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お年玉切手2023

2023年01月30日 | 日常生活


今日は晴れ。今朝は上空に澄んだ暗い空が広がっていて、星が瞬いているのが見えた。今朝の気温は-4℃で、西よりの風が吹いている。外は凛とした冷気で満たされていて、乾いたアスファルトの路面がまるで凍てついているかのように冷たく感じられる。辺りはシンと静まり返っていて、街灯のLEDの白い光が冴えわたっているように感じられた。
新型コロナウイルス感染症の療養期間が明けて、今日は11日ぶりの出勤となる。玄関の扉を開けて外に出ると、冷たい空気が肺を満たして眠気が一気に覚めるように感じられた。ビジネスリュックサックがいやに重く感じられる。少し違和感を感じながら、駅に向かう。日野駅から乗った電車は新型コロナウイルス感染症に罹患する前に比べて、混みあっているように感じられるのは、週明けだからだろうか。しかし、新宿駅に到着すると、駅構内は以前に比べて行楽客が減って、人通りが少し減っているようにも思われた。

地下道を歩いて職場に向かう。職場のあるフロアから外を見渡すと、上空には雲ひとつ無い薄藍色の空が広がっていて、西の地平線付近が薄いロゼ色に濁ったような靄がかかっている。淡い山々の稜線のシルエットの先に、ほんのりと紅色に染まった富士山が朧げに見えていた。東の地平線付近は朝焼けで赤く染まっている。日が昇ってくると、次第に空が明るくなってきた。
日中は晴れ。西の空から綿雲が広がってきたものの、東には気持ちの良いくらいに澄んだ青空が広がった。昼間の最高気温は9℃で湿度が低く、南よりの風が吹いている。燦々と降り注ぐ日射しの温もりが感じられるものの、乾いた空気がきりっと絞ったように冷たい。外に出ると、上着を着ていても風が肌を刺すように感じられた。

今月15日に日本郵便は2023(令和5)年用年賀はがきと寄付金付お年玉付年賀切手の抽せんを行い、当せん番号を決定した。自宅に届いた年賀状の番号を調べると、お年玉切手シートが1枚当選していたので、お昼休みに職場の近くにある郵便局で、当選した葉書を持って行った。
もらったお年玉切手シートは63円切手と 84円切手のシール式切手シートで、2023年の干支にちなんだ2色のウサギが描かれている。84円切手は四角状で、63円切手は円形状の形をしていた。袋に入れてもらうと、職場に戻る。

夜、仕事を終えて帰宅の途につく。療養明けということもあるが、今日はかなり忙しくて、精神的にクタクタに疲れてしまった。職場を出ると地下道を歩いて新宿駅に向かう。
新宿駅から中央線快速電車に乗ると、吊革に掴まって文庫本を開いた。コロナ療養期間中に本でも読むつもりでいたのだが、仕事が忙しくて本を読むどころでは無かった。今日から読み始める本は、コロナ療養期間中に読むつもりで買った本である。本を読んでいると、電車は日野駅に到着した。

電車を降りると、改札を抜けて駅の外に出た。上空には澄んだ暗い空が広がっていて、天頂付近には半月が煌々と光を放っている。月の周囲には光の粒を散りばめたように星が煌めいていた。
信号を待っていると、キンキンに冷えた風が吹き付けてきて、顔がこわばるように感じられた。足下を冷たい空気がスースーと抜けていく。辺りはしんと静まりかえっていて、自分の足音だけが聞こえていた。


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