メタボおやじの糖分日記

旅と酒をこよなく愛するメタボ親父の糖分ライフ。

バンコクへ:ロイヤルオーキッドシェラトン滞在記 7

2012年07月29日 | タイ



アーユルヴェーダーは大満足だった。それだけに アロママッサージへの期待も大きかった。

とくにヴェトナムでやってもらったときは 驚く程効果があり 

こんなにも素晴らしいものかと感心させられた。

しかもその店は街の小さなサロンだったので

マンダリンへの期待は高く それ以上のサービスに胸が躍った。






通された部屋には昨日とおなじ 花ビラが散りばめられたアロマボールがあった。

最初にからだを洗ってさっぱりしたあとに ガウンをまとってフットバス

つぎにベッドに上がって横になり 顔から首へ 首から肩へとマッサージがはじまった。

まずはオイルをたらして手のひらや肘でなでる程度

さするようなマッサージが永遠と続いていく。


この間裸でベッドに横たわっていると 部屋のエアコンが効いてきたのが

昨日のオイルの温かさとは対照的に どんどんからだが冷えていく。

「ちょっとあんた、やる気あるの!」

思わず言ってしまった。



そして しばらくしてうつぶせになり 背中のマッサージをやろうとしたとき

顔がタオルで塞がれて呼吸ができない。

苦しい!

このベッドは顔を出す穴があるのにバスタオルで塞いでしまっているのだ。

だが 言葉が通じないのか 技術者は平然とマッサージを続けている。

気づけよバカヤロウ!


結局自分でタオルを取った。


だが 怒りはそれだけでは留まらない。

うつぶせになった顔の前にあるはずのアロマボールがベッドの下に入っている。

昨日は目の前に花ビラが浮かんでいい香りを放ってくれたのに

今日はそのボールがベッドの下に入ったままになっていた。

チキショウ!

結局それも自分で引っ張り出して 顔の前に置いたのだ。

よくもこんなサービスで一流といえたものだ。

あきれてしまった。




あとになって気がついたことだが マンダリンにはいろいろなメニューがありすぎて

すべてが中途半端だった。


たぶん いろんな需要に合わせていったら こんな感じになってしまったのだろう。

メインが何なのか? エステなのか? スパなのか? マッサージなのか?

正直言ってわからない。

よくあるパターンであるが 絶頂期を過ぎると客足が遠のいてくる。

そのため次のメニューを導入する。

そのうちメニューがふえて内容が散漫になり やがてスタッフも離れて

いい加減なスタッフも現れてくる。


反面教師とはこのことだ。我が身と思って注意しよう。



その夜 街に出て夕食をたのしんだ。

ここでも考えさせられる出来事があった。


海外出張は本当に勉強になることばかりである。




つづく
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