水曜から木曜

翌朝、ベランダに洗濯物を干しにきたばーちゃんに「ええ加減に起きなよ～」と
声をかけられて外を見てみるも夕べの雪はどこへやら、
すっかりいい天気


ばーちゃんとお昼を食べにいくことになり、途中で寄った酒屋さんのお嬢さん。
耳のあたりをこしょこしょとやると、ぐ～～～～～、ぐ～～～～～、と喜んでいただいた。

杖はついてるものの、ばーちゃん元気にあるくあるく。
途中「こっちが近道やで」と通った道は道というかよそんちの庭だった気がしますがまあ気にするな

ごはんを食べるお店に予約した時間までしばらくあったので、近くの百均へひやかしに。

しばらく店内をうろうろ。「おばーちゃん、これ買うわ」と
青いバスマットを持ってまだしばらく他のとこも見てたので、
あたしもくまなく見てまわって30分ぐらいはいたと思う。

気がつくといい時間になってたので、一緒に出ようと思ってばーちゃんを探すんだけど
いない。

あれ？先出たかな？

いない。

もしかして先に店行った？

ごはん屋さんに行ってみるけどいない。
お店の人に聞いてみるけど、まだ来られてませんよ～とのこと。

あれ？じゃやっぱ百均？

戻って探して、店員さんに聞いてみると
青いバスマットの・・あら、10分か15分ほど前に精算して出られましたよ～とのこと。

うそん。

百均の隣のドラッグストアとスーパーもひとまわりしてみる。

いない。

もっかいごはんのお店。

まだ来てない。

あれっ

百均とごはん屋さんの間には国道が走ってて、交差点や横断歩道もなく。
まさかとは思うけどあせってくる。

もっかいスーパー、ドラッグストア、百均。

を出たとこで、なぜか小さい花束を持ってスーパーから出てくるばあちゃんと会う。

急におトイレ行きたなってな、ついでに仏壇の花買うてきたわ～とのこと。

あせったー！なんか久しぶりにあせった！！
「あせる」ってそうそうこんな感じだった！



夜はまたいとこの宿題を見、手作り友チョコをもらい、「これ書いて！」と渡されたのが
懐かしのサイン帳！（て今も言うの？名前とか住所とか趣味とか書くやつ）
小中高、卒業前は女子の間で飛び交ってましたね。

うーわ、こういうのまだあるんやーん！懐かしー！！書く書く！

「好きなタイプは？」
　　　づな：「香川照之、小林薫、山崎努　等」
「好きなアーティストは？」
　　　づな：「BEN HARPER」
「願いごとがひとつ叶うなら？」
　　　づな：「あと100こ叶うようにしてもらう」
「100万円あったらどうする？」
　　　づな：「1万持って飲みにいって、あとは貯金」
「タイムマシンがあったらどうしたい？」
　　　づな：「江戸時代の暮らしをじっくり観察したい」

いとこ：「なんか・・ようわからんわ・・」
うん、ごめんごめん。ちょっと小６っぽくはなかったかな
（ちなみに友達のを見せてもらうと、
「HEYSAYJUMP!の○○クン」
「嵐」
「空を飛びたい」
「嵐のグッズ買いまくり～」
「HEYSAYJUMP!の○○クンの子供時代を見てみたい」
　といった回答が見られました。なるほど、完全に浮いとるわ）


さて次の日、出発する前におじーちゃんのお墓参りに行ったときのこと。
ビールとお菓子をお供えして、じゃあまた来るからね～と10ｍも離れてないところで
さーっと２羽のカラスが飛んできたかと思うと、
お菓子持ってかれたーー！！

どこからか見てたんだろうなあ・・
封も開けてなかったけど、もちろん上手につついて破ってうまいこと食べたんだろうな～。
できればごみはごみ箱に捨てにきててほしい。



こんな感じの、のんびりした町です。
また来るよ！

そして電車に乗って、大阪へ