WPC EXPO 2005

今日、有休をとってWPC EXPO 2005に行ってきた。
特に見るものは無かったように思う。
というか、例年になく、会場はがらがらで、出展者数もそれほど無く、めぼしい展示もあまりなかった。
実はショッピングも楽しみにしていたのだが、あまり出店もなく、がっかりしてしまった。

その中でめぼしいものとしてちょっと興味を引いたのが、
１　東芝の燃料電池
２　高速電力線推進協議会／高速電力線通信（コンセントで通信）
３　ビデオ　オン　デマンド

といったところか。
そんな中で、とあるブースでプリンタ複合機の展示を見たのだが、いまどきの企業の文書管理とかセキュリティ（情報漏洩）についての取組をみてここまでやるのかと正直驚いてしまったものがあった。
その複合機のウリなのだが、
１　自分のデスクのＰＣから印刷する。印刷する際にパスワードをかけ、複合機の前に行ってパスワードを解除するとプリントアウトされる。これにより、自分が何を印刷したか他の人に知られずに済む。
２　ＦＡＸで自分宛の文章を暗号化ＰＤＦで自分のデスクのパソコンに取り込み、暗号を解除する。
等々。
ちょっと自分の職場と比較しても唸ってしまうようなことが、企業ではセキュリティ対策として取り組まれているということなのだろうか。
そう考えるとまだまだ役所のセキュリティ対策は甘いのかもしれない。

別の会場でSecurity Solution2005をやってまして、そちらにWPC EXPOの入場券で入れた。こちらは金曜日までとなっている。
ちょろちょろとしか話を聞いてこなかったのだが、何をやっているかというより、役所のセキュリティ対策は企業に比べてまだまだなのね、という気にさせられた。