木曜日の夜中から、仕事の合間にアウトリガーの製作に取り掛かった。
アウトリガーの製作についての知識は写真で見たくらいで全く無い。
なので
今回は試作第1号として、自分の思うがままに作る事にした。
まず最初に、どんなイメージか?
いろいろ絵を描いてみた。
案①

コレだと安定するが、機動力が犠牲になりそう。
案②

片側のみにしてみた。
見た目にしっくりくるが、コレも機動力が物足りない感じ。
案③

アウトリガーの長さを短くしてコクピット前方に配置した図。
パドリングの邪魔にならず、
見た目も何だか斬新な感じ(*^^*)
コレでもイイかもしれないが、航行時に前方からの波受けがスムーズじゃない気がする。
案④

コクピット後方配置。
前方配置よりしっくりくる感じだが、
パドリング時にブレードが当たるかも。
実際にシーカヤックを出してきて同じようにバーを配置してみたら、
やはりブレードがガチ当たりする。
バーが当たらない所まで後ろに移動させてみたが、
あまりにも艇体後方、ラダーに近い所になってしまい、なんだか意味ナシ。
あと、
アウトリガーを艇体の左右に付けるのは安定はするが、機動力を損なう気がするし、水の抵抗を増やしてしまう。
それと、
もしも沈して180°ひっくり返ったとしたら起こせないかも。
片側のみのアウトリガーだったら起こせると思う。
案⑤

と、いう訳で、ほぼこんな感じで方向性が決まった。
あとは
パドリング時にブレードが干渉しないようにどうするか。
最終案
イメージはこんな感じ(^_-)-☆

パドリング時のブレード干渉を避けるように、バーを大きく湾曲させる。
こんな形状だと、
バーのたわみが気になるが、とりあえず今回はコレでやってみよう。
次にアウトリガーの浮力体をどうするか。
当然ながら、
水の抵抗を少なくする形状にしたい。
そこで、ウレタンブロックを削り造形するとした。
※補足追記
実際使用した材料はホームセンターでも入手可能な発泡スチロールです。
コレを削り出し、発泡スチロール用の樹脂(DHマテリアル株 サンドーマFG-801)を使い、ガラス繊維でコーティングしました。注:樹脂は3液性です。硬化剤以外に促進剤を添加します。

後に製作します新作カヤックマスターモデルも同様の手法で製作しています。
樹脂がちょっと高価ですが、発泡スチロールで簡単に造形できるのでオススメです(*^^*)
サイズは?
そうだ、サイズも重要なハズ。
浮力体自体に乗る訳じゃないので、恐らく20kg程あれば、十分だと思うがわからない。
とりあえず今回は20kg設定で制作。
長さ方向を大きくして幅を狭める作戦で、浮力20kgを目指す。

樹脂を塗り、繊維張込み。

中々イイかも。
次はバーの製作。
バーの材料は丸パイプ。アルミかステンレスが良いが、あいにく在庫ナシ。
近くのホームセンターに出向き、品定めしていて丁度いいモノを発見。

Φ35×2000 材質PVC お値段¥288/本
以上に軽い!
工場に戻って早速加工に入る。
ある程度の形状を決め、
ラワン板に原図描いて形状を合わせる。
曲げ加工はヒートガンであぶるが、一瞬でウニャウニャ(ー ー;)
ムズイ。
何とか形が出来た。

次はコイツを強化するべく、FRPでコーティング。

凸凹をグラインダーで擦り落とす。
浮力体とバーが完成。

あとは取り付けベースの加工。
コレが1番キモになりそう。
グラつかないようにシッカリ固定する事と、取り付け取り外しが容易に出来る事。
現在思案中。
現段階ではここまで。
明日試乗出来るよう、今日中に仕上げたいものだ。
アウトリガーの製作についての知識は写真で見たくらいで全く無い。
なので
今回は試作第1号として、自分の思うがままに作る事にした。
まず最初に、どんなイメージか?
いろいろ絵を描いてみた。
案①

コレだと安定するが、機動力が犠牲になりそう。
案②

片側のみにしてみた。
見た目にしっくりくるが、コレも機動力が物足りない感じ。
案③

アウトリガーの長さを短くしてコクピット前方に配置した図。
パドリングの邪魔にならず、
見た目も何だか斬新な感じ(*^^*)
コレでもイイかもしれないが、航行時に前方からの波受けがスムーズじゃない気がする。
案④

コクピット後方配置。
前方配置よりしっくりくる感じだが、
パドリング時にブレードが当たるかも。
実際にシーカヤックを出してきて同じようにバーを配置してみたら、
やはりブレードがガチ当たりする。
バーが当たらない所まで後ろに移動させてみたが、
あまりにも艇体後方、ラダーに近い所になってしまい、なんだか意味ナシ。
あと、
アウトリガーを艇体の左右に付けるのは安定はするが、機動力を損なう気がするし、水の抵抗を増やしてしまう。
それと、
もしも沈して180°ひっくり返ったとしたら起こせないかも。
片側のみのアウトリガーだったら起こせると思う。
案⑤

と、いう訳で、ほぼこんな感じで方向性が決まった。
あとは
パドリング時にブレードが干渉しないようにどうするか。
最終案
イメージはこんな感じ(^_-)-☆

パドリング時のブレード干渉を避けるように、バーを大きく湾曲させる。
こんな形状だと、
バーのたわみが気になるが、とりあえず今回はコレでやってみよう。
次にアウトリガーの浮力体をどうするか。
当然ながら、
水の抵抗を少なくする形状にしたい。
そこで、ウレタンブロックを削り造形するとした。
※補足追記
実際使用した材料はホームセンターでも入手可能な発泡スチロールです。
コレを削り出し、発泡スチロール用の樹脂(DHマテリアル株 サンドーマFG-801)を使い、ガラス繊維でコーティングしました。注:樹脂は3液性です。硬化剤以外に促進剤を添加します。

後に製作します新作カヤックマスターモデルも同様の手法で製作しています。
樹脂がちょっと高価ですが、発泡スチロールで簡単に造形できるのでオススメです(*^^*)
サイズは?
そうだ、サイズも重要なハズ。
浮力体自体に乗る訳じゃないので、恐らく20kg程あれば、十分だと思うがわからない。
とりあえず今回は20kg設定で制作。
長さ方向を大きくして幅を狭める作戦で、浮力20kgを目指す。

樹脂を塗り、繊維張込み。

中々イイかも。
次はバーの製作。
バーの材料は丸パイプ。アルミかステンレスが良いが、あいにく在庫ナシ。
近くのホームセンターに出向き、品定めしていて丁度いいモノを発見。

Φ35×2000 材質PVC お値段¥288/本
以上に軽い!
工場に戻って早速加工に入る。
ある程度の形状を決め、
ラワン板に原図描いて形状を合わせる。
曲げ加工はヒートガンであぶるが、一瞬でウニャウニャ(ー ー;)
ムズイ。
何とか形が出来た。

次はコイツを強化するべく、FRPでコーティング。

凸凹をグラインダーで擦り落とす。
浮力体とバーが完成。

あとは取り付けベースの加工。
コレが1番キモになりそう。
グラつかないようにシッカリ固定する事と、取り付け取り外しが容易に出来る事。
現在思案中。
現段階ではここまで。
明日試乗出来るよう、今日中に仕上げたいものだ。
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