２月５日（日）

青島は、だんなから突然「好きな人ができた。」と言われたらしい。
２５年間も夫婦でいて、古いしきたりのある本家と言われる１７代の嫁として嫁ぎ、いろいろと気を使って過ごしてきたのにあっさり言われたらしい。
下の子が大学生になったら離婚したいと言われたと淡々と話をしていた。
子供たちが帰る家を用意すること以外は、案の定全く気にしていない。
ふたり姉妹の長女として東京で生まれ、古いうちに嫁ぐ時に多くの人が反対をした。それでも何とか今までやってきていた。
なぜ今言われているのか？と思ったが「今年は、別れの年かもしれない。これも必要で起きているのよ。」と言っている。
青島は家にいることが好きで、家事をやることが生きがいのようだったが、義母に「私が動けるうちは、外で働いて欲しい」と言われ、働きに出た。
働きに出た途端、だんなの給与から一銭ももらっていないらしい。いくら給与をもらっているのか知らないらしい。
夫婦のことは夫婦しかわからない。結婚とは何なのだろう？