北川純のアートなお仕事

現在進行形作品の紹介から旧作品の制作裏話まで小出しにお話します。

『おっぱい冷蔵庫』  Red Bullイベント その6

2013年12月28日 | その他のアート

『おっぱい冷蔵庫』のドキュメンタリービデオが出来上がった。

簡単に説明するとこれは‘レッドブルの冷蔵庫をデザインするというイベント’に参加した際の製作過程ビデオである。
私がああでもないこうでもないと語る場面は今見ると恥ずかしい。
まあ、年賀状でも書きながら笑って見てもらえれば幸いである。

レッド ブル アートドキュメントフィルム
http://www.redbull.com/jp/ja/stories/1331622364517/red-bull-curates-canvas-cooler-2013


『お堀端商店街風船アート  スノーバルーン』 その4

2013年12月22日 | 風船アート

長年、ここで仕事をやってきて初めて私自身がポスターを制作した。
かつてはこのイベントの担当者が作ってくれていたのだがその人が退職したため近年はポスターが無かった。

ということでこんなカンジである。
「作品のメッセージもつけてくれ」という要望もあったので、ちょっと書いてみた。
まあこじつけではあるがそれっぽく仕上がったのではないだろうか。

年末年始のお堀端商店街を彩る風船アートが今年も舞い降りました。
タイトルは「スノーバルーン」
雪のようにしんしんと、風船のようにウキウキと、異なるイメージを同居させました。
これはクリスマスとお正月を同時に祝う日本人の心からイメージしたものです。
きらめく師走の夜空を飾り、新年を晴れやかに迎えられるような作品になることを願っています。

                                           アート制作  北  川  純
                                           主催  お堀端商店街振興組合

2013年12月9日より~2014年1月中旬ごろまで予定
小田原市お堀端商店街
http://www.ohoribata.jp/


『小田原お堀端商店街 スノーバルーン』 その3

2013年12月18日 | 風船アート

前回 公開するといって随分間が開いてしまった。
私の特許を教えるのがイヤになったのである。・・・・ウソである。

で、図のような方法で設置した。

1、両ビルの上から道路にむけてやわらかいボールに紐をつけて落とす
2、道路の人がボールを結びつける
3、両側からひっぱり紐を上げる
4、片側の人が紐をテグスに付け替え、もう片方がひっぱり、テグスの人がそれに風船を付けていく

簡単に説明するとこんなカンジである。
これをいろんなビルの屋上に上がりひたすら続けていくのである。

そうこうしているうちに“小田原のスパイダーマン”と噂されるようになってしまった。
たいしてうれしくも無い。

2013年12月9日より~2014年1月中旬ごろまで予定
小田原市お堀端商店街
http://www.ohoribata.jp/


『小田原お堀端商店街 2013 冬』 その2

2013年12月11日 | 風船アート

設置例 その1 街灯と街灯の間

二連梯子をかけてテグス(釣り糸)に風船を取り付け、両方から上って照明器具最頂部に結びつける。
これは見た目通り当たり前の設置方法。
しかし、はしごの長さはゆうに6メートルを超え、街灯は揺れまくり、下は歩行者や車が行きかい最も危険な作業の一つである。

次はみんなが知りたがるビルとビル間の設置方法を公開する。

2013年12月9日より~2014年1月中旬ごろまで予定
小田原市お堀端商店街
http://www.ohoribata.jp/


「お堀端商店街 2013 冬』 その1

2013年12月10日 | 風船アート

恒例、小田原お堀端商店街・冬の風船アートがはじまった。
今年は「スノーバルーン」というタイトルである。

ちょっとマンネリじゃないのと思う人もいるかもしれない。
私的には一回まわったというか初心に返ったというか肩の力が抜けたというか・・とりあえずいい作品に仕上がったと思っている。
バランスがいいのである。

ちなみにこれはどうやって設営しているのかという質問を良く受ける。
珍しく制作過程の画像があるのでちょっと紹介してみる。

2013年12月9日より~2014年1月中旬ごろまで予定
小田原市お堀端商店街
http://www.ohoribata.jp/


『風のいたずら』 その13

2013年12月09日 | 脚アート

「三宮姉妹」の回でも言ったのだが、関西人のノリのよさは半端ナイ!

最終日、撤去のために六甲に訪れてこの光景を目にした。
事務局の人からは「みんな作品と同じポーズで写真とっていますよ」と聞いていたので妙な人もいるものだと思ってはいたのだが、これには驚いた。

天晴れ!関西人、ナイスである。

撮影日は11月終わりなのでみんなこの服装であるが、9月始まりのイベントであったのでその頃は、もっと凄い絵図が展開されていたのであろうか。  
見たかった。

そういう意味でこの作品は大成功であったといえる。


『三宮姉妹』 その5

2013年12月02日 | 裸体像Tシャツ計画

最後に付け加える。

関西の人はノリが良いのであろうか。
面白いものを見つけるとすぐ興味もってリアクションするのかもしれない。

だから私が数十分この場所にいただけでこのような写真が何枚も撮れるのだ。

ふつう関東方面で活動している私にとってこのような一般の人たちのリアクション風景はなかなか撮影できない。
気にはしても忙しそうに通り過ぎてしまう人が多いように感じる。

こんな写真が残ったこともこの作品の大きな収穫であった。


『三宮姉妹』 その4

2013年12月01日 | 裸体像Tシャツ計画

最後の特長3つ目を紹介する。
私にとってこれが最も重要であった。

2日間の展示であったが、2日目に大雨が降ったのだ。
これまでの作品でも例えば1週間の展示の場合、雨の降った日もあったであろう。
しかし、私も毎日そこにいるわけでもなし、まさしく今雨が降っていますという状態は初めての体験であった。

素肌にTシャツ、しかも雨!といえば・・・・そういうことである。
ちなみにこの画像では右が姉、左が妹である。
甲乙つけがたいがやはり若干肉付きが良くピッタリ感がある分だけ妹の方に軍配が上がるであろうか。

わざわざ六甲まで来た甲斐があったというものだ。
天候の神に感謝をしながら私はシャッターをきった。