振替休日の今日は晴れ。今日はＧＷ最後の休日ではあるが、市場は開市していて、自分も出勤となった。今朝の気温は13℃で、家を出ると外はヒンヤリとした空気が周囲を包み込んでいて少し肌寒かった。しかし、次第に陽光が強くなり、それとともに気温も上昇してきた。
今朝は中央線が八王子～西八王子間で小動物と電車が衝突した影響でダイヤが乱れていた。幸い、豊田始発の電車は通常通りのダイヤで運転していたので、これに乗って出勤する。
日中の気温は24℃まで上昇した。温かい空気を伴った強い南風が吹いた上に、強い日差しもあって汗ばむほどの陽気になった。
築地市場の場内は相変わらずどこも混んでいるが、今日は場外の商店街では場外市場約400店舗の各店が一品だけを半値価格で販売するという半値市というイベントを開催していて、こちらもかなり賑わっていた。とはいうものの、今日はお昼を外で食べることにした。築地市場海幸橋門を出て北に歩いていき、晴海通りに出たところで左に折れた。銀座方面に歩いていくと、左手にマンションがあり、その１階にある蕎麦屋「長生庵」に入店する。
店に入ると、薄暗い店内は奥が厨房になっていて、手前に4人掛けのテーブルが7卓配置されていた。相席になるかもしれないと店員に告げられたが、ちょうど空いているテーブル席があり、そこに腰をかけた。
店員が早速、お冷やを持ってきてくれたので、それを飲みながらメニューを眺めた。注文したのは「しらすマグロ丼セット」。このセットにはしらすマグロ丼に蕎麦又は饂飩（冷・温）がつく。だいぶ暑くなってきたこともあって、今回は冷たい蕎麦を注文することにした。ちなみに大盛りは丼又は蕎麦で200円増しとなり、両方を大盛りにすると400円増しとのこと。丼のみを大盛りにしてもらうことにした。
料理を注文すると、お冷やを再び飲む。お冷やは薄い麦茶でテーブルの上にお冷やのポットがあり、空になったコップにお冷やを注いだ。テーブルの上にはお冷やのポットの他にゆず七味、七味、醤油、塩、黒こしょう、ゴマ油といった調味料や箸と楊枝が置かれている。
まもなくして料理がトレーに載せられて運ばれてきた。トレーの上には「しらすマグロ丼」とざる蕎麦、蕎麦つゆ、薬味、ミニサラダ、お新香がのせられている。
まずは「しらすマグロ丼」である。丼に盛られたご飯の上に刻み海苔と白ゴマを散らして、シラスをたっぷりとご飯の上にのせ、漬けマグロを５切れ添えて、丼の中央に温泉玉子をトッピングし、刻みネギを散らしてある。ちなみにしらすは宮崎県産の新シラスを使用とのことで、シラスにはごま油をかけてお食べくださいとのことである。
「しらすマグロ丼」には注文したざるそばが添えられている。
蕎麦の薬味は大根おろし、ワサビ、刻みネギで１つの小皿に載せられている。
ミニサラダはレタスの葉が１枚にポテトサラダが載せられている。お新香は沢庵である。
最初にミニサラダを片づけてしまうと、添えられた蕎麦の薬味を全部、蕎麦つゆに投入した。これに蕎麦を漬けて、蕎麦を食べる。つるんとした食感の蕎麦はワサビのつんとした香りに大根おろしの辛み、刻みネギのシャキシャキ感が合わさって美味しい。
蕎麦を食べていると、そば湯が出された。
食べ終わった蕎麦に入れようとしたが、まだトレーの上にはメイン料理の「しらすマグロ丼」が残っている。これを食べた後にそば湯を蕎麦つゆに注いで飲むことにしよう。
さっそく、「しらすマグロ丼」を食べる。店員に教えてもらったように「しらすマグロ丼」にごま油を適量廻し入れて、丼をかきこむ。シラスとごま油の香ばしさが口の中に広がって美味しい。丼にはこれでもかというくらいにシラスがたっぷりと入っていて、シラスの柔らかい身から程良い磯の香りが感じられる。
シラスにちょっと飽きたらマグロのヅケをご飯の上にのせて食べる。マグロの濃厚な味わいにもっちりとした食感が美味しい。マグロを食べて、再びシラス丼をかきこむ。シラスの上に載せてある温泉玉子を崩してシラスとご飯を一緒にかきこむと、シラスの風味が玉子で緩和されて、シラスの旨味だけが強調されてくるようである。これまた美味しい。
お新香も食べながらシラス丼を食べ終わると、蕎麦つゆに蕎麦湯をそそぎ入れてこれを飲んで完食した。なかなか美味しかった。満足である。
最後にお冷やを１杯飲んで席を立つと、入口のレジで精算を済ませて店を出た。
食事を済ませた後は職場に戻り、午後も仕事に取り組む。今日は休みということも手伝って、定時を過ぎて、仕事にひと区切りつけると、早々に帰宅した。
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