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Let's Enjoy Kayak Life !

愛知県の三河湾周辺をベースに気ままなカヤックライフと娘と過ごす日常を綴るパパのブログ。

作りたい衝動

2014年06月14日 | アウトリガーシーカヤック
木曜日の夜中から、仕事の合間にアウトリガーの製作に取り掛かった。

アウトリガーの製作についての知識は写真で見たくらいで全く無い。

なので
今回は試作第1号として、自分の思うがままに作る事にした。


まず最初に、どんなイメージか?
いろいろ絵を描いてみた。

案①

コレだと安定するが、機動力が犠牲になりそう。



案②

片側のみにしてみた。
見た目にしっくりくるが、コレも機動力が物足りない感じ。



案③

アウトリガーの長さを短くしてコクピット前方に配置した図。
パドリングの邪魔にならず、
見た目も何だか斬新な感じ(*^^*)

コレでもイイかもしれないが、航行時に前方からの波受けがスムーズじゃない気がする。


案④

コクピット後方配置。

前方配置よりしっくりくる感じだが、
パドリング時にブレードが当たるかも。

実際にシーカヤックを出してきて同じようにバーを配置してみたら、
やはりブレードがガチ当たりする。
バーが当たらない所まで後ろに移動させてみたが、
あまりにも艇体後方、ラダーに近い所になってしまい、なんだか意味ナシ。

あと、
アウトリガーを艇体の左右に付けるのは安定はするが、機動力を損なう気がするし、水の抵抗を増やしてしまう。

それと、
もしも沈して180°ひっくり返ったとしたら起こせないかも。

片側のみのアウトリガーだったら起こせると思う。


案⑤

と、いう訳で、ほぼこんな感じで方向性が決まった。

あとは
パドリング時にブレードが干渉しないようにどうするか。

最終案
イメージはこんな感じ(^_-)-☆


パドリング時のブレード干渉を避けるように、バーを大きく湾曲させる。

こんな形状だと、
バーのたわみが気になるが、とりあえず今回はコレでやってみよう。



次にアウトリガーの浮力体をどうするか。

当然ながら、
水の抵抗を少なくする形状にしたい。
そこで、ウレタンブロックを削り造形するとした。

※補足追記
実際使用した材料はホームセンターでも入手可能な発泡スチロールです。
コレを削り出し、発泡スチロール用の樹脂(DHマテリアル株 サンドーマFG-801)を使い、ガラス繊維でコーティングしました。注:樹脂は3液性です。硬化剤以外に促進剤を添加します。


後に製作します新作カヤックマスターモデルも同様の手法で製作しています。
樹脂がちょっと高価ですが、発泡スチロールで簡単に造形できるのでオススメです(*^^*)



サイズは?

そうだ、サイズも重要なハズ。

浮力体自体に乗る訳じゃないので、恐らく20kg程あれば、十分だと思うがわからない。

とりあえず今回は20kg設定で制作。

長さ方向を大きくして幅を狭める作戦で、浮力20kgを目指す。


樹脂を塗り、繊維張込み。


中々イイかも。

次はバーの製作。

バーの材料は丸パイプ。アルミかステンレスが良いが、あいにく在庫ナシ。

近くのホームセンターに出向き、品定めしていて丁度いいモノを発見。



Φ35×2000 材質PVC お値段¥288/本
以上に軽い!

工場に戻って早速加工に入る。

ある程度の形状を決め、
ラワン板に原図描いて形状を合わせる。

曲げ加工はヒートガンであぶるが、一瞬でウニャウニャ(ー ー;)
ムズイ。

何とか形が出来た。


次はコイツを強化するべく、FRPでコーティング。



凸凹をグラインダーで擦り落とす。


浮力体とバーが完成。



あとは取り付けベースの加工。
コレが1番キモになりそう。

グラつかないようにシッカリ固定する事と、取り付け取り外しが容易に出来る事。

現在思案中。

現段階ではここまで。
明日試乗出来るよう、今日中に仕上げたいものだ。


















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