わんおふ!

いいパチンコLLPのボンペイ吉田が綴る「真面目なほう」のパチンコブログ
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1万円一本勝負第三回・必殺仕事人祭ver@京楽産業.

2009年12月24日 10時43分07秒 | 不満

◆収支◆
1,625個の貯玉を使い、600玉を獲得。遊技時間は1時間程度。


◆必殺仕事人Ⅲについて◆
まず、これだ。
私は必殺3を近年最高の機種と表しています。
新台レポートのチェックリストも土台は必殺3で起こしましたしね。

・日本の時代劇版権
・タメとヌケ
・敵の設定
・激アツ系のフロー
・コーラのビンのような期待値変遷
・動きの練られたSDキャラ
・過剰となるギリギリの電飾

等々
もちろん個人個人によって違うだろうけど、
3年経ってもナントカverが出て、かつ稼働する所を見ると、
やはりベースとなる部分の完成度はピカ一だったように思う。

◆期待値の伸縮◆
コーラのビンのような期待値というのは分かりにくいかもしれない。
普通の機械は、ダラダラと長いリーチを展開するだけで、
大当りへの期待値はのんべんだらりと上がっていく。
しかし必殺は、ゼブラ、依頼人の涙、豪剣、主水登場といった部分で、
分かりやすい形で「ぎゅっ」っと心を締め付ける。

あの演出は出なかったけど、こっちの演出は出たからまだ分からないと、
期待感を伸縮させながら発展させていくのだ。
しかもそれらは、一度見れば「あ、これはアツイ」と分かる。
世界観を伝える力に長けている機械なんですね。
海物語の魚群や慶次のキセルとは異なる、予告の振り分けだったように思う。


◆タメヌケとは◆
いいぱち!でも何度か書いた「タメとヌケ」。
豪剣を思い出してほしい。
天井裏から抜ける際、全ての意識は豪剣に集中するはずです。
これが「タメ」。

そして「チャラリー」の曲と共に、
今までの意識の集中方向とは、真逆の方向へ光が放たれる。
これが「ヌケ」。

どのメーカーもタメヌケを用意しているけど、
タメの時に消灯するのは必殺だけです。
センター飾りだけでなく、液晶も真っ暗、枠の電飾も切る。
真っ暗にした上で光を放つからこそ、ヌケの爽快感を味わえるのね。

これを完全に無視したのが藤商事。
ゴーストなどを打ってみれば良く分かると思う。


◆引き算から足し算への転換◆
点けのSANKYO、消しの京楽。
日本文化の根幹を成す、ワビとサビは、
そこにない物を、空間や世界観を用いて、
あたかもあるように感じさせる文化です。
引き算の美学と言っても過言ではありません。

過剰と虚飾を廃し、人の意識、特性を生かし切った創意。
京楽機にはかつて、それがあった。

過去形なのは、今回の祭バージョンが、
過剰な装飾に彩られた、ワビとはほど遠い下品な機械であるから。
進化形なるものに加工し、
わずか数百発の玉を得るために幾重ものハードルを設ける。
獲得出玉1発あたりに必要な演出時間が長すぎます

これはバカボンの1/41バージョンにも言える。
疑似連含めて3分の演出を見て、出玉は400個以下。
遊パチの「遊」とはこんな事を言うの?

朝っぱらから特盛りのカツカレーを出されるような、
メモリの小さなネットブックにウィンドウズVISTAを突っ込むような、
胃もたれする過剰感。



そもそも「殺」なのに「祭」とする意味が分からない。
祭に賑わう画面に花火が上がって、いきなり「晴らせぬ恨みを~」ってなんぞ。
明るく楽しく恨みを晴らします!ぶしゅっ!
って、おかしいだろこれ。

桜バージョン以上の足し算を行った点を見ると、
必殺3成功の要因分析に失敗したと思われます。
ここ最近の京楽の低迷は、まさにこの祭バージョンに集約されているんじゃないですかね。

個人的な評価は「不満」とさせていただきます。


累計投資・13,500円
貯玉・17,500→16,500発


わんおふ!グランドオープン

2009年12月24日 04時21分09秒 | その他

クリスマスイブの明け方にブログ開設。
こっちも毎日更新しますよ!
いつまで続くか分かんないけど!工工エエエ(´Д`;)エエエ工工

以下、真面目な話。

こっちには、パチンコを実際に打って感じたことを書きます。
勝った・負けたについてももちろん書くけれど、メインは「批評・評価」です。
もうすぐ公開予定のHP「新台リサーチ」とも連携して、
ファンやホールの思いをメーカー開発者個人の心に届けたい。

リサーチ会員は、HP公開と同時に募集いたします。
以前のような、チームボンペイと直訴会員という二階建てではなく、
全てを統合してシンプルに攻めます。
多くのメーカーの開発者が、すでに会員に参加表明をしてくださっているので、
リサーチレポートも面白くなるんじゃないかなと、
私自身ワクワクテカテカしております。

10年目のボンペイ吉田は、パチンコをもっともっと打ちます。
で、その変態的な視点で機械を評価していきます。
個人の感想なので、新台レポートとは全く違う評価になったりするけど、
それも良し。(えー)