25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

陰ですすむこと、すすまないことが怖い

2017年02月08日 | 社会・経済・政治

 毎日トランプ、トランプ。小池、小池で、何か大事なことがその陰で進んでいるような気がする。

 例えば、日米同盟をもっと強固に広く、と発言した稲田防衛大臣の発言と彼女の白紙領収書の問題をマスコミは扱わない。小渕優子の悪質なコンピュータぶち壊し事件も幕を降ろしたかのようである。

 共謀罪。もしも日中戦争前みたいになってきて、政府を倒したいと思ったときでもそれは許されなくなる。選挙でしか革命は起こせない。民主主義の中での選挙で革命を起こせということだろうが、民主主義とてヒトラーのようなファシズムを生み出すのである。

 金融政策についても論議がない。異次元の金融規制緩和があればその記者会見を報道するだけで、それがどれほどのリスクを背負うものであるかも丁寧に説明されない。

 古いケインズ経済をそのままやっている経済政策でも公共投資には経済効果がない、という論証もテレビではしない。

 安倍一強の中でみなすくんでいるように見える。マスコミが信用されなくなりつつあるのもわかるような気がする。

 ところで、我が「木瓜の花」の花芽が三日前に出てきた。大喜びした。昨日はこの冬一番の寒さを感じた。えたれイワシもでてきて、蕪も出てきて、カレイも出てきた。酒がますます美味しくなるぞ。