25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

権力闘争

2017年02月24日 | 社会・経済・政治

 北朝鮮を脱出して亡命政権をつくろうという動きがあるとニュースは伝えている。それを引き受ける国があるかが問題ではあるが、その亡命政権の頭に金家を置きたいという亡命政権を目論む人々。チェコの北朝鮮大使、金正日の異母兄弟、金正一大使にまで、亡命政権の頭指名が及びそうである。一体何時代のことだろうと思う。日本で言えば、古代継体天皇あたりの頃のようなものか。

 頭というのはそれほど家柄が大事なものなのか。亡命政権の中で人々に選ばれたものが頭をすればいいと思うがそういうわけにはいかない、というのはどういう思考経路でそうなるのだろう。不可解である。歴史的に王というものは奇怪なものだなあ、

 などと思いながら樹木に水をやっていたら、土筆があちこちで立っている。これみは驚いた。久しぶりにみる土筆。

 スギナの子だから、放っておくとスギナになるよ、なおいわれて、今日摘んで食べてしまおうか、と考えた。

早くも金曜日。遠い世界の出来事だけが目に入ってくる。その間に母は薬の自己管理が難しくなった。美空ひばりのカセットテープ1本をプレゼントした。ぼくの身辺はさほど変わりはないが、ヘモグロビンA1Cの正常範囲内を越えようとしていることを医者に指摘され、最近体重が増えたことに思い当たった。これを正常値内におさめておくのは運動でしかない。もう少し歩く時間を増やそうかと思うが、なかなかその時間が作れない。感覚の時間はあっという間に光のように速いのに、肉体はしっかりと確実に時を刻んでいるように思える。