25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

未来社会に好奇心が湧く

2017年02月01日 | 文学 思想

 利子が生まれたのは1215年のフィレンチェ。利子が終わりかかった始まりは1971年、アメリカ。

 日本は日銀への預け入れがマイナス金利。銀行からの貸し出し金利も最低。

 今後アフリカを除き、世界の人口は減少していき、2100年になると、アフリカの人々は30%以上になるという。日本は5000万人ほどになっている。

 もちろん、ぼくはいない時代のことだが、孫はまだイ生きていそうな頃ではある。

 民族が独立していく時期があった。まだ一部、独立を目指す民族がいる。一方で、地球を回る時間は短くなった。通信が地球をめぐる時間は1、2秒の差ぐらいである。ほぼ同時と言っていいだろう。そのくらい地球は小さくなった。ヨーロッパはうでに、混血化が進み、アメリカではシリア出身のスティーブ ジョブズがアップルを起こした。また、アメリカに優秀な人材が集まり、有名なIT企業などは移民によって成り立っている、という。

 世界は大きな潮流では一体化しつつある。言語の壁もAIが進み、取り払われる勢いだ。

 どんな制度が登場するのか、すごく興味がある。

 ぼくらは人類の歴史の一瞬と思えるほども短い間を生きるだけであるが、この過去100年の様変わり様は凄まじいものだ。

 予想してみることはできそうだ。このごろ未来社会にばかり好奇心が湧いてくる。それはつまり現在を理解するというのと同じことだと思うが。しかし今を生きればそれでよいとはいかない。未来から現在を見る、そんな気分だ。