると、陳列ケースに向かう。
トレーとトングを持って、ドーナツを選ぶ。ケースの中には9月4日から発売になっている期間限定ドーナツ「さつまいもド」の5種類のドーナツが並んでいる。今日はこの中から「さつまいもド プレーン」「さつまいもド 紫いも」「さつまいもド 大学いも」の3種類のドーナツを食べることにした。
レジに行き、ドリンクを注文する。ドリンクは久しぶりに「ミスド ブレンドコーヒー」とした。代金をWAONで払うと、ドーナツとドリンクの載ったトレーを受け取り、スティックシュガーとミルクを1つずつ載せて、確保したカウンター席に運ぶ。
席に座ると、スティックシュガーとミルクを「ミスド ブレンドコーヒー」に入れ、スプーンでかき回して、まずはお冷や代わりに1杯飲む。
喉が渇いていたこともあって、「ミスド ブレンドコーヒー」をゴクゴクと飲んでしまった。あっという間に「ミスド ブレンドコーヒー」のカップが空になったので、改めて、レジに空になったカップを運び、お替わりのコーヒーを注いでもらう。スティックシュガーとミルクも1個ずつ持って席に戻ると、いよいよドーナツを食べることにした。
最初に手に取ったドーナツは「さつまいもド プレーン」である。
ドーナツを紙袋からとり出した。「さつまいもド プレーン」は5種類の「さつまいもド」ドーナツのベースとなるドーナツである。ドーナツ生地には昨年の「さつまいもド」ドーナツに使用していた安納芋パウダーに加え、紅はるかパウダーをドーナツ生地に練り込んでいるとのこと。昨年の「さつまいもド」はドーナツ生地に0.9%のさつまいも粉末を使用しているとのことだったが、今年は1%のさつまいも粉末を使用しているということで、ドーナツ生地の「さつまいもド」をアップしているとのことである。
なにはともあれ、まずはドーナツにそのままかぶりつく。
しっとりとした食感のドーナツ生地は、ふかした芋を思わせる味わいで美味しい。秋にぴったりな素朴な味わいである。ドーナツを1個食べてしまうと、「ミスド ブレンドコーヒー」を飲むと、少し落ち着いた気分になった。
続いて手に取ったドーナツは「さつまいもド 紫いも」である。
ドーナツを紙袋から取り出す。「さつまいもド 紫いも」はさつまいもをイメージしたドーナツ生地に、紫いもグレーズとゴマをトッピングしたドーナツである。
ドーナツにかぶりつく。ドーナツにトッピングされた紫いもグレーズはちょっと甘みが強くて黒ゴマのプチプチとした食感がアクセントになっている。しっとりとした食感のドーナツ生地の甘みにグレーズの甘さが合わさって甘くて美味しい。
ドーナツを2つ食べてしまうと、再び「ミスド ブレンドコーヒー」を飲んで口の中をさっぱりとさせた。カップが空になったところで、カップをレジに運び、お替わりをもらう。再び「ミスド ブレンドコーヒー」で満たされたカップと、スティックシュガーとミルクを1個ずつ持って席に戻った。最後に「さつまいもド 大学いも」を食べることにする。
ドーナツを箱から取り出すとフィルムを外す。
「さつまいもド 大学いも」はさつまいもをイメージしたドーナツ生地に、甘いタレとゴマをトッピングして大学いも風に仕上げたドーナツである。
そのままドーナツを食べようとすると、手が汚れるのは必至なので、ドーナツを袋に入れてドーナツにかぶりつく。ホクホクとしたドーナツ生地は柔らかく、タレとゴマのトッピングがいかにも大学いもを思わせる。タレの甘さにゴマのプチプチとした食感がアクセントになっていて美味しい。ゴマの香ばしい風味もドーナツの味わいに一役買っている。
ドーナツを3つ食べてしまうと、少し手が汚れてしまったので、店内の返却口脇にある洗面器で手を洗い、席に戻る。カップに残った「ミスド ブレンドコーヒー」を飲みながら、カバンの中から読み物を取り出し、記事を少し読むことにした。「ミスド ブレンドコーヒー」が無くなったところで、3度目のお替わりをしに、レジに向かう。
「ミスド ブレンドコーヒー」が注がれたカップと、スティックシュガーとミルクを1個ずつ持って席に戻ると、「ミスド ブレンドコーヒー」にスティックシュガーとミルクを入れてスプーンでかき回した。「ミスド ブレンドコーヒー」を飲みながら、記事を読み進める。
再びカップが空になると、食器を返して店を出ることにした。ドーナツを3つも食べると小腹が満たされた気分になる。コーヒーも4杯飲んでしまったので、お腹も少々苦しい。
立川駅に戻り、電車に乗って日野駅に向かった。
日野駅に着いて家路を急いでいると、途中の団地の植え込みから金木犀の花の香りが漂ってきた。秋虫がリンリンと鳴いていて、秋の深まりを感じさせてくれる。上空には層状の雲が重なり合うように広がっていた。