夜中の3時に岩倉から電話が入る。
SUNのお腹が大きくなっている。急いで病院に行くから木俣さんに電話を入れて欲しいという。
木俣動物病院に電話をすると夜中の3時だから当たり前だが守屋先生が、眠そうに電話に出た。
SUNの状態を伝えると「すぐにこちらは準備いたします。急いでいらしてください。」とおっしゃってくれた。
SUNのお腹は、妊娠した時より大きくパンパンに腫れていた。
石川先生も駆けつけてくれた。ちょうど入院していた子を診に来ていた小林先生を含めて3人の先生でSUNを診てくださった。
石川先生が診たこともないほど腫れていて、もう1時間も気がつかなかったらたぶん大動脈を圧迫して、虹の橋へ渡ってしまっただろうと言われた。
胃の中に管を入れてガスを抜いた。みるみるうちにお腹は小さくなった。
そのまま入院して詳しく調べることになった。