北川純のアートなお仕事

現在進行形作品の紹介から旧作品の制作裏話まで小出しにお話します。

『道』

2012年02月28日 | 裸体像Tシャツ計画

[裸体像Tシャツ計画/道]

一人トリエンナーレ第三弾!最終章である。

タイトルは「道」。しかし道路沿いに立っているわけではない。場所は保土ヶ谷区ダイエー駐車場内。
なぜここに???という状況下の中この裸体像は建立している。

画像を良く見てほしい。
凛々しく直立しているものの足元は水で濡れている。
なにもこれは彼女が初めてTシャツを着せられてビビッておもらしをしたわけではない。
私はTシャツを着せる前にいつもからだを洗っているのである。
屋外設置の銅像というもののほとんどは鳥の糞やらで汚れている。
初めて着衣させようと思った際、あまりの汚さにTシャツが汚れてしまうのを防ぐために行ったのである。

その後、この行為が着衣前の儀式のようになってきて、今ではゴシゴシ裸体を洗ってあげることが楽しみとなり、Tシャツはついでの作業に成り果ててしまった。

一連の状態を人はこう呼ぶ・・・・・そう “本末転倒” と・・・・。


『絹と女』

2012年02月26日 | 裸体像Tシャツ計画

[裸体像Tシャツ計画/絹と女]

横浜トリエンナーレ番外編「一人トリエンナーレ」の第二弾!
横浜中区のシルクセンターというところの玄関前にある裸体像にTシャツを着せてみた。

これまたタイトルがシャレている。・・・・「絹と女」・・・。
裸体像制作前に館側は彫刻家に依頼したのだろう「シルクセンターなので絹をテーマに・・・」と。

彫刻家としては裸を作りたいので絹の服を着せるわけにはいかない。
っで、絹布をからだに巻きつける前の状態を作ってみた・・ということだろう。

私としてはセンター側の意向を尊重してあげた方がよいと判断し代わりにTシャツを着せてみた。

私はいいことをしたようで満足であったが、彼女的にはちょっと不満足であったかもしれない。
なぜなら、絹が綿になってしまったのだから・・・・。

 

 


『土に立つ』

2012年02月24日 | 裸体像Tシャツ計画

[裸体像Tシャツ計画/土に立つ]

久々に裸体像Tシャツ計画の紹介をする。
現場は横浜市磯子区杉田団地広場。
私の家からもっとも近い裸体像ではなかろうか。
とはいってもこれを発見したときはまったく違うところに住んでいて、まさか近隣に住むことになるとは・・・。

ちょうどこの年、横浜ではトリエンナーレが催された。
別段私には関係ないのでそれに便乗して「一人トリエンナーレ」と称して横浜の裸体像何体かに同時に着衣させてみた。
こんなTシャツを作ることはめったにないので、うれしくて一緒に記念写真を撮ってみた。

ところでタイトルの「土に立つ」って・・・。
この手の作品を作る人って大抵センスないけど、そういう意味でもこれはトップクラスである。


『女体暦 その5』

2012年02月22日 | 女体暦

[女体暦/5]

先日、運転していたら警察に捕まった。
どうやらそこはUターン禁止だったらしい。

まったくしょうもないことに力を入れてお仕事をしているものだ。
またそのときの切符をきる処理のモタモタ長いこと・・・。
どうせならこっちの方に力を入れてほしいものだ。

もっともこんな婦警さんなら遅いの大歓迎なんだけどね・・。


『女体暦2012』その4

2012年02月15日 | 女体暦

[女体暦/4/]

このカレンダーを毎日めくっていてもうひとつの特徴がわかってきた。

基本的にパンツとブラは見せないのだ。
パンツ&ブラを芸風のひとつとしている私としては少々残念な気がしないでもないが、これはこれでひとつのスタイルとして尊重すべきである。
しかし14日。めくってみて目を見張った。
なんと、見えるではないか。微妙ではあるが・・・。

バレンタインデー万歳!


『パンツを脱ぐ女』

2012年02月13日 | エロTショップ

[エロTショップ/パンツを脱ぐ女/黒]

私は高校で美術非常勤教師をしているのであるがそこでの会話。

生徒女子 「冬の先生はつまんない~。」
私 「えっ なぜ?」
生徒 「だって エロT着てないんだもん 上着の下にはエロT着てるの~?」
私 「もちろん エロTしかもってないからね よ~しここで脱いで見せてやる~。」
生徒 「女生徒の前で脱がないで ヘンタ~イ!」

ちょうどこの画像のTシャツを着ていた夏の日、同生徒との会話。

生徒 「なにこのTシャツ?」
私 「何って “パンツを脱ぐ女”」
生徒 「なにそれ!」
私 「何って このTシャツのタイトルだからしょうがない。」
生徒 「だったら、先生は‘パンツを脱ぐ’じゃなくて “パンツを脱がせたい”んでしょ。」
私 「なるほど~。」 

彼女との会話の一部を紹介したのだが、ヘンタイなのは私だけであろうか?


『女体暦2012』その3

2012年02月10日 | 女体暦

[女体暦/3]

2月に入ってはじめての女体暦である。

ここにきてわかったことだがこのカレンダーは月別で衣装が変わっていくらしい。
一月はAKB風、二月はミニスカポリス風ということらしい。

今後、ナースや女子高生という様に展開していくのだろうか。
見ようと思えばめくればわかるのだけれどそれはお楽しみにとっておくことにしよう。


『スイミングプール』

2012年02月08日 | エロTショップ

[エロTショップ/イベントT/スイミングプール]

これは静岡3ギャラリーでの展示記念Tシャツである。

作品の水着が競泳水着かスクール水着かお客さんによく問われた。
最初はスク水のつもりで作っていたのだが確かになんだか競泳用のようになってきた。

どこに間違いがあったのだろうか?
思うに二点心当たりがある。

まずその1 彫刻的ボリュームを出そうとしてマッチョになってきたため。。
   その2  好みでハイレグっぽくなってしまったため。

私的な見解である。
正式な差異を知っている人はぜひ教えてほしい。


『バネ』

2012年02月06日 | エロTショップ

[エロTショップ/巻きT/バネ]

ぱっと見はわからないであろうが、このTシャツを作るのはかなりめんどくさい。
なぜならばTシャツのサイズが大きくなるにつれてバネが伸びていくのだ。
説明しよう。
普通プリントTシャツの版は一つのおなじ大きさで子供サイズだろうとLLサイズだろうと同じ版で刷る。
だから小さいTシャツでは絵柄が大きく、デカTシャツでは絵柄は小さく感じてしまう。
それを解消すべくTシャツサイズが大きくなるにつれて版を取替えバネが伸びていくようにデザインしてみた。

想像どおりのものが出来たのだが一つだけ欠点があった。
人は普通一枚だけTシャツを買うので伸びていく様を確認することはない。
またしてもデザイン意図の伝わらないものを作ってしまった・・・・・・・。


『ストッキング 紫』

2012年02月02日 | エロTショップ

[エロTショップ/イベントT/ストッキング 紫]

こちらは前述のカラー違い、紫。

ここの所よくこの手のメッシュ穴あきのTシャツを紹介している。
ポイントはいうまでもなく穴からのぞく胸元素肌である。

しかし世の中には野暮な人が多いものでこのTシャツを着ながら下に長袖のロンTなんぞを着ていたりするのである。
私の大いなる野望をまったく無視している。
第一それじゃストッキングにならないでしょ。

逆に、直に着ているのだがTシャツが大きいのか、胸の位置が高いのか、ブラ中央が見えちゃってたりする人がいたりする。
私の趣旨とは違っているのだがこちらは許す。