もっさりメモリー

ヲタクとマニアの毒女ブログ
ダメ人間の戯言と愚痴だらけ。
ヲタクなテレビっ子のつぶやきメイン。

TOKYO NOBODY

2009年07月14日 | 本・漫画・映画
あるサイトの感想を見て気になって、見てみた写真集があります。


【TOKYO NOBODY】
中野正貴、写真集



口で説明するより、とにかく「いいから見ろ!」と、力説したくなるような写真集。


東京に、まったく人間が居ない写真なのです。

写真集のタイトルだけでも、なんかゾクゾクします。


中野さんのサイトのGALLERYを、クリックすると、サンプルが見れるから
まず見るとヨロシ。


銀座、新宿、渋谷、皇居、首都高、、、、。

見慣れている東京の場所に、人や生き物や車が居ない写真。

硬い建物だけが佇むその瞬間。

空気まで止まっちゃったような気にもなってくる。


この写真集は2000年のなので、古いんだけど。

正月とかの、日が出たばかりの時間を狙ったりして、10年かけて撮ったそうだから、
写ってる時間はそれよりもっと前なわけよね。

お台場なんか、フジがとりあえずあるだけで周りは空き地で、今見るとすごい異質。


この写真集を開いた瞬間、背中がゾクゾクした。

なんつ~か、無機質の恐怖?

でも、嫌な怖さじゃ無い。

冷たく拒絶されてるようで、でも、朝焼けの朱色が優しいの。

でも、うしろを振り向くと、誰も居ない、たった独りの孤独の瞬間。


実際、この場所に立ったらさぞ怖いだろうなぁ。。。

とくに大雪の首都高浜崎橋JCTの写真なんか、どーやって撮ったんだ?と。
冷たい迫力が凄い。
そのあとの皇居のお堀の雪化粧も冷たいけど綺麗だった。


とても面白い写真集です。


昔から風景写真を見るのは結構好きでね。
特に、夜景とか月とか、海の蒼とか好きなんだけど。

アタシは、写真の技術なんかこれっぽっちも知らないので、
感性だけでゆってますが。

好きだなぁ。。。。

すごく好きだ。


おいらは図書館で借りたので、機会があったらぜひ一度見てみて下さい(^^)

ついでに、中野さんの写真集をもう一冊借りました。
「東京窓景」
これも、TOKYO NOBODYと同じような感じの写真集だけど、構図が全部どこかの
「窓」から見た風景で、面白かったです。

この2冊しかウチの市の図書館には無かったけど、他のも見てみたいな~。
「TOKYO FLOAT」が気になるわ。



で、ハナシはちょっと違うかもしれんが。
いま、工場萌えってちょっとブームじゃない?

実はアタシも結構、萌える派(笑)

そんな萌えが流行る前から、夜の工場とか見るとドキドキする(笑)

特に、横浜へ行く首都高湾岸線の、羽田辺りから川崎の辺りの夜の工場地帯は
鉄腕アトムの世界が降りてきたのかと夢見るほど、いつもドキドキして通る(笑)

この写真集を見て、そんなことを思ってみたので、工場萌えを検索してみたら、
かなりマニアがいるようで、いろんなサイトがあった(笑)

みんな綺麗な写真を撮ってて、見てるだけで面白い。

夜景って、素人が写真に撮るのは難しいよね。
だから綺麗な写真を見るだけで、ドキドキする。

面白いな~~~。


そう思うと、新しいデジカメが欲しくなりますね(^^;
そんでもって、夜景を見に、ドライブへ行きたくなりました。

お台場のガンダムも見たいので、そのまま湾岸線を飛ばしたいなぁー。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。