Let's Enjoy Kayak Life !

愛知県の三河湾周辺をベースに気ままなカヤックライフと娘と過ごす日常を綴るパパのブログ。

足漕ぎ☆テスト4nd !

2015年12月22日 | フィロソファー156
先日3回目の走行テストを終え、
工場に戻りすぐさま機械の調整とハイピッチペラのシャフト径の修正を実施。

そして効果確認の為、再び三河湾へ~


今回で4度目のトライ。

毎回決まって機械の不具合に悩まされ、不完全燃焼で終わる走行テスト。

いつになったら次のステージへ移行できるのやら…

そんなモヤモヤ~~とした気持ちを払拭してくれるような快晴のこの日、

遂に!やっと!

まともに漕ぐ事が出来ました(^_^;)

出口の見えない迷路に要約光りが射してきた感じです☆


それでは足漕ぎ☆テスト4nd の模様をどうぞ~☆




諸々の事情があり現地到着は16時。

日没までわずかな時間しかないので急ピッチでセッティングを済ませる。

今回使用する機械は1号機のみ。

そして、先日テスト出来なかったハイピッチペラを組み込む。


まずはポンプケース無しで走行。

巡航速度4~5km/h。MAX7km/h前後。



やはりハイピッチペラの効果は大きく巡航速度が上がる。


次にポンプケース有りにて走行。

巡航速度は変わらないがMAXは8km/hを超える!



ある程度吸い込みの水流を制限し、若干絞って噴出する仕組みのポンプケース。

やはり高回転時に威力を発揮するようだ。

そして依然調子良く回ってくれる1号機。




今までトラブル続きでテストで出来なかった浅瀬の航行も実施。



水深約30センチ。

ガンネルから下を見ると砂底に触れそうに浅い。





途中、波打ち際を散歩中のおじさんから見下ろされながら海上を並行移動~(笑

ちょっと恥ずかしくなり一旦沖に出ました(^_^;)


仕切り直して~

今度は足漕ぎのまま砂浜に上陸を試みます。



魚探の水深計が無反応になり、程なくして船底が砂底に触れカヤックが止まりました。

足漕ぎのまま上陸成功!



この瞬間の達成感!
たまりませんでした!

そして、そのまままたカヤックに乗り込みペダルを逆回転させて後進で脱出。



船底の張り出しを抑えた足漕ぎシステムならではの芸当!

今まで「フィロソファー足漕ぎはこんな事が出来ますよ~」と言いつつ達成出来ずにいましたが、これで実証出来ました☆

そして依然として調子良さげな1号機♪

プチ耐久テスト実施。

日没を見守りながら可能な限り漕ぎ続けました。










日没を過ぎ、辺りの景色が徐々に色を失い幻想的な雰囲気に包まれる中、足漕ぎの走行テストを通り越して普通に海上散歩を楽しむ自分がいました。

それでも完全に陽が沈むとさすがに冷えてきて、そこで要約我に返り、更なる改善策に思案を巡らせながら浜に帰還。

浜に上がると散歩中のおじさん達に囲まれて「コレはカヤックゆーもんか?」「は~足漕ぎ!道理でおかしいと思ったわ~」「夢があるの~」
などなど(*^^*)

地元の方々との触れ合いもありながら撤収作業~


以上!
足漕ぎ☆テスト4ndでした~




年内にある程度の成果を出したい!

4回目にしてこの想いは達成できたと思います。


しかしまだまだ。

要約スタートラインに立ったところですネ


今後は更にハイピッチのプロペラを製作して巡航速度を限界まで高める事!

ペダルユニットも更に改良を重ねて、カヤックへの搭載も容易に出来るようにしないといけません!


そんな数々の課題をひとつひとつ乗り越えた先にはまた新たな感動が待っていると信じて!

引き続き完成まで全力で突っ走ろう!

足漕ぎ☆ 走行テスト3nd。

2015年12月21日 | フィロソファー156
何とか年内にある程成果を出したい!

そんな思いで昼夜問わず足漕ぎ艇の製作に励んでおります。

現段階で問題の最たるものは機械。

やはりここが要です。

前回のテストでは、高回転ユニットの不調により予備の1号機で色々と検証を実施しました。

1号機は回転数が少なく速度こそ出ませんが、一応足漕ぎで前進後進が出来ました。

前進後進が出来ると様々な確認も出来ます。

そして新たな課題も見えてきます。


今回は、そんな課題をクリア出来たか?確認です。




この日は風がとても強く(6~8m/s)吹いてました。

セッティングを済ませて、まずは高回転ユニットのテスト。

前回の不具合を改修して持ち込みました。




ところが。。。


距離にして約100m漕いだところで徐々に回転がぎこちなくなって、しばらくして完全に空まわり。

陸に上がって確認すると前回、前々回とは違うところのギヤ滑りでした。

「ったくもー 何なんだ一体!」

怒りが込み上げてしまいます


ひと息ついて現象を分析してみる。

漕いでいる時の感触は一言でいうと「重い」

ペダルを1回転回すのに約3秒程掛かる感じで、全身の力を入れて踏んでもそれ以上回せませんでした。

これは、水の抵抗しかり、機械の回転部の抵抗、ギヤ比など色々な要因が絡み合っていると考えます。

せめて機械がスムーズに回せて尚且つ頑丈であれば要因を特定出来るハズだが。。。

そんなワケで今回もメインは1号機

ですが…

機械を載せ替えて漕いでみると、こちらも怪しい気配。

ペダルを10回ほど回したところで空転。

すぐさま陸に引き返してギヤボックスを開けるとこちらも高回転ユニットと同じギヤ滑りが起きてました。

もう、怒るどころか…



いやはや…どうしたものか…


考える事しばし。

しかし、寒い…

陽射しはあるものの、強風のお陰で体感は5℃以下。


一旦車内に避難して暖を取りながら考える。

高回転ユニット…

もう、いじる気力も出てこない。


造りがシンプルな1号機ならまだ何とかなるかもしれないのでこちらを調整してみる。


車内で急遽高回転ユニットをバラし、使えそうな部品を1号機に移植。

1号機の山が丸くなったギヤを高回転ユニットのキレイなギヤと交換。

回転を確認しながら組んだりバラしたりを繰り返す。

そうこうしてると、とりあえず使えそうな雰囲気になった。

さあカヤックに組み込むぞ!と意気込みクルマを降りると別世界。

機械調整に夢中になっていたせいで、強風極寒の事をすっかり忘れていました

寒っ!

あ。

もう帰ろう…

一瞬そんな思いが頭をよぎりましたが、今日やっておかないと、対策も遅れるし、ひいては完成時期も遅れる…

気合い入れ直し!!!

寒さなんかに負けるかっ!!


末端神経が感覚無くなり機械搭載に苦戦したが、今日は前回の課題を検証する為に来たのだ。

次回テストまでの課題を何でもいいから見つけないと前に進まない!


ポンプケース2パターン、プロペラ3タイプ、船底形状変更に寄る水流の改善。

突貫工事で組み上げた1号機。
ぎこちないが何とか回ってくれて、夕暮れまでトライ。

ある程度検証が出来ました。

理想は高回転ユニットで強制水流を発生させるポンプケースとハイピッチのプロペラ。
巡航7km/h~ 最高速15km/h!

ですが、現段階でのベストマッチングは1号機+水流緩いポンプケース+ハイピッチのプロペラで巡航4km/h前後。トップスピードは7km/h。
※前回は巡航3km/h前後だったので少しは改善が見られる。

回転数が少ない1号機では強制水流ポンプケースは逆効果で速度が落ちる事もわかった。


プロペラは3種類用意してきたが使えたのは2パターンのみ。


異様な程ペダルを軽く回せる1号機。恐らくもっとハイピッチなプロペラでも難なく回せるだろう。

1号機から得た結果を踏まえて今後更に速度を上げる為に改善するポイントは2つ。

ギヤ比を上げて回転数そのものを上げる。

ハイピッチのプロペラ使用。


ギヤ比を上げる事はそうそう容易な事では無いので、先にプロペラの方をやってみよう。

この日、実は更にハイピッチのプロペラも用意してきたんですが、シャフト径が合わず使用出来ませんでした。




以上、3nd終了。

そしてすぐさま4ndトライ実施!

1号機&ハイピッチペラにより要約フィロソファー足漕ぎの全貌が見えて来ました♪




長くなりそうなので次回


足漕ぎ☆2ndトライ!

2015年12月14日 | フィロソファー156
初トライから一週間後、2回目の走行テストを実施してきました。

前回の機械不調を改修、念のために試作1号機も搭載できるように改造してのトライ。

さてどうか。

この日天候は曇り。ほぼ無風状態。

現地に到着するとすぐ様準備に取り掛かる。







まずは前回の機械不調が治っているか。

機械をセットし浮かべて乗り込む。


ゆっくりとペダルを踏み込み徐々に力を入れて漕いでみる。

すると…


ガガガガガガー。


またしてもダメかぁ…。


ギヤボックスを開けてみると、前回と同じ現象が起きている。


これをどう捉えるか。


機械の強度不足?


それとも負荷が大きい?

陸上ではスムーズに回せても水中では想像以上に水の抵抗が発生している?


いずれにしてもペダルを回して漕げなければ判断ができない。

再度ギヤのクリアランス調整。

そして、ギヤが空回りしない程度の超スロー回転で漕ぎながら、負荷の小さいプロペラに換えたりポンプケースを取り替えたり、ポンプケース無しで乗ってみたり…。

色々とトライしてみましたが、
結局のところ何をやっても何も掴めないまま時間だけが過ぎていく…




何でだろう…





渡り鳥を眺ながら、またしても漂流…






足漕ぎ=速い…


そもそもこのイメージが間違い?



渡り鳥と並走するくらいの遅い足漕ぎもアリ?


いや…

そんな訳ない…





仕切り直して。



次に試作1号機に載せ替えてトライ。

こちらは1/4の回転数。
ギヤ数も少なくシンプルな構造なので問題無く使えるハズ。

案の定、水に浮かべてもスムーズに回せる。

水の抵抗なんてほとんど感じず空回りしているのか?と思うほどペダルが軽い。

速度こそ出せないが、とりあえず前進後進はOK。


ちなみに、全開でMAX 7km/hくらい出たが、足がつるほど回転させての数値。

無理なく回して巡航3km/h前後。



そして、出来うる限りの検証を実施。


そうこうしていると現状の不具合は機械だけでは無く、機械の搭載方法、ポンプケースの形状、船底の水流抵抗、等々…。

ちょっと進んでくれるだけでも色々な事がわかりました。

不具合のオンパレードでしたが、裏返して考えれば、コレらの不具合を全て取り除けば良いのであって、物事は至ってシンプル!


そう思うと目指しているゴールがかすかに見えたような気がしました。

まだまだ道のり険しく、数々のトライ&エラーを繰り返さなければならない状況ですが、
1歩1歩確実に前進して必ず完成まで持って行こうと思います。



以上、

足漕ぎテスト2ndの報告でした~



プチ☆試乗の巻~

2015年12月10日 | フィロソファー156
先日の足漕ぎ初乗り~

なんだかなぁ~でしたが、翌日は知人のフィロソファー試乗の為、再び三河湾に出掛けました(^^)



昨日と打って変わり、この日は稀にみる最高に良い天気♪

そして冬の三河湾はとってもキレイ☆


透明度も高くて浮遊感が味わえました~



水面も凄く穏やかでパドリングが楽しいです(^^)


湾からちょっと離れると若干風が吹いていますが、時期は冬。

それを考えるとほとんど凪に近い状況ですネ♪



試乗は昼前から午後にかけて行い、知人には実際に竿も振ってもらいながらちょっとだけカヤックフィッシングの雰囲気も味わって頂きました(^^)

ちなみに~
知人は今回が初めてのカヤック体験(*^^*)

プライベートではジギングを趣味とされている事からカヤックフィッシングにも興味があったそうで、今回の試乗となりました☆

フィロソファーでジギング~♪
夢が広がりますネ~(*^^*)

そして、3人のお子さんを持つ知人は、もちろん家族も大切にしておられます♪

フィロソファーの良い所~

それは
釣った魚を活かして持ち帰れるイケス!
バウのスペースはチビっ子の特等席~☆

本格的な釣りも家族サービスもフィロソファーにお任せあれ~~(*^^*)


試乗の後、せっかくなのでフィロソファーで三河湾を満喫してきました~

途中~偶然にも海遊丸さんと合流しながら(*^^*)

しっかし本当にイイ天気です☆



無人島まで漕ぎ漕ぎ~

パドリングの練習~


そうこうしてると日が傾き、三河湾にも夕暮れが訪れます。




水平線に沈む夕陽を眺めていると、時間の感覚が曖昧になり、自分の居る場所が凄く特別な場所に思えてきます。

そして、目に見えている空間すべてに自分も同化しているような、そんな感覚になりました。



この景色を見れたのは
この日、試乗を依頼して頂いた知人のお陰ですネ♪

知人に感謝です☆

また漕ぎ漕ぎ~しましょう



足漕ぎ艇☆初トライ

2015年12月09日 | フィロソファー156
先週末に海上テストを実施。

フィロソファー156の足漕ぎ艇!


12月の曇りの日。

この日は風速約3m/sで体感温度は5°Cくらいだろうか。

テスト地は三河湾某所。



到着してすぐさま準備に取り掛かる。


数日前に新たに発覚した機械の不具合。

何とか使えるようにしてきたつもりだか、さてどうなることやら。



ちらっと右舷に見えてる物分かりますでしょうか。

ラダー操作用のハンドル。




思いの外かなりコンパクトに仕上がってます♪

ラダーの可動域を思えばこれくらいの物で済むみたいです(^^)

ハンドルはスピニングリール用を流用♪

耐久面、操作性、フィット感は抜群です☆


さあ始めよう!




水深は膝下。

カヤックが浮けば足漕ぎスタートです!




ドキドキ!

ペダルをジンワリ踏み込みゆっくり前進。


「ガガガッ」

ん?

なんだ?

「ガガガァー」

ペダルの回転がギコチナイ。

ギヤが滑っている感じ。

ギヤボックスを開けて確認すると、ギヤの噛み合わせがうまくいってない様子。

急遽クリアランス調整を行い再度トライする。


しかし。

「ガガガッ」


なんだ⁉︎

またまたギヤボックスを開けて確認すると、先ほどと同じギヤがまたズレている。

どうやらこいつの取り付け方法に問題があるらしい。

う~どうしたもんか…


対策、応急処置を考えながら漂流…




アカン…

対応不能や…。


撤収‼︎






はい終了~~


何の検証も出来ず。


はぁ…

何しに来たんやろう…



完全仕切り直しです(~_~;)



追記☆足漕ぎシステム。

2015年12月01日 | フィロソファー156

前回記事で重要な事を書き忘れていました

フィロソファーの足漕ぎシステムは前進~後進が可能です。

これ大事!


なぜ可能か?

順を追って説明します。

先に述べたように、ウォータージェット方式にはデメリットもあります。

低速域ではスクリュープロペラ式ほどの俊敏な動きは望めないかと思います。


ですが。
諦めが悪いのも自分のクセ?(^_^;)


ウォータージェット方式でも低速域の加速を上げる方法はないものか?

それを自分なりに考えてみたのです。


どちらの方式も水を取り込み後方へ送り出すと言う点では同じ。

プロペラが回転する時(前進)には、前方にある水がプロペラに引き寄せられ、ブレード(羽根)によって後方へ送り出されます。

この時の「前方にある水が引き寄せられ~」に注目しました。


ウォータージェットも船体前方から水を取り込めば吸引力が働くのではないか?

吸引力+噴出力!

より加速し易くなるハズ!


そして、この仕組がプロペラを逆回転させる事でいとも容易く後進も出来るという副産物を生み出しました。


「ほんとに吸引力が働くのか?」


週末に検証してきますm(__)m


実物が気になりますよネ~(^_^;)

機能面、安全性等の確証が得られるまで(市販ベースが完成するまで)は大幅な変更の可能性も少なからずあります。

諸々が確定するまでもうしばらくお待ちください




自転車と同じようにペダルを漕いで進み、独特な仕組みのウォータージェット方式足漕ぎカヤック。


もう一つ付け加えて。

この仕組みを採用できるカヤックは現状恐らくフィロソファーしかありません。

深い船内構造でありシットオンでありV字ハル。

以上の3つはウォータージェット方式にする上で必須です。

尚且つ、パドリング時の航行性能も同時に成り立たせないければ足漕ぎ艇にしたくない!

今までの作り込みは全てウォータージェット方式の足漕ぎ艇にする為の取り組みです。


今年はパドリング時の航行性能は色んな方々のサポートを頂きながら充分確認出来ました。


つぎは足漕ぎの番です!




追記☆足漕ぎシステムでした~



Filo足漕ぎシステム。

2015年12月01日 | フィロソファー156
12月1日。

現在、足漕ぎの試乗艇を製作中です。

ここ数日は気温低下の影響で硬化待ちが多く、作業が中々捗らな~い

硬化待ちの時間が頻繁に発生するのでこの間を利用して。

今回はフィロソファー156の足漕ぎシステムについて書いてみました。

現在製作中の艇に搭載するペダルユニットは試作2号機。
今だ市販レベルには達しておりませんが、諸々の検証の為に艇に組み込んでいます。



以前の記事でも書きましたが、フィロソファーの足漕ぎシステムはちょっと特殊です。


何が特殊かと言うと、


船底から飛び出る部分が小さいのです。

船底からの飛び出しが小さいと言う事は、足漕ぎのまま浅瀬にも進入出来るんですネ~~♪

「浅瀬でも乗れる」これはカヤックの魅力のひとつだと思います。

従来の足漕ぎ艇は、船底からの出っ張りがおよそ30㎝~と大きく、漕いだままで浅瀬には進入出来ませんでした。

出艇時はパドリングでスタート、ある程度の水深まで漕いだ後、足漕ぎシステムに切り替えます。
着岸時はその逆です。

これは足漕ぎ艇だからしょうがない?

いや、そんな事はないハズです。

船底からの出っ張りを小さくすれば良いのです。


現在製作中のフィロソファー足漕ぎは船底からの張り出しをおよそ6㎝に抑えています。

なぜそれが可能にはなるのか?

フィロソファーの足漕ぎシステムは船内でプロペラを回す「ウォータージェット方式」を採用しています。

人力でウォータージェット⁉︎

ウォータージェット推進は高圧の水流を艇の後方へ噴き出す事で推力を得ます。

この方式は船底に突起物が少ない為、水深の無い海域での航行に有利で、更に対水抵抗が少なく速度が出し易いメリットがあります。

そしてスクリュープロペラ推進よりも高速域に適した方式です。

ただし、メリットばかりではありません。

低速域では回転数を抑えつつしっかり推進するスクリュープロペラ推進の方が効率が良いとされています。

ここで疑問が浮かびますネ。

恐らくカヤックでの航行速度は「低速域」になります。

ならばウォータージェット方式は不向きであるハズ。

多くの足漕ぎカヤックがウォータージェット方式を採用していないのは低速域の効率を意識して作っているからかもしれません。

しかし、これらはあくまでプレジャーボートなどのカヤックよりも大きな船の話しです。

今回自分がトライしているのは恐らくカヤックで初となる足漕ぎによるウォータージェット方式の採用。

自分が知る限り前例がありません。

そして、この可能性をグンと高めたのは新艇フィロソファーの高次元の航行性能と新設計のペダルユニットです。

ペダルユニットはペダル1回転あたり、船内のインペラーが約40回転し、更に高圧の水流を発生させる為にインペラーのハウジング(ポンプケース)は噴き出し口に向けて絞った形にしています。

画像で説明できるとよいのですが、まだ開発段階なのでm(__)m

「そんな高回転だと、さぞかしペダルが重いだろうな…」

ご安心下さい。
ペダルを回す時にちょっとだけ重く感じる程度になるよう設計してあります♪

ホントはもっと回転数を上げたいのですが、そうすると重くなり過ぎるので、漕ぎ味にもこだわり今の回転数がベストかとなりました。

アスリートの方は物足りないかもですが(^_^;)




高回転ユニットとウォータージェット方式、そしてそれを搭載するフィロソファー。


果たしてどんな走りを見せてくれるのか。


結果は今週末実施予定の海上テストで明らかになります。


ワクワク~ドキドキ~ですネ!


走行テストの模様は後日アップしますので、お楽しみに☆

ではでは~