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北川純のアートなお仕事

現在進行形作品の紹介から旧作品の制作裏話まで小出しにお話します。

『お堀端商店街 風船アート 梅桃桜』 その5

2014年02月05日 | 風船アート

最後は桜。

特徴としては花びらの先が割れている。
これを作るのはめんどうである。
他の二つより2倍の作業量となる。

こんなことを書いても見る人にとっては「ああ、そうですか」と言われるのがオチである。
せめて「他のよりなんとなく可愛い」と思ってもらえたら苦労のかいがあるというものである。

文献によると・・・なんて書いてきたのだが実際はこのサイトhttp://matome.naver.jp/odai/2135996565131332401 

三種の特徴が詳しく解説されているので興味のある人はみてほしい。

そんなこんなでそれぞれの違いを極力強調して造作してきたつもりだが
設置場所は天高く空の彼方。

これ見る人にとってはまた「ああ、そうですか」と細かい違いはわからない。

2014年1月27日より~2014年3月下旬ごろまで予定
小田原市お堀端商店街
http://www.ohoribata.jp/


『お堀端商店街 風船アート 梅桃桜』 その3

2014年02月04日 | 風船アート

2つめは桃。

花びらの特徴として桜より濃い色。 ピンクというよりせっかくだから桃色。
先が少しとがっている。

これまた文献によると
「桃の花柄は短いです。
同じ場所から、葉っぱが一つとふたつの花が出ています。
花と葉っぱが同時に出ていれば桃です。」 とある。

だから葉っぱをつけてみた。

2014年1月27日より~2014年3月下旬ごろまで予定
小田原市お堀端商店街
http://www.ohoribata.jp/


『お堀端商店街 風船アート 梅桃桜』 その3

2014年02月03日 | 風船アート

まず 梅。

三種の大きな違いはものの本によると

「葉柄(葉を枝や茎につなげる細い部分)の長さがそれぞれ違います。
梅は直接枝に花がついています。
そして梅は同じ場所から一つずつの花芽がでます。
梅の葉っぱは花が咲き終わってからでます。」

とあるが風船アートでは枝が無いのでこれを表現するのは無理。
よって私が出来ることといえば花びらの特徴をつかむこと。

花びらが丸い。
色が紅、白、ピンク

風船で表現できることはこのくらいか・・。

2014年1月27日より~2014年3月下旬ごろまで予定
小田原市お堀端商店街
http://www.ohoribata.jp/


『お堀端商店街風船アート 梅桃桜』 その2

2014年02月02日 | 風船アート

ご無沙汰してしまった。
これを作るのに一生懸命だったのだ。

小田原の商店街には一足早い春が来た!という感じになったであろうか。
この花風船は良く見ると三種類の花が浮かんでいるのである。

それは「梅、桃、桜」である。

「本物でさえ見分けが付かないのに、こんな風に風船で作って空に飛ばしたらもっとわかりづらい」 って?
おっしゃるとおりである。

そう言われると思って次回では細部を解説したいと思う。

2014年1月27日より~2014年3月下旬ごろまで予定
小田原市お堀端商店街
http://www.ohoribata.jp/


『お堀端商店街風船アート 梅桃桜』 その1

2014年01月08日 | 風船アート

新年最初からわけのわからない画像を登場させる。

これは、1月下旬から小田原お堀端商店街に設置予定風船のストック場である。
出来上がった風船を大きなビニル袋に入れて専用の部屋に積み込んでおくのである。
まあ‘梅、桃、桜の出荷待ち’ということであろうか。

西日が差し込む部屋なのでその頃には部屋全体がピンク色に染まる。
その光景は時にハッとさせられるものがある。

出来上がった作品よりいい・・・・・?
アート界にはよくあることである。


『お堀端商店街風船アート  スノーバルーン』 その4

2013年12月22日 | 風船アート

長年、ここで仕事をやってきて初めて私自身がポスターを制作した。
かつてはこのイベントの担当者が作ってくれていたのだがその人が退職したため近年はポスターが無かった。

ということでこんなカンジである。
「作品のメッセージもつけてくれ」という要望もあったので、ちょっと書いてみた。
まあこじつけではあるがそれっぽく仕上がったのではないだろうか。

年末年始のお堀端商店街を彩る風船アートが今年も舞い降りました。
タイトルは「スノーバルーン」
雪のようにしんしんと、風船のようにウキウキと、異なるイメージを同居させました。
これはクリスマスとお正月を同時に祝う日本人の心からイメージしたものです。
きらめく師走の夜空を飾り、新年を晴れやかに迎えられるような作品になることを願っています。

                                           アート制作  北  川  純
                                           主催  お堀端商店街振興組合

2013年12月9日より~2014年1月中旬ごろまで予定
小田原市お堀端商店街
http://www.ohoribata.jp/


『小田原お堀端商店街 スノーバルーン』 その3

2013年12月18日 | 風船アート

前回 公開するといって随分間が開いてしまった。
私の特許を教えるのがイヤになったのである。・・・・ウソである。

で、図のような方法で設置した。

1、両ビルの上から道路にむけてやわらかいボールに紐をつけて落とす
2、道路の人がボールを結びつける
3、両側からひっぱり紐を上げる
4、片側の人が紐をテグスに付け替え、もう片方がひっぱり、テグスの人がそれに風船を付けていく

簡単に説明するとこんなカンジである。
これをいろんなビルの屋上に上がりひたすら続けていくのである。

そうこうしているうちに“小田原のスパイダーマン”と噂されるようになってしまった。
たいしてうれしくも無い。

2013年12月9日より~2014年1月中旬ごろまで予定
小田原市お堀端商店街
http://www.ohoribata.jp/


『小田原お堀端商店街 2013 冬』 その2

2013年12月11日 | 風船アート

設置例 その1 街灯と街灯の間

二連梯子をかけてテグス(釣り糸)に風船を取り付け、両方から上って照明器具最頂部に結びつける。
これは見た目通り当たり前の設置方法。
しかし、はしごの長さはゆうに6メートルを超え、街灯は揺れまくり、下は歩行者や車が行きかい最も危険な作業の一つである。

次はみんなが知りたがるビルとビル間の設置方法を公開する。

2013年12月9日より~2014年1月中旬ごろまで予定
小田原市お堀端商店街
http://www.ohoribata.jp/


「お堀端商店街 2013 冬』 その1

2013年12月10日 | 風船アート

恒例、小田原お堀端商店街・冬の風船アートがはじまった。
今年は「スノーバルーン」というタイトルである。

ちょっとマンネリじゃないのと思う人もいるかもしれない。
私的には一回まわったというか初心に返ったというか肩の力が抜けたというか・・とりあえずいい作品に仕上がったと思っている。
バランスがいいのである。

ちなみにこれはどうやって設営しているのかという質問を良く受ける。
珍しく制作過程の画像があるのでちょっと紹介してみる。

2013年12月9日より~2014年1月中旬ごろまで予定
小田原市お堀端商店街
http://www.ohoribata.jp/


『小田原お堀端商店街 2013 冬』 その1

2013年11月06日 | 風船アート

また、この季節がやってきた!
小田原の冬、春の風物詩といったらこれ  風船アート! ・・・・・てな風に街では言われているのであろうか。
私は知らない。

個人的にも最近新規の企画が多かったのでここの仕事は本拠地に帰ってきました感がある。
といっても私の本拠地は横浜なんだけどね>

しかし のんびりはしてられない。もうすぐだし、ここの仕事はハードである。
体力づくりからはじめないとね。

小田原市お堀端商店街風船アート 2013 冬
2013年12月初旬~
http://www.ohoribata.jp/