今日は曇りのち晴れ。今朝は上空に雲が広がっていたが、雲と雲の合間から青空も見えて日が射している。朝の気温は23℃で湿度が高く、シメシメとした空気が少し生ぬるく感じられて、少々蒸し暑い。
今日は出勤で、久しぶりに午前5時に起床した。顔を洗って家を出ると、電車に乗って飛田給に向かう。かなり余裕を持って家を出たはずなのだが、うっかり腕時計をしていくのを忘れてあわてて自宅に戻った。8月からこの仕事に就いて、時計は必需品である。おかげで最初の余裕もすっとんでしまった。
午前中は陽が昇るに従って青空も広がってきて、日中はすっきりとした晴天となった。昼前から南風が吹いてくると気温も上昇し、昼間の最高気温は30℃と、真夏日となった。湿度が高めで、少し蒸し暑く感じる。ただ南風が心地よく感じられた。
出張先からは車で新宿に戻った。事務所で少し、仕事をすると職場を後にする。ホッとすると同時にお腹が鳴った。考えてみれば、朝、飛田給駅前のマクドナルドで朝食を食べてから、何も食べていない。少し遅いが、お昼を食べて帰ることにした。
ついでに本屋にも寄っていくことにして、新宿駅を東西に走る地下道を歩いてB7出口から紀伊国屋ビル地下に入る。このビルの地下の飲食店で襲いお昼を食べて、ついでにエレベーターに乗って本屋にも寄ることにした。
エスカレーターを上がりきったところのすぐ左手にあるカレー屋「CLOVE」に入店した。清潔な店内は間口の広く細長い店内は壁側に厨房があってその手前に厨房に面するようにカウンター席が8席直線上に並んでいる他、左手の壁脇にもカウンター席が2席配されていて、その手前に4人掛けのテーブル席が1卓配されている。店は女性のスタッフだけで調理や配膳をしているようだが、スタッフの態度がやけにつっけんどんである。どうも好感が持てない。
壁際のカウンター席に腰を下ろすと、カウンターの中からコップに入ったお冷やが出された。カウンターテーブル上には福神漬とメニュー、紙ナプキン、フォークとスプーンの入った籠、冷水のポットが置かれている。紙エプロンの用意もあり、必要があれば店員に言えば良いようである。
お冷やを飲みながら卓上に置かれたメニューを眺める。メニューは「タマネギ丸ごとスパイシーカレー」「ラム肉仕立てのオニオンカレー」「ホクホクひよこ豆のキーマ」「いろどり野菜を食べる野菜カレー」の4種類のカレーとトッピング、ドリンクで構成されている。
ライスの大盛は100円増しとなっている他、セットメニューがあり、プラス200円でソフトドリンクまたはジェラートを付けることができる他、プラス200円でソフトドリンクとジェラートを付けることができる。ソフトドリンクはラッシー、ホットコーヒー、アイスコーヒーの3つで、これ以外にアルコールとしてハイネケンが用意されている。
注文したのは「いろどり野菜を食べる野菜カレー」のドリンクセットである。ライスを大盛にした上で、「ラッシー」を付けてもらうことにした。なお、ドリンクはカレーと一緒にもらうことにする。料金は前払いであるとのことで、カウンターに現金を出して精算してもらうと、料理ができるのを待つ。
お冷やを飲んでいると、しばらくして最初に「ラッシー」が運ばれてきた。グラスに入ったラッシーは氷が浮かべられていて、ストローが添えられている。
続いてカレーとライスがそれぞれ運ばれてきた。円形の深皿に入っているカレーには赤と黄のパプリカとズッキーニ、アスパラ、カボチャ、鶏もも肉が入っている。赤や黄色、緑の色とりどりの野菜が入っていて、美味しそうである。
ライスは平皿に盛られて出された。
あらためてお冷やを少し飲んで喉を潤すと、ラッシーにストローを挿してラッシーを少し飲む。濃厚なヨーグルトドリンクでどっしりとした飲み応えである。爽やかなヨーグルトの味わいで美味しい。
カレーを食べる。カレールーは深皿にたっぷりと入っている。スプーンでライスを掬い、カレールーをくぐらせて、口に運んだ。それほど辛くはなく、中辛といった感じのカレーである。スパイシーな中にコクがあって美味しい。一口食べると、後味がじんわりとした辛さでヤミツキになるようなカレーである。
カレーに載せられている野菜をくぐらせて口に運ぶ。野菜はグリルされていて、野菜の甘みが感じられる。中でもズッキーニやアスパラはジューシーで美味しい。肉厚なパプリカはボリュームがあり、カボチャは香ばしい味わいである。
最初、カレールーをライスにかけて食べていたが、それでは非効率だと気づいて、ライスをカレールーに投入して食べる。ドロリとしたカレーに入っている鶏肉はジューシーで美味しい。カレールーがライスによく絡まって口の中に入ってくる。
卓上の福神漬けを箸休めに食べる。福神漬けは甘くシャキシャキとして美味しい。大盛りにしたライスはあっという間に無くなってしまった。ライスが無くなった後は、残ったカレールーそのものを味わいながらカレーを食べてしまった。最後にラッシーを飲みながらカレーの余韻を楽しむ。ラッシーはカレーのスパイスを口の中から洗い流していくようである。口の中がさっぱりとした。
ラッシーを飲んだ後はコップに残ったお冷やを飲み干して完食。美味かったが、店員の態度が気になるので、もう来ないだろうなと感じた。
店を出た後は紀伊国屋書店で文庫本を買って帰宅の途についた。電車に乗って大久保駅に到着すると、小滝橋通りは鎧神社の例祭に伴う神輿が練り歩いているところだった。多くの担ぎ手や氏子が道路上で神輿を担いでいて、警官が出て道路上で交通整理をしている。
人混みを避けるように疲れた足を引きずって自宅に到着した。家に着くと、一気に疲れが襲ってきた。