エムのたわごと

年相応に病気になり手術、化学療法(抗がん剤)に放射線治療。
今は薬の副作用と仲良く暮らす日々の日記をのんびりと・・・。

がんセンター初診の日

2007-11-30 | 「有」病息災
紹介状を手に、いよいよ本丸へ・・・。

私が選択した病院は、がんセンターなので、
患者さんのほとんどが「がん」という文字と何らかのご縁がある人ばかり。
前提がそこにあるから、病院内は思いのほか落ち着いた感じがする。

あらかじめ電話予約をしなければいけなかったのだけれど、
それを知らずに直接出向いてしまった。
困惑顔の私の様子を見かねて、受付のかたが外来に行って相談、
「かなり待つことになりますが・・・」と言いつつ手続きをしてくださる。

大きな病院は、初診であっても予約が必要であることが多いのでご注意を!

最後の予約の患者さんが終って、診察室に呼ばれる。
穏やかな先生の笑顔・・・目を見てゆっくり話を聞いてくださる。
重くもなく、軽くもなく静かに流れる時間。
私に悲壮感は無いことをまず解っていただき、
事実を受け入れて対処したいという思いを伝える。
とにかくありのままに・・・

医師とのコミュニケーションが本当に大きなカギを握っているのだと痛感しています。
相性もあるでしょう。
基本的に医師は患者を選べない。でも患者は医師を選べるのです。
あれっ、噛み合わない・・・と思ったら、早めに対処すれば良いと思います。
医師に対して疑問、不安、要望を正直に口に出来るかどうか・・・
当たり前のことですが、とても大切なことだと思います。


外来での診察室の様子を見ていて腑に落ちないこと。
順番がきて呼ばれ、診察室に数人が一緒に入って行くことがあります。
患者本人と親族です。
両親、配偶者、子供、兄弟、叔父、伯母・・・等々。
そこまでするの?・・・という疑問です。
あらかじめ、付き添いを「選抜」しておけないものでしょうか・・・。


写真:私のメンテナンスを引き受けて頂いている所・・・いわば母港の構内です

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