皆さん こんにちは!
先日(4/9)に関西の老舗カヤックプロショップ
「カヤックコウノトリ」様の試乗会が開催され、弊社も参加して参りましたのでご報告します☆
いや〜
それにしても今回もまたミラクルが起きました!
試乗会開始の1時間前まで雨が降っていましたが、始まりから終わりまで1滴も降られる事無く無事に終了しました!
ベイロマンス参加の試乗会は今回を入れてなんと7回連続!天候に恵まています
さてさて!
それでは当日の模様を振り返りましょう☆
愛知県から会場の甲子園浜海浜公園(兵庫)までは車で約3〜4時間の所にあり、
イベント開始時刻はAM10:00なので1時間前に現地入りするならAM3:00頃出発すれば余裕で間に合います。
しかし、あいにくの天気なので、余裕に余裕を重ねて当日のAM1:00頃出発しました。
案の定、高速に乗った途端にヒドイ土砂降り
霧も濃く視界が悪いので80km/hも出せない状態が長〜く続きました。
早めに出て正解!
カーナビが「大阪府に入りました」と言ったところでPAに寄り、ちょっと休憩〜
桜が満開🌸
霧雨の中の夜桜〜♪
「キレイだなぁ〜」
愛知の自宅周辺はまだ5分咲きくらいだったから今年最初の満開の桜を眺めます♪
気を良くしてまた高速を走り出すも、大阪に入った頃からは更に霧が濃くなって、30m先が見えないドライブ。辺りの景色も真っ白
ナビ無かったらどこを走ってるのかサッパリ分からんです
そんな感じでひた走り、海浜公園に到着。
到着時刻はAM5:00。。。
思いの外早く着きました
海浜公園の駐車場でしばし仮眠をとろうと思い、駐車場の入口ゲートまで行くと封鎖中。
ゲートの看板を見ると「午前7時半 開錠」と書いてあり入れません
仕方なく、
近くのコンビニを探し、飲み物や食物を仕入れ、駐車出来そうなところを探して回りました
しかし中々見つかりません。
路駐するか…
しかし、いかんせんこれも霧がすごくて
辺りの状況が分からないので何処に行っても路駐出来そうなのか?分からない…
そうこうして走り回っていると大型トラックが路駐している場所を発見!
ヨシ!ここで決まり!
うろちょろし過ぎて辺りはもう明るくなってしまいました
そして気づけばもうAM7:00。
開錠まで仮眠取るつもりだったのですけど…
結局、公園内の駐車場に入ってから仮眠する事にしてまた移動
海浜公園内に入ると、既にカヤックを積んだ車がチラホラと居ました。
この時点でもまだ雨が降ってます。
仮眠を取るつもりでしたが、気分的に活動したくなり、おにぎりをかじりながらルーフの荷ほどきを始めました。
今回はフィロソファー156×1、コリンアスリート×2のラインナップ。
このフィロソファー156は足漕ぎテスト仕様からノーマルに戻した改造艇。恐らく過去最高に重い1艇。
足漕ぎテスト時画像
コリンアスリートはフラットデッキ仕様とセンターコンソール+イケス仕様の新作の試乗艇
新作の試乗艇は、ブラック基調でワンポイントにオレンジとホワイトを使って製作。
デッキ側とハル側を色分けする、いわゆるオーソドックスなカラーリングパターンに初チャレンジしてみましたが悪くないですネ。
カヤックの積み下ろしを終える頃には雨もあがり、カヤックコウノトリのスタッフさんも続々と到着して、代表の中岡さんともご挨拶♪
遥々九州から来られたWFK宮崎の松本氏も到着♪
そしてヒラドシェーカーも関西初上陸!
皆さん手際よく段取りを開始して、いよいよ試乗会が始まりました♪
この日はカヤックコウノトリの生みの親である河野さんも会場に来られていて自分もテンション上がりました
というのも随分前から
河野さんのブログを拝見させて頂いて、密かに色々と勉強させてもらっておりました
実際にお会いしての感想は〜
「真剣に遊ぶ、やんちゃなおじ様
」でしょうか
とにかく、発想が豊かで経験豊富で「遊びの達人」とは河野さんの事を指すのだと思いました。
「こんな考えもあるんだよ☆」と河野さんに試乗を勧められたのはこのシットイン。
バウを河野さんに押さえてもらって乗船。
河野さん
「放したらスグ漕がないと転ぶから」
漕ぐというより沈しないように必死でジタバタして終わってしまいました
しかし。
面白い。。。
一次安定性を求めるカヤックが多い中で、これほどまで真逆なカヤックが存在している事が面白い!
この時の自分の感覚を例えるならば、
初めて補助輪無しで自転車に乗った時のような、ワクワクとドキドキです
そして、その後も河野さんとタンデム艇に乗り、艇剛性の違いで乗り味がどう変わるか?など教えてもらいました。
河野さんのブログが自分にとって座学だとしたら今回は実地講習といった所ですネ♪
そんな感じで自分だけ楽しんでる様ですが(笑
試乗会の方も大盛況です☆
画面中央右 中岡さん♪
WFK宮崎の松本氏♪
この日の試乗艇は20艇を超えていて、シットイン、シットオン、ファルト、その殆んどが違うタイプのカヤック!
1日でコレだけ違うタイプのカヤックに乗れる機会はそうそう無いですから来られた方は本当にラッキーですネ
フジタカヌーの藤田さんも会場入りしていてファルトの組み立て実演などされておりました
恥ずかしながら藤田さんとお会いするのは今回が初めてで名刺交換させて頂き感激です☆
そんな中、遊びの達人が動きます♪
「膝を固定したらロール、イケるんじゃない?」
そしてコリンにまたがり〜
「あか〜ん!固定が甘い」
スタッフの方々も次々と挑みます!
午後から予報通り風が上がってきて肌寒い中、
何とか成功させようとトライが続きましたが、膝固定のストラップがイマイチしっくりこない…
ロールはせずとも自分も乗ってみましたが、
このストラップ(サイストラップ)の装着は、自分とカヤックとの一体感を確実に高める事ができるのでアグレッシブにカヤックを扱うなら かなり有効と分かりました♪
なので、
コリンにしっかりストラップが固定出来る状態にしてから自分もロールチャレンジ! 実際にやってみたいと思います♪
その後はフィロソファー156を使って、ラフト(激流下り)の知識を応用した艇起こし。
恐れ多くも河野さん自ら実演して下さいました
沈させて〜
シットオンカヤックの場合、その殆んどが艇の幅が広い為、コツを掴まないとカヤックを起こすのが大変。
そこで上記画像のようにサイドのハンドルの片側だけにロープ(シングルライン)をくくっておき、ソレを引っ張るだけで簡単に起こせるという話です。
ココに注目!
ポリ艇のタンデム艇なんかは相当横幅が広いハズなのでこの方法はかなり有効なんじゃないかと思います!
ラフトのように数人が乗船する艇の場合は常識的に行われている方法との事ですが、ロープ1本で簡単に出来る対策として目から鱗ですネ!
実際にやってみようと思った場合、注意する事は、ロープに輪っかを作らずに片方だけハンドルに取り付けて垂らすだけにする事です。
輪っかを作ってしまうと予期せぬトラブルを招く恐れがあります。
それと、万が一に備えてロープを切断出来るナイフ等も携帯する事です。
こんな感じで今回の試乗会は、
乗る事の魅力もあり、見るだけでも魅力ありのてんこ盛り試乗会でした♪
カヤックをシットオンやシットイン、リバーなどというカテゴリーの枠にはめ込んで考えている自分とは違い、
カテゴリーの枠に囚われずカヤック全体を俯瞰して捉えている河野さんの凄さ、偉大さ。
そして眼を見張る行動力!
やはり学ぶ所が多いお方です
会場でお話しさせて頂いた方々!
有難うございました!
スタッフの皆さん!
1日ほんとにお疲れ様でした!
以上!
関西試乗会の報告☆でした〜