Let's Enjoy Kayak Life !

愛知県の三河湾周辺をベースに気ままなカヤックライフと娘と過ごす日常を綴るパパのブログ。

タナボタ。

2014年11月30日 | シットオンカヤック製作
11月ももう終わり、気付けば12月。

来週から気温もぐっと下がるらしい。



自作カヤック。

今年こそは!と、

もう、何年過ぎた事か。



そして、

例にもれず、

今年も1年が過ぎようとしています。


毎年毎年、

コレでイケる!と決め込んで製作し、夏に浮かべて、改良、浮かべて、改良…。


理想を追い続けると永遠に完成する事は無いのかもしれません…。


が!

しかし!

今年製作しているカヤックは、
ひと味もふた味も違い、過去に無い出来栄えだと思います。

ただ、



誤算がありました。



マサに誤算です。



ハルを削り出し、デッキの製作に取り掛かっている所で気付きました。

あら~。



寸法が違うかも…。




船体中央部、
ガンネル部からデッキ最上面までの高さは100mmと決めていたが、30mm間違えて130mm。

ガンネル部の幅30mmを差引くのを忘れてしまい、その事に気付く事なく床面まで削り出し完了。


ちなみに吃水からガンネルまでの高さは100mm。

デッキ床面の高さは最上面から140mmの位置にしているので、逆算すると吃水からの高さは

230mm-140mm=90mm。

90mm。

吃水から90mmも高い位置にデッキ床面がきているのである。


なんとなく腰高じゃない?

ずーっと違和感があったのだが…納得。


吃水から90mmも高い位置に床面があるという事は、かなりトップヘビーだ。

沈必至。

水平を保つのも至難のワザ。


なので、

当然ながら床面を下げるワケだが、それに付随して各所の寸法も変わってくるので見た感じがガラっと変わるだろう。

いやはや、どうしたものか。

ひとまず前後方向の寸法は間違いないので、シート取付位置を決め、ペダルユニット搭載位置を決めて、船底まで貫通する開口を掘り出してみた。

当然の結果だが、床面が高いだけあってめちゃくちゃ深い。

ペダルユニットの試作機を差し込んでみるも、プロペラの回転軸すら船内から出ないお粗末な結果。


ところが、
それを見てある案を思い出しました。

いずれはテストせねばと、何年も前から頭にあった案。

改めて各所寸法を計測してみると、イケそう。

このタイミングで実施する予定では無かったが、寸法を取り違えたお陰で図らずも実施できる状態に仕上がっています。


タナボタってヤツ。


この案がもしも上手くいったとしたら、間違いなく未だかつてない面白い乗り物になると思います。



仮に上手く行かないにしても足こぎには出来るのでチャレンジする価値有り。




あ…。



コレは…いつものパターン?

毎年毎年、
一体何時になったら完成するのやら…



ご心配なく!

今回は来年のGWまでに完成させる事が最重要課題ですので、短期間トライしてみて合否を判断します。

合格ならお披露目、否ならお蔵入りとなりますので、結果お楽しみに~





デッキ デザイン2。

2014年11月27日 | シットオンカヤック製作
カヤックのデッキ側デザインですが、
細部の調整を行いましたので画像をアップしました。
只今製作中のデッキはオープンデッキです。
何日も何時間もこのデッキを眺めていたので感覚がマヒしてきたようで
コレで良いのか分からなくなりつつあります
こんな状態でこれ以上手を加えてしまうと、恐らく蛇足になるのがオチなので、止めておくとします。

今回は、なるべく表面の凹凸がわかるように照明を抑えて撮影してみましたが、どうでしょうf^_^;。

※前回の記事でも触れましたが、画像越しでの各部の寸法は必ずしも現物と一致しませんのであしからずデスm(__)m


バウ側から


スタン側から


現時点では何も無いので真っ白。
各パーツが取り付くとよりイメージしやすくなると思います。





バウ側詳細

画面中央の凸部はタンデム時の前席コンソール。
こちらは2人乗りの時だけ使用します。

シングル時はデッキと別体の前後移動式のコンソールを使用します。(移動式コンソールはペダルユニット搭載用アダプター兼魚探設置スペース、収納スペース有)



スタン側~中央部


中央フラットスペースの両サイドに長いアームレスト風の段が設けてあり、
ここにロッドホルダー、アタッチメントスライドレール等が取付出来るようになっています。
足こぎ走行時のステアリングハンドルもここに取付します。

この段を設ける事でデッキ最上面はバウからスタンまでフラットになってます。



スタン最後部はラダー格納スペース。

ラダーに関して、
シーカヤック汎用キットを使用するか、専用ラダーを製作するか、まだ検討中。

足こぎのパワーを活かして他のカヤックを牽引する事を想定すると、艇後端に突起するラダーの使用は避けたいところです。


この後の作業としては、シートやサイストラップ、ドレンプラグなど、付属する各パーツを実際に配置して取付位置の確認と、専用クーラーBOX製作、シングル用コンソール(ペダルユニット関連)です。

早いもので11月もあとわずか。
来週は12月。


年内に1度だけでも浮かべたいものです。



デッキ デザイン。こんな感じで。

2014年11月26日 | シットオンカヤック製作
昼間本業、夜間カヤック製作。

早いとこ完成させたくて作りたい衝動が止まりません。
気力、体力!資金力?が続く限り頑張ってみようかと。



まだ荒削りですが、カヤックのデッキデザイン、ほぼカタチが決まりました。



全長4750mm。
全体像を写そうとするとやっぱり小さい。

バウ側の高い位置から撮影しましたが、やはりうまく撮れませんね(^_^;)。
他の詳細画像もありますが、レンズ越しではあまりにも各部の寸法が実物と違って見えてしまいますので控えてさせて頂きますm(__)m。
ちなみに上の画像、バウ前面とその後ろのハッチ開口部の長さはどちらも500mmですが、前面の方が長く見えてます(ー ー;)。


画像はオープンデッキバージョン。

以前ラインナップを3つ紹介しましたが、このオープンデッキが全てのラインナップベースとなります。

デッキ最上面には凹凸が無く、全てのパーツ(ロッドホルダー、フラッシュマウントベース等)が最上面下にレイアウト出来るようにしました。
これによって、車載時に裏返してルーフに乗せる時にはスムーズに、収納時や、海上でも有利かと思います。

シングルの場合、シート取付位置から後方のラゲージスペースは長さ700mm、最大幅400mm。
大型のクーラーBOXも積めるようにしました。

専用クーラーの場合、
サイズは1100×400。
こちらはデッキ床面に設置するカタチになります。
メーター級のビッグフィッシュも心配ナシ




現在はあれから更に考えを進め、このオープンデッキベースでタンデム仕様まで兼ねるよう試行錯誤中。

デッキ床面をフラットにして、シート位置を変えるだけでシングル、タンデムに出来ないか。

シート位置を変えるだけなら簡単に出来るのですが、シングルの場合は中央付近、タンデムの場合は後方寄りと言うふうにペダルユニットの位置も変わる事になり、中々ハードルが高いです。

そして、シート位置が変わるとラダー操作用のハンドル位置も変わる事になり、これも中々ハードル高いです。

以上が可能になれば、ラインナップ毎の型を製作せずに済むので製造側からしても助かりますし、購入側からしても1艇でシングル、タンデムを楽しめるようになります。

加えて検討中なのが分割方法。
どの位置で分割するか。
より簡単で効果的なジョイント方法。

こちらはまだ暗中模索って感じです。


そして、
ペダルユニットの搭載に関して。

現在、更なる改良と新しい試みを実施しています。

以前N社のユニットを搭載しテストしてみたのである程度感触は掴んでいるのですが、今回製作しているペダルユニットでは小さめのプロペラを高回転させますので、まるっきり別物になります。
改良ユニットは直径130mmの3枚ペラでおよそ4000rpm、N社ユニットは直径300mmの2枚ペラでおよそ600rpm(※回転数は1秒間にペダル1回転として計算しています)

製作中の艇体との相性も確認してみないと何とも言えない部分があります。

やはり?と言うより、当然ながら走行テストが必要と言う事で、
只今製作中のマスターモデルに改良試作ユニットを搭載して1度走行テストしてみる事にします。

以上、
今回はココまで

スリランカ土産。

2014年11月26日 | 日記
いや~懐かしいです。

今からかれこれ20年ほど前の話ですが、
当時勤めていた会社に、遥々スリランカから研修生が来て一年間ほど一緒に汗水垂らして働いた事がありました。

職場もさることながら、同じ社員寮で寝食も共にしていたので仲良くなるのに時間はかかりませんでした。

とても陽気な人達で、週末になると決まって寮内の集会所でダンスパーティーを開き、時々自分も誘ってくれてお酒や料理でもてなしてくれました。

スリランカのチキンカレーはびっくりするほど辛いのですが、クセになる美味しさです。
正月休みの時は
「お父さん、お母さんにも食べて下さい」と言って、チキンカレーやココナッツ和えなどお土産に作ってくれました。

そんなスリランカ人達との思い出の中で忘れられないのが、お盆の連休に行った富士山登山。

職場の同期仲間も賛同して車3台にスリランカ人9人が分乗して富士山に向かいました。
同期仲間は皆九州出身の為、土地勘も無く当然カーナビも無い時代だったので、マップルの地図片手にあちこち迷いながら4時間ほど掛かって富士山の5合目駐車場に到着。

夜間の長距離運転で疲れてる我々とは正反対に、到着するや否や、スリランカ人達は意気揚々と登山開始。

7合目、8合目と登っていく先々にスリランカ人達は待っていてくれて、「大丈夫?お腹空いた?」と気遣いしてくれました。
登山開始から約5時間。
ようやく頂上にたどり着く事が出来た。
人生初の登頂に感動しながらも、疲労と頭痛で同期仲間共々ぐったり。

「大丈夫か?お腹空いた?」
「バナナ食べる?」
そう言ってバナナをくれたスリランカ人。

ふと見ると、
他のスリランカ人達は登ってきたばかりの富士山山頂でまさかのキャッチボール

なんと言う身体能力だ。

あら不思議
自分もバナナを食べたら元気になりました。

お昼はそれぞれ持ち寄った物を食べ、火口付近を散策したりして1時間ほど休憩。

下山時は登山車両が通る砂利道をスリランカ人達と一緒に走って下り、3時間弱で5合目駐車場に到着。

帰路の車中ではスリランカの音楽聴きながらの大合唱

遥々日本にやってきたスリランカ人達に、何か喜ぶ事をと計画した富士山登山でしたが、
おもてなすどころか終始励まされながらの旅でした。

いつも陽気で気さくな人々。
バナナを食べた後、何だか自分もスリランカ人になれた様な気がして楽しかったです。

アヌラさん、ネビルさん、ワサンタさん、今頃どうしているのかなぁ。



ところで、

スリランカ土産。

仕事中は常にラジオを聞いているのですが、先日ふと耳に飛び込んできた話題。

そう、スリランカの話。

ナビゲータが先日スリランカに行っていたらしく、道中の話題などを話ていました


そこで先の事を思い出し、昼休憩中に初メッセージを送ってみると、

なんとラジオで自分のメッセージを読んでくれました

ホントに読んでくれるなんてびっくり

いつもは聞き流すだけだったラジオですが、番組に参加するのもアリですネ

いつもより仕事もはかどる気がしました


ところが、
びっくりはコレだけではありませんでした。

なんと!

抽選プレゼント当選


懐かしい~スリランカのセイロン紅茶


こんな事ってあるんですね

黒ちゃん、番組スタッフさん、
ありがとう~


乗りた~~い!

2014年11月22日 | 日記
「でんしゃ~~!キタ~~!」

ガタン、ガタン。ガタン、ガタン。

こども園に向かう道中です。

必ず踏切を渡るのですが、電車が来るとチビちゃん大騒ぎ(*^^*)。

そして決まって
「乗りた~~い!乗りた~~い!」

「んじゃ~今度一緒に乗ろうね~♪」

と言っておきながら数十日。

さすがにチビちゃんに申し訳ないと思い、先日乗ってきました。

ママもどう?一緒に行かない?

え?

んーなるほど。

ママの案
チビちゃんとパパは電車に乗って行きます。
ママは行き先まで車で行って、帰りはママの車でドライブ。

という事で、
最寄りの駅までママに送ってもらい、いざ出発!

普段、滅多に電車に乗らないパパ。
しかもチビちゃん連れて。

ママが居ないのが内心ちょっと不安(^_^;)。

そんな事をごまかすように、
「でんしゃ、乗ろうね~~!」ってチビちゃんに言うと、

「でんしゃ~?乗ろう~か~?」って、
ナゼか微妙に上から目線

切符買ってホームに到着。
5分程待って電車がやってきた。

それを見つけたチビちゃん。
びっくりするくらいの大声で、

「キタ~~!でんしゃ~!」
「パパ!パ~パ! でんしゃ~!」



「きたね~!でんしゃ、きた!」
ナゼかパパも声デカイ(^_^;)。

電車はゆっくり止まってドアが開いた。
しかし、
乗り込もうとした途端にイヤがるチビちゃん
「こわい~!こ~わい!」

すかさず抱っこして無事乗り込みました。

車内はガラガラ。
なのに、みんなビミョーな間隔で座ってるもんだから、座る事が出来ず、仕方なく抱っこしたまま立つ事に。

初めて乗る電車にチビちゃんは周りをキョロキョロして「でんしゃ、乗った?」

「うん、パパと電車乗ったね~♪」と言うとチビちゃん段々とニコニコ笑顔に

約10分後、乗り換えの駅に到着。


「チビちゃん、次はあの電車に乗ろうね~♪」

「でんしゃ~乗る~♪」嬉しそうです

今度はちゃんと座れました♪


次に乗り込んだ電車はかなり飛ばして走ります。

「速いね~!ガタン、ガタン!」

チビちゃんも「はやい!はやい!」

5分程で目的地に到着。

電車にまたね~♪バイバ~イ(^^)


改札口を出るとママが待ってました。

車に乗り込み次に向かうは遊園地♪

地元密着型のこの公園は、
観覧車やゴーカート、アスレチック設備などがあり、休日はチビっこ連れで賑わいます。

早速行ってみよー(^^)
まずはポンポンするヤツ。


ママはやく~!


アレ?


年長さん達の大ジャンプにびっくり!
1分も経たず退散です

んじゃ次は…でんしゃ!

あ、あれはトーマスじゃない⁉︎


「とお~まっすぅー!のりたーい!」

ヨシ!乗ろう♪


次は?

「おウマさん!イタ~!」


おー!おウマさんイッパイ!」

ヨシヨシ!乗ろっか!


おウマさんにバイバイして、次は…。

アレ!


あ…。
パパ、それはあんまり好きじゃないなぁ

チビちゃんの行く手になが~いローラー滑り台。

自宅近くの公園にもあるが、アレってオケツがメッチャかゆくなるヤツ

けどチビちゃんは大好き♪
3回滑りました

そのあとは 50円で動く消防車。


そしてブランコ♪


公園を奥まで歩くと野鳥の小屋。

観覧車の乗り場まで来た時にはもう夕方の16時半を回って閉館です。

チビちゃんまた来ようね♪

公園をあとにして、近くのショッピングモールで晩御飯。



椀子そば並みのペースでラーメン3杯おかわりしました


イッパイ遊んでお腹が空いたのでしょうね

バイキング形式のレストランなので、色々食べて大満足のチビちゃんでした



この日の出来事がとっても印象深かったようで、今だに
「でんしゃ乗ったね~♪パパ、はやい!はや~い!」
って言ってます

ちなみに最近は飛行機見つけて、
「乗りた~い♪」

軽く受け流しています


ハル。ポリサフ白塗布完。

2014年11月20日 | シットオンカヤック製作
ここぞとばかりに進めていますカヤックマスターモデル。

発泡体削り出し後、

①表面の樹脂コーティング


②クロス積層


③ポリサフ(ホワイト)塗布


ここまで完了しました。


すでに表面も硬化したので、台車の上で反転♪





かなりデカく実物は大迫力なんだけど、画像だと伝わりにくい(ー ー;)



この後の作業はハルの面仕上げに入るとこでしたが予定変更して、デッキ側の造形に入ります。

というのも、ペダルユニットの方も製作依頼先で同時進行している為、艇体への取付位置、取付方法を確定しなければなりません。

ユニット取付部位のみ別途製作しようと思ってましたが手間を考えて

え~ぃ!作ってしまえ~!

となりました

ですが、
明日、デッキ側をザックリ加工したらしばらくは工場のスミに移動です

今年ももう残りわずかですが、年末までは本業に軸を置きます。
先立つ物が無い事にはカヤックも完成させる事が出来ませんので…。

とは言えペダルユニットの絡み部分だけでも早いとこ作らないといけないので頑張ろう

マスターモデル。ハル。

2014年11月18日 | シットオンカヤック製作
微調整を繰り返しながら製作していたカヤックの船底(ハル)マスターモデル。


ようやく完成です。





当たり前ですが、
模型では無く、実物です(*^^*)


全長 4750mm 最大幅 760mm のカヤック。

画像では伝わりにくいですが、中々の仕上がりです(^^)♪

過去にも小型のボートなどのマスターモデルを製作した事がありますが、今だかつてない、過去最高!の出来です




シーカヤックのハルと、外洋に面した海域での使用をイメージしながら手作業で形状を削り出しました

発泡体のブロックからここまで削り出す作業は体力の限界を感じるほど、中々ハードでしたf^_^;。


はじめはこんな感じでした。


形状についてちょっと紹介すると、
バウ付近はかなりのディープV字、スタンに向かうにつれラウンドV。



船側に走るチャインには緩いRをつけたので、波滑りが良い?かなf^_^;。

想定喫水線からガンネルまでの高さは最小で140mm、バウは約200mm確保したので、多少の事では波被りしないと思います。
コレだけ高さがあると風の影響を受け易くなるので、デッキ側の形状で上手く受け流せるように工夫が必要ですねf^_^;。



時間があれば表面コーティングだけやって一度浮かべてバランス、旋回テスト等を確認したいところですが。



と言う事で、
一応ハルはこれで決定です。



ちなみに、
この後の作業は表面処理です。

①樹脂コーティング。

②クロス積層。

③ポリサフ(ホワイト)塗布。

④磨き&ポリパテ面出し。

⑤ポリサフ(グレー)塗布。

⑥磨き。

⑦離型ワックス施工。

ここまでやってから生産型の製作に入ります。

まだまだ先は長いデス



幸か不幸か。

2014年11月17日 | シットオンカヤック製作
週が明けていよいよ本業が忙しくなるハズでした。

しかし、
今週予定していた仕事が先方(更にその先)の都合で一週間延期となり、

幸か不幸か、今週もカヤックの製作ができそうです。

船底を削り出したところで止めるつもりでしたが、仕上げプラスα頑張るぞ!



画像は左右の形状を微調整しながら面の仕上げをしているところです

カタチが変⁈
誤解しないでください!画像はセンターラインからそれぞれ別々です(^_^;)



いやはや。


カヤックの製作が出来るのは嬉しいのだが、今月の売上の事を考えると(ー ー;)。


ところで、
現在製作中のハル(船底)はデッキを載せ替えると2人乗り(タンデム)艇として使用できますが、
ふと思った事がありました。

タンデム専用のデッキデザインは必要なのか。

単純にシートを追加して2人乗りには出来ないだろうか。

これは自分が購入する立場として考えてみたら浮かんだ案です。

余裕で2人乗れるサイズなので、単純にシートが追加できるとしたら、たまには家族を連れて釣りやツーリングに!

な~んてステキじゃないですか(*^^*)。

オープンデッキは、
やはりラインナップとして欲しいので、シングル艇のデッキデザインをシートが追加出来るように考えて見ようと思います。





ペダルユニット打ち合わせ。

2014年11月13日 | シットオンカヤック製作
今日はペダルユニットの改良点に関して製作依頼先に出向いてミーティングをして来ました。

改良点は幾つかあり、
即解決出来る部分とそうでない部分があり、宿題を預ける事になりました。

自分の方も宿題を頂いて帰りましたのでイソイソと製作に励む事になります。

今回の打ち合わせで話し合った内容が仮に全てクリアされたのなら、オドロキの逸品が出来上がる事と思います。

ちらっと内容を紹介すると、
軽量化と、今流行りのダウンサイジング。
よりコンパクトにしてカヤック本来の性能を最大限引き出せるように改良する話です。

ついでにちょっと欲を出して、回転数アップも話してきました(*^^*)。
人力でペダルを回して、果たしてどこまで回転数を上げる事が出来るのか?
回転数が上がると当然負荷が大きくなりますが、プロペラの径は小さく出来るハズです。
人力ウォータージェット推進も夢ではなくなるかもしれないです(*^^*)

そして、
可能性をさぐるカタチですが、
ペダルユニット単体の販売に関して、
製作会社の社長さんの意見をお伺いしたところ、快く承諾していただきました。

既存のFRP艇へ、ペダルユニットのみを移植する案です。

ポリ艇への搭載は残念ながら難しいですが、FRP艇であれば可能と思います。

但し、やはり一筋縄ではなく、

寸法的な制約が必ず出てきますので移植可能かどうか、既存カヤックのスペックを調査しないとです。
そして
重要課題のひとつであるプロペラ。
カヤックのサイズによりトップスピードが変わってくるので、そこに合わせたペラを用意しないとです。

現時点では3種類用意してその中から最適なペラを選択するような対応を考えています。

幾つもの壁を越えないとダメですが、実現可能になると良いですね♪


ところで、
今日は冷え込みが厳しく各地で初雪を観測したとか。

来週から始まるエポキシの仕事がツラくなるなぁ~~と気が沈むのでありました。




船底形状削り出し。

2014年11月12日 | シットオンカヤック製作
新艇の製作に取り掛かって今日で5日目。

作業台に原図を作成するのにマル1日、
マスターモデルに使用する発泡体を切り出すのにマル1日、船底の削り出しに2日間。

開発費用があればNCでデータ加工できるのだが、自分の場合はちょっとムリ。

一応知り合いの木型屋さんに見積もりしてもらいましたが、ざっと200万円かかるらしい(^_^;)。

なので、多少心得はあるので昔ながらの手加工で製作しています。



まだ船底を削り出したところだが、既にひざ、腰、背中、肩、腕、指、目が悲鳴を上げてしまいました


週末から仕事が忙しくなるので残り2日でどこまで作り込む事が出来るか。

いま一度気合いを入れる意味で、今後の展開を確認しておこうと思います

新艇の詳細について。

艇体サイズ変更。
試乗艇は4550mm×700mmでしたが、
新艇は長さ幅ともにアップして4750mm×760mmです。

変更理由は航行速度アップと一次、二次安定性の向上。
そしてタンデム艇にも流用出来るようにする為です。

長さ4750mmともなるので、当初の予定通り最終的には3分割にします。

そして、
最大の特徴とも言える足こぎ艇ですが、
ペダルユニットは艇に固定では無く、取り外し可能なのでオプション設定とする予定です。

まだ取り掛かったばかりですが、今後製作する予定のラインナップを紹介しておきます

①ベーシック艇
L4750mm W760mm 想定重量20kg
パドリング仕様で、全ラインナップのベースとなるカヤック。
バウからスタンまでフラットデザインのオープンデッキ。
シットオンタイプ。
標準装備として
ロッドホルダー×4

その他装備はオプション。
ペダルユニット搭載は要改造となります。
※必要最小限の装備となりますが、廉価版として用意。

②シングル艇
L4750mm W760mm 想定重量23kg
船底はベーシック共通でデッキ形状がシットオンフィッシングタイプ。

標準装備として
ロッドホルダー×4
バウハッチ×1

オプション設定
専用クーラーBOX
ペダルユニット
専用ラダー
3分割仕様

③タンデム艇
L4750mm W760mm 想定重量25kg
船底はベーシック共通でデッキ形状がシットオンタンデムタイプ。

標準装備として
ロッドホルダー×6
バウハッチ×1

オプション設定
専用クーラーBOX×1
ペダルユニット(後席のみ)
専用ラダー
3分割仕様

以上、こんな感じです。

ちょっと長めのハルデザインにデッキの載せ替えでバリエーションを持たせる事にしました。

陸上では大きく感じますが、水上ではこれくらいが丁度良いサイズだと思います。


価格帯など販売に関して今のところ明言は出来ないですが、
同等サイズのFRP艇の価格帯にペダルユニット分のプラスがあるくらいに抑えれると思います。
販売に関して、製造直販は限定的に実施するかもですが、恐らく他メーカーと同じく既存のカヤックショップを通じて販売して頂くカタチになると思います。

販売時期に関しては2015年5月を予定しています。


よっしゃー!

んじゃー作業再開!