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プレミア・リーグ 第三十三節

2008年06月27日 00時41分33秒 | Weblog
プレミア・リーグ 第33節 VSエバートン

試合会場 アウェイ リアソール
観客動員数 32938人
エバートン 1-1 フルハム

先発フォーメーション 4-4-2

   ※クリスティアーノ・ルカレッリ
               クリント・デンプシー

           ニコ・クラニチャル
 ※セオ・ウォルコット        デイビット・ベッカム
            ダビド・ピサロ
※ネイサン・アシュトン          モリッツ・フォルツ
     マイカー・リチャーズ フェリーチェ・ピッコロ
            ジョー・ハート

得点者
FWデビット・ニュージェント 後半48分

※交代選手
DFアシュトン→DFセイタリディス 後半16分
FWルカレッリ→FWニュージェント 後半29分
MFウォルコット→FWボージャン 後半36分

☆MOM MFニコ・クラニチャール 評価点7・5

試合総括
首位チェルシーに必死に追いつくため、絶対に勝利が必要なフルハム。
こちらも、4位の座をなんとしても死守するために勝利したいエバートン。
勝ち点3が必要な両チームが、雨の中激戦を繰り広げた。

前日に熱を出し、欠場が濃厚だったフルハムMFクラニチャール。
しかし本人が勝利のために出場を志願、指揮官はクラニチャールを送り込む。
するとそのクラニチャールが前半から躍動。とても風邪とは思えない素晴らしい
プレーを随所で披露し、チャンスを演出していく。
前半7分、クラニチャールのパスを受けたルカレッリが素早い反転でDFの裏を
抜け出しシュート!ここは守護神ハワードにとめられるが、いい流れで攻撃を
展開する。さらに攻めるフルハムは前半19分にクラニチャールがクリアボールを
強烈なボレーシュートで合わせる!
が、ここもハワードが右手一本で弾いてみせゴールを奪えない。
さらに前半28分には、ウォルコットが素早いドリブル突破からシュートを打つが
ここも決めきれない。何度もチャンスをつくりが、ゴールを奪えないフルハム。
前半はスコアレスドローで折り返す。

なんとしても勝利したいフルハムは後半デンプシーが大チャンスを迎える。
後半4分、右サイドのベッカムがフリーでクロスをあげると、合わせたのは
デンプシー!ゴール左へヘディングシュートを放つが、これもハワードに防がれる
逆に後半9分、ピナールがボールを奪うと一人で持ち込みドリブル突破!
一対一には強いピッコロが対処に行くが、フェイントで抜き去りゴール前へ。
ピサロ体を入れて止めるが、逆に弾き返されシュートを打たれる。
一瞬の出来事に何も出来なかったハート、まさかの失点を喫してしまう。
このゴールで、ホームのエバートンがついに均衡を破ることに成功する。
先に点を奪われてしまったフルハムは、ニュージェントをを投入し流れを
変えようとさらに仕掛けるが、決定機を作れど、やはり決まらない。
ルカレッリがベッカムのクロスを何度もヘッドであわせるものの、
やはりハワードの壁を打ち崩すことが出来ずに、ゴールを奪えない。
このまま試合は終了かと思われた後半ロスタイムについに試合は動く!
ゴール前で突破を図ったクラニチャールだったが、グラベセンにカットされる。
しかしこぼれ玉がピサロの元へ。これをクラニチャールへダイレクトで出すと、
クラニチャールはニュージェントへスルーパス。
ニュージェントは無理な体勢から左足であわせると、ボールは実に180分ぶりに
ゴールネットを揺らす!フルハムが、土壇場で同点に追いつくことに成功する。
そして試合はそのまま終了。勝利こそ出来なかったが、終了間際の同点劇で
敗戦だけは免れたフルハム。この流れを維持できるか?

キャプテン ニコ・クラニチャール選手
「なんとしてでも勝利したかった。そのために出場させてもらった。
前半からいい流れで攻められていたけど、ハワードが素晴らしかった。
完全に捉えたと思ったシュートでも、ゴールを奪えなかった。
逆にカウンターから失点した時は、終わったと思ったけど、諦めずに戦った。
最後の得点はピサロのおかげだよ。あそこで拾っていなかったら、試合は
終わってただろうね。最後はニュージェントがしっかり決めてくれた。
敗戦は免れたけど、勝ち点3を奪うには到らなかった。
しかし、リヴァプールが意地の勝利をあげたことにより勝ち点差は3に縮まった。
得失点差では自分達が上回れるだけに、なんとしてでも残り5試合勝利したい。
諦めなければ、必ず優勝できるはずさ。」

※写真※

一枚目:自力で突破し、ゴールを奪って見せたエバートンMFピナール(写真右から
二番目)。今日は消えている時間が多かったが、このワンプレーで払拭した。
勝利に繋がらなかったのが残念。

二枚目:走りこむニュージェントへラストパスを出すMFクラニチャール。
今日は体調が悪いのにもかかわらず、90分間走り回り勝利に貢献。
キャプテンとして、チームを支え続けた。

三枚目:後半ロスタイムに同点ゴールを決めるFWニュージェント。
今日はベンチスタートだったが、後半より出場すると何度もシュートに絡み
最後に大仕事をやって見せた。エースが、チームを優勝へ導けるか!?

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