メタボおやじの糖分日記

旅と酒をこよなく愛するメタボ親父の糖分ライフ。

バンコクへ:ロイヤルオーキッドシェラトン滞在記 8

2012年07月30日 | タイ



正直 バンコクでは考えさせられることが多かった。

行きのチャーター便はもちろん ホテルのグレード サービス 接客 そして教育・・・・



レストランとスパでは すっかり気分を害してしまったが

タイには他にも見所はあり 自分のビジネスやサービスを見直すいい機会のなった。


とりあえずはめしでも食おう


気分を取り直して対岸のレストラン Yok Yor Restaurantに行った。






よくある観光客相手の海鮮レストランだった。

ビールを飲み タイ料理を注文する。 味はまぁまぁ 特別うまいというものではなかった。

だが ゆっくりと日の沈むチャオプラヤー川の景色は 何よりものご馳走だった。

そう あれだけグチったシェラトンですら許せてしまうのだから凄い。

あらためてロケーションの大切さを知った。



翌日は朝からタイの三輪タクシー(トゥクトゥク)とスカイトレインを乗り継いで

市内観光とモールの視察に出かけていった。







最初に訪れたのはジム・トンプソンの家である。

彼はタイのシルクを世界中に広めたアメリカ人実業家で 1967年3月26

休暇で訪れていたマレーシアのキャメロン・ハイランドで忽然と姿を消し消息を絶った。

元軍人 元建築家という肩書きも この事件をよりミステリアスなものにした。






家は手の込んだ造りで 趣味の骨董にあふれていた。






まるでジャングル まるで映画のセット

とにかくこだわりの凄さに圧倒された。


すごい! いや素晴らしい!


ブランドとはこうしたこだわりから生まれるものだ。

日頃そう思っていても 実際そこに立ってあらためて感じるものがある。

たとえばの商品の重み こだわりや手間や心といったもの・・・・

これをおろそかにしたらブランドの価値は無くなり ただのモノやサービスになってゆく

愛着は無くすとは恐ろしいものだ。

もう一度こだわりについて見直してみよう。

商品に愛着を持たないものは 必ず売り方もサービスも演出も妥協しているに違いない。



ブランド価値を高めるためにも 再教育するか

理解の出来ないものは排除するしかない。

厳しい言い方だが ビジネスは妥協したところから落ちてゆく。

ジム・トンプソンの家を見て それを強く感じることができた。

ありがたかった。




つづく



















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