25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

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2015年03月17日 | 文学 思想
 アメリカから入ってくるものには気をつけなければならないものがあります。
アメリカ人のほtんどが太っています。この頃日本でもアメリカ型の太った人が増えてきました。
健康食品がどこにいっても売っているお国柄ですが、太った人は減りません。それだからこそ、過激な太り過ぎだからこそ、過激なダエイット法や過激なエクササイズがでてきます。アメリカのマクロビオティクスなどは相当過激です。エクササイズ器具も氾濫しています。

 アメリカに渡る野球選手はほとんど肩や肘を傷めてしまいます。

 アフリカ人は出っ尻といいますか反り腰のため、マラソンをするときにつま先着地をします。骨盤が前に傾いているせいです。日本人はややうしろに傾いているため、走り方は違ったものになるのが当然で、速いアフリカ人がやっているからと言って、真似をするのは危険です。

 アメリカから入ってくるものも同じことが言えます。歩き方がほぼ正しいアメリカ人は過激な運動をしても膝をねじったりする率は少ないように思います。

 よそから入ってくるものをありがたがるのは日本人のコンプレックスといいますか、人間ってそういうものだといいますか。どんぶらこどんぶらこと上流から流れてきた桃。その中に赤ちゃんがいる。それが成長して鬼退治をする。これは貴種流離譚ですが、こういうものは卑種流離譚とも言えるのです。

 アメリカのテレビ通販商品も過激に上手です。
 大事なのは「判断する力」です。それには知識が必要です。

 細菌にしろ、食べ物の酵素にしろ、自分の住む環境のものが一番いいのです。菌を世界中調査をして、結局求めるものは自分のうちの庭にあったなどというのは有名な話です。畑に生ゴミを入れても畑が臭くならないのはその土地の菌が活躍してくれるからです。ハーブなども同様です。インドと日本では気候も環境も相当違いますが、アーユルヴェーダとか言って、よそから入ってくる大昔の誇大妄想みたいなことを人は容易に信じます。信じるだけなら個人的でいいのですが、それを普遍化しようとします。要注意です。