[裸体像Tシャツ計画/道]
一人トリエンナーレ第三弾!最終章である。
タイトルは「道」。しかし道路沿いに立っているわけではない。場所は保土ヶ谷区ダイエー駐車場内。
なぜここに???という状況下の中この裸体像は建立している。
画像を良く見てほしい。
凛々しく直立しているものの足元は水で濡れている。
なにもこれは彼女が初めてTシャツを着せられてビビッておもらしをしたわけではない。
私はTシャツを着せる前にいつもからだを洗っているのである。
屋外設置の銅像というもののほとんどは鳥の糞やらで汚れている。
初めて着衣させようと思った際、あまりの汚さにTシャツが汚れてしまうのを防ぐために行ったのである。
その後、この行為が着衣前の儀式のようになってきて、今ではゴシゴシ裸体を洗ってあげることが楽しみとなり、Tシャツはついでの作業に成り果ててしまった。
一連の状態を人はこう呼ぶ・・・・・そう “本末転倒” と・・・・。