Let's Enjoy Kayak Life !

愛知県の三河湾周辺をベースに気ままなカヤックライフと娘と過ごす日常を綴るパパのブログ。

船底補修。FRPカヤック vol.2

2014年10月30日 | カヤック製作
FRP艇の船底補修続編です。

施工前




施工後




こんな感じに補修する過程を紹介します。

コメント:
今回の補修に関して私事ですが、ヨット(ディンギー・470級・~40ft)、プレジャーボート(~36ft)製造、補修を経験し、ならびに手積成形士を有する専門職として行っております。



対象艇
超軽量フィッシングカヤック。
今回は、軽量カヤックの中でもエポキシ樹脂のフィルムバッキングで成形されたカヤックです。
板厚は約2mmで、繊維構成はクロス+コアマット+クロスです。

損傷箇所
船底。


損傷状況
繊維断絶し貫通。浸水する状態。

補修方法
船底内部→エポキシ樹脂にて補強。
船底外部→ポリエステル樹脂にて補修。


それでは順を追って補修方法を紹介します。
注意:補修方法は損傷箇所の位置、大きさ、状態、対象艇の材質、板厚等によりケースバイケースです。あくまで参考として捉えて下さい。

①洗浄

まずは、真水でカヤックの中、外を洗い、その後しっかり乾燥させます。(ハッチ類は全て開けて1週間くらい放置)
これは貫通のみでなく、保管時のメンテナンスとして日常的に行うとベスト。

②面の固定
貫通して割れてる部分の面を固定します。



約2mmしかない板厚では割れ目がベコベコして作業が上手くいきません。
そこで、今回はポリパテ(カー用品の補修パテでもOK)を使用して面を固定します。








この作業は単純に面の固定を目的としてますが、本補修の前にこのパテは除去しますので、多く盛り過ぎないほうが後の作業が楽に済みます。
(写真のようにパテの上からマスキングテープを貼ってあげると余分な凹凸を減らせます)


③船底内部補強

今回の補修作業の中で一番キモとなる工程ですが、カヤックの船内は極狭なので、色々と工夫が必要となります。

まず、保護具(有機溶剤対応マスク)は必ず着用しましょう。

次に、損傷箇所の目視ができるか、手は届くのか、道具は届くのか、明かり取りは可能か。

ハッチ開口部、ロッドホルダー取付穴等から作業が出来るか判断します。



以上がムリなようでしたら、船体表面の補修のみになるか、損傷箇所近くのデッキ側に新たに開口部(点検口)を設ける事になります。

④養生作業

カヤックを必要以上汚さない為に開口部以外をマスキングします。

⑤下地処理(重要)

#100番くらいの粗めのサンドペーパーで損傷箇所、周辺の面(損傷箇所から半径5cmくらい)を荒らします。

今回は素材がエポキシ樹脂なので、この作業はとても重要です。

素材がポリエステル樹脂ならある程度面を荒らして溶剤(アセトン)で脱脂すれば、よっぽど補修可能となりますが、エポキシ樹脂の場合はそうはいきません。

エポキシ樹脂は硬化時、表面に膜が生じます。この膜(アミンと言う)を可能な限り除去しなければ、十分な接着力が得られません。

ただし、忘れてならないのが板厚2mm!
荒らし過ぎて貫通しないよう注意が必要です。


十分ペーパーをあてた後、削り粉を除去し、溶剤(アセトン)を布などに染み込ませて補修面を拭き、脱脂します。

⑥補強材準備
補修箇所の寸法を取り、必要量材料を用意します。

今回は確実に接着させる為にエポキシ樹脂を使用し、#200番のクロスを2枚重ねて施工します。



エポキシ樹脂は作業性の良い常温硬化型を用意。

補足
本作業に入る前に、クロスを置く場所と位置を再度確認しておきます。

手が届きにくい場合、道具類も柄を延長させたりして準備しておきます。

⑦樹脂含浸
損傷箇所のサイズが小さい場合は直接船内で作業しますが、大きい場合は船外で含浸させ、ソレを損傷箇所に置くだけにします。

⑧脱泡作業
繊維を補修箇所に置いたら、
あとは噛み込んだ空気を刷毛やローラーなどで繊維の外へ除去し、補修箇所に密着させます。


その後は完全に硬化するまで待ちます。

補足
熱を加えることで硬化を促進させる事が出来ますが、約一週間は放置します。(気温が10℃を下回るような時期は加熱が必要)

⑨船外(外観)補修
完全に硬化した事が確認できたら、次は表面の補修に入ります。


⑩下地処理

面の固定に使用したポリパテを#100番程度のサンドペーパーで擦り落としながら、ついでに補修箇所の下地処理を行ないます。

船内補修と同じ様に半径5cmくらいの面を荒らします。

この時も板厚2mmを忘れずに。

そして、表面の補修にはポリエステル樹脂を使用します。

素材のエポキシ樹脂に対し、ポリエステル樹脂の補修は接着力が十分ではありませんが、ちょっとコツがあります。

ポリエステル樹脂とゲルコートは十分接着力を得る事が出来ます。

なので、出来るだけゲルコートを残し、その上を補修するようにします。



今回はカヤック内部からしっかりと損傷箇所を補修出来ているので、恐らく表面はパテ補修だけでも問題ないと思いますが、せっかくなのでFRP補修を行っていきます。(カー用品の繊維入りパテで補修してもOKかと思います)



下地を荒らし終わったら溶剤(アセトン)で脱脂します。


樹脂はポリエステル樹脂、繊維はクロスを使用します。

先に述べた様に板厚は約2mmです。

ゲルコートを残す様に表面を荒らすだけなので、補修箇所の凹みはごくわずか。

ここに繊維を埋めますので、クロスをそのまま貼ったのではまったく役に立ちません。

そこで、そのままでは繊維が大き過ぎるので、ハサミやカッターナイフ等で、繊維を細かく裁断します。(はじめから細かく裁断されたモノもありますのでそちらを使用されてもOK)



ソレを損傷箇所の上に置いて、樹脂を含浸させます。



この作業自体は掛かっても20分くらいなので、硬化までの可使時間は1時間以内になるよう硬化剤の量を調整します。

そしてこちらはエポキシ樹脂ではないので、半日も経てば十分加工出来るようになると思います。

硬化が確認できたら、サンドペーパーを使用し、表面の面出し作業を行います。

面をキレイに仕上げる為に当て木をしてペーパー掛けします。

サンドペーパーは荒いものから順番に番手を上げていきます。


#100→#180→#240→#400



#400番まで当てたら溶剤(アセトン)で表面を脱脂し、ゲルコートを塗布します。



ゲルコート硬化後は耐水ペーパーにて表面を磨いて仕上げていきます。

最後にコンパウンドで仕上げれば補修完了です。

注:
補修箇所と既存の色目は紫外線等の外的要因により必ずしも一致しません。気になる場合は全塗装をオススメします。


以上、
軽量カヤックの船底補修を紹介しました。

何か参考になる事がありましたら幸いです。

最後に。
繰り返しになりますが、デッキの艤装、補修等はよっぽど大丈夫かと思いますが、船底補修の場合は浸水のリスクを伴い、命に関わる問題に発展し兼ねません。
専門知識を有したショップ等に必ず相談するようお願いします

陸っぱり。

2014年10月28日 | 日記
10/26。日曜日。

数日前から天気予報を見ていると、半日ゴトにコロコロ変わってビミョ~な感じでしたが、釣行決行しました。

早朝4時。
朝飯と昼飯分にオニギリ作って4時半自宅を出発。

今日は大潮、新月と曇り空で辺りはまだ真っ暗闇。

現地に着くまで海況も不明。

朝6時頃現地に着くと、カヤッカー1名、ゴムボー2艇が日の出を待っていました。

心配していた風はほとんど吹いてないが、今にも泣き出しそうな曇り空。

自分は今日は陸っぱりと決めて来たが、普通にはやらない。

もちろんクルマには積んであります。

何が?

カヤック

せっかくカヤックがあるのだから、島に渡って陸っぱりです(^^)

アウトリガーシーカヤックを手早く組み立てていざ出撃!

満潮時、沈み根周りを1時間程攻めてノーバイト。

早々切り上げ島に上陸。

今日は投げ竿も用意して、3本置き釣り、1本はキャスティングしながら。

陸っぱりも久々やると楽しいもんです

釣れるのはキスがポツポツだけど、やはりサイズアップしていて20cmは超えてくる。

その他、メゴチ。


その他、ベラちゃん(^^)


ご愛嬌にフグ(*^^*)


他にはアイナメ、セイゴ、メバル。

1人での~んびり楽しんでいると、うぉーんうぉーん、耳障りな音が聞こえてきた。

遠くに水上バイクが3艇。

なんかイヤ~な予感がする。


やはり…。


3艇ともこちらに向かってきて、予感的中、こちらの目の前を全開で通過して島に上陸。

そして、このタイミングで突然のどしゃ降りの雨。

もはや釣りどころじゃない。

エサがまだあるのでとりあえずは投げてみるも、全く釣れなくなり終了です。

まぁ、晩御飯の足しにはなるくらいは釣れたので納竿して、カヤックに戻りました。



今日は風も波も無く、超フラットな水面。

落ちてきた雨つぶの波紋が、あちこちで水面いっぱいに広がる。

そして、その中を無音で進むシーカヤック。

なんだか神秘的な空間でした(*^^*)



浜に戻る途中は、
沈み根周りでアジングワームをキャスティング。

すると途端にヒット。
取り込むとグゥーグゥー言って怒り出すフグ(*^^*)。

続けてフグ、フグ、フグ。

場所を変えて再びキャスティング。

またまたヒット。
今度はパワーがあり、ドラグが出ます

さすがにフグじゃない。

慎重にやり取りして手前まで引き寄せ、引き抜こうと思ったが、ヒットしたのは50cm近いセイゴ。

コレは上がらんと、後ろのネットに手を伸ばした瞬間、

プっちん

あぁ…。




はい終了~~。




さっきまでの雨がやみ、日が射した頃、魚は取り逃がしたが何だか清々しい気分になった。

大物は釣れませんでしたが、しっかりリフレッシュできた1日でした






今日のお持ち帰り



中でも大きかったキス2匹は、ママとチビちゃんに美味しく食べてもらいました(^^)

残りはさばいて唐揚♪
プリップリっの白身が絶品でした(*^^*)




チビちゃんの朝ごはん。

2014年10月22日 | 日記
毎朝の事ですが、
チビちゃんに朝ごはんを食べさせて、着替えさせて、こども園に連れて行くのはパパの担当。

うちのチビちゃん、
今月誕生日を迎えて2歳になりました。

ここ最近の成長は著しく、
いっぱいコトバを憶えて、よく喋るようになりました。

味覚の発達も著しいのか、先週辺りから今までの朝食メニューを受け付けなくなりました(^_^;)。

今までの朝食メニュー。

バナナ1/2本。ポークビッツ2本。コーンスープ。トースト1/2枚。イチゴヨーグルト or オレンジゼリー or R1ヨーグルト。

ここ数日はバナナ1/4くらいしか食べず、あとは全く口にしなくなって(ー ー;)。

そのせいか、園の昼食では3人前ほど食べてるらしい(^_^;)。

これはイカンと、2歳児の朝飯メニューをネットで調べて、自分でも出来そうなヤツを作ってみる事に。


こんな感じです。



イングリッシュマフィンにハムとチーズとレタスをサンドしてレンジでチン

そして温めたコーンスープとイチゴヨーグルト。

ついでにシリアルをパラパラ

自信満々にテーブルに運んで、

ほら、チビちゃん、美味しいよ~


どうだ?食べてくれるか?


…。ダメか。

イチゴヨーグルトとシリアルをちょこっとだけ口にしたところで終了。

パパがお手本になり、

ほ~~ら美味しいよ~~

と、やってみたが、

「パパ、良かったね!」

ってチビちゃんに言われた(ー ー;)。

そうじゃないのだが…。


何だろう。何がイカンのだろう。

見た目?具材?

よく分からんけど、
今週はこのメニューで粘ってみるとします。




どこを残してどこを変えるか。

2014年10月21日 | カヤック製作
日に日に肌寒くなってきました。

もう10月も後半になり2014年も残り2ヶ月ちょっと。

早いですね(^_^;)。

さて、
オリジナル足こぎカヤックの製作ですが

先日、オリジナルペダルユニットのプロトタイプが完成しました。

協力会社の図らいで回転部分、軸受部分など、
なんと!フルベアリング仕様!

あり得ない程軽く回る。

ペダルに加える力を余すことなくプロペラに伝達して、ガッチリと水をキャッチ出来ると推測できます。

そして、
この性能をいかんなく発揮するには艇体にしっかり固定する必要があります。

取り付けでガタがあるとパワーロスにつながります。


艇体から簡単に脱着が出来き、尚且つガッチリ固定できなければなりません。

ちなみに、N社のユニットと比べて寸法もかなり違うので、デッキの取付部分は大改修が必要です。

現状よりバウ側の配置となり、低重心を狙ってペダル軸の位置も下がります。

ユニットの脱着もN社と異なる方法になります。

以上を踏まえてデッキ構造を再製作していきます。


船体デザインに関して。

先日の荒天時に乗ってみて感じた事ですが、もう少し船体幅を持たせるか、サイドデッキの高さを上げる必要がありそうです。

ある速度に達すると、バウで切り裂いた波が、ちょうど座席付近で再度盛り上がり、時々サイドデッキを乗り越えて中に入ってくるのが確認できました。

そして、バウデッキからも波が乗り越えてきて中に入ってきました。

まぁ、言ってしまえばそんな海況で航行する事自体が良くないのですが、そんな海況でも安心して航行できるようなればと思います。

N社の足こぎ艇はこのヘンが素晴らしく、荒れた海況すら楽しめてしまいます。

船底形状に関しては、現状で特に問題は無いと思うので、より対水抵抗を減らすべく、面を整えていく予定です。
手を加えるとするならば、
ラダーの効きをより良くする目的で、スタンのキール部分を若干小さくするかどうか。

これは、直進安定性に大きく影響する部分なので、慎重に検討するとします。

ガンネル付近の形状に関して。

ここはベース艇であるシーカヤックの形状が現状そのまま残っています。

形状を変えるべきかどうか。
迷うところです。

と言うのも、見れば見るほどデザイン性が高く、しかも合理的。

クルマで例えるとサイドラインに当たり、ドアの側面がツルっとしているより一本でもプレスラインがあった方が見た目も良く、且つ面剛性が上がるのと同じです。

コレを上回るアイディアが浮かぶかどうか。




こんな感じで、現在は改修内容の再検討を行っております。

年内にオリジナル艇の試乗を目指すならば、今月末までに方向性を決定し、来月中にマスターモデル完成、再来月早々には生産型の製作に取り掛かる必要があります。

当然本業もこなしながらの作業となるので、またまたハードスケジュールになりそうですが、
時々しっかり息抜きしながら納得の一艇を完成させたいと思うのでした。


余談ですが。

嫁には中々理解してもらえないですが、
ある持論があります。

「遊ぶ為のモノ造りは、まず自らが存分に楽しみ、面白い!と思える事が何より一番大事!」


以前知り合いにこんな人がいました。

釣りのウキを造る仕事をされていたのですが、当人はまったく釣りの経験が無く、釣り面白さを知りませんでした。

まぁまぁ単価が良いとの事で、仕事にしているようでしたが…。

釣りを趣味とする自分からすると、ちょっとしっくりこない感じでした(^_^;)。

このウキはここがスゴイ!とか、このウキを使うとこんな魚が釣れるゾ!とか、
そんな感じの方がしっくりくる。

余談でしたm(__)m




パドリング性能。

2014年10月20日 | カヤック製作
週末の天気予報は快晴

海上の風は日中収まる予想。

この日、N社の足こぎカヤックを次のオーナーさんに引渡す事になりました。

天気も良さげなので、ついでに釣りでもしましょう(^-^)/。

と言うわけでビーチで待ち合わせ。

自分は新作ペダルユニットの調整がまだ終わっていないので、今日はパドリングで出撃です(^^)。


シーカヤック改造シットオン。
パドリングの性能は如何ほどか。


ビーチでパシャリ。
手前が自艇。奥がN社足こぎカヤック。





N社のカヤックの迷彩柄ボディー。
攻撃的な雰囲気がgoodですネ♪

自艇が地味に見えます(^_^;)。


出艇する時間帯では、予報通り穏やかな休日の海♪

しかし、昼近くになると…。




さぁ~癒しの空間へ、レッツゴ~~!

自艇はパドリングで出発。

ほ~~なるほど~♪
シーカヤックベースの船底形状だけあって、ちょ~スムーズ。

軽く漕いでGPS速度は7~8km/hを表示。
足こぎの速度と変わらない(^^)。

快調、快調♪

沖に浮かぶ島まで漕いでエギング♪

そう、
先々週に故障したスピニングリール。
帰宅後に分解清掃したら治りました(^^)♪
原因は砂噛みですネ(^_^;)。日頃のメンテをサボってはイカンです。

この日は他に2名カヤックで浮かんでおられました。
その他ゴムボー1艇、小型ボートもちらほら。

カヤック1艇はアポコさん(^^)。
もう1艇のカヤックはレインボーさんとこのオリジナル艇デスペラード♪

アポコさんのハリケーンカヤックといい、デスペラードといい、浮かんでいる姿は絵になりますね~♪

ところで、釣果のほうは?

アオリは…皆さん渋渋
もちろん自分もデス。

やはり台風の影響大。

それぞれ対象魚を変えてチャレンジです。

そんな中、優雅に浮かぶN社足こぎカヤックのM山さん♪




抜群の安定感と足こぎの機動性を活かして海上移動も自由自在♪

自艇も安定感ありますが、さすがにこちらには負けます(^_^;)。


時刻は正午近く。

休憩すべく一旦ビーチに帰還する事に。

ところが、
島からビーチに向けて漕いで行くと海況は一変していて波風半端ない

どうやら釣りをしていた場所は風裏になっていたらしく、朝の天気予報を鵜呑みにしていたので、まさかの事態。

釣りをしながらビーチに戻るつもりだったが、それどころじゃない。

上げ潮の潮流と向かい風、波高は1m近い。

足こぎなら推力維持してガンガン進むのだか、今日はあいにくパドリング。


必死に漕いでると、よりによってちょいデカ漁船が接近中

間違いなく進路が被ってるが、前を横切るか、はたまた自分が先に進路をまたげるか。

やり過ごすことも考えたが、漕ぐのを止めると、途端に風と潮流に流される。

意を決して全速で前進!

一気に漁船の進路をまたいでホッとした。
途中チラッとGPS速度表示を見たら11km/h!
ドンだけ必死なん!ってツッコミ

我に返ってM山さんは大丈夫?
振り返ると、うまく漁船をやり過ごしていました(*^^*)。

N社足こぎカヤックなら納得の判断です(^^)。

ビーチに上がるとアポコさんも無事帰還。

すると、さすが!

対象魚を変えてシーバスをゲットされていました!

いや~~脱帽です!

おっと!
感心してる場合じゃなかったです。

今晩のオカズを必ず持ち帰ると、嫁と約束した自分は、ルアーをセットし、再び荒れた海況へと旅立ちました!

結果は…。

部活の居残り練習をした気分でした(^_^;)。

ビーチに帰り、嫁への言い訳を考えながらお片づけ。

嫁の冷酷な顔がアタマをよぎる…。

お魚市場に寄って帰ろうか…。


と、意気消沈でしたが、
カヤックのパドリング性能。

一応足こぎカヤックなので、基本的にはパドリングの必要はありません。

しかし、
万が一、ペダルユニットが故障した場合は、やはりパドリングをしなければならないので、その性能も重要です。

今回はその確認もしっかり出来ました。
仮にペダルユニット無しでもフィッシングカヤックとして十分使えそうです


さて、帰宅後です。

結局手ぶらで帰宅しました。

どうなったでしょう?

ソーっと玄関開けて…

「ただいまデス。
ダメでしたm(__)m

するとこっちを見るなり笑いだす嫁。

なに?

鏡を見て分かりました。

日焼けが…

額に帽子のラインがくっきり、目のまわりはサングラスの跡。

あ~~恥ずかしぃ~~~~~~




着々と。

2014年10月15日 | カヤック製作
台風19号が過ぎて、
昼間で20℃切るくらい、一気に気温が下がりました。

浮かぶのにも寒さ対策が必要になりそうですね。


さて、
カヤックの製作の方ですが、
新作のペダルユニットのプロトタイプが完成しました。

今までの試乗ではN社のユニットを代用してテストしていましたが、
いよいよオリジナルユニット搭載となります。

新作ペダルユニットの製作に関して、
製作依頼しました社長さんには、耐久性を重視した材料選択や如何にしてシンプルな構造にするか、など、金属加工エンジニアの知識を最大限引き出し頑張って頂きました。感謝です。

今後は、実際にカヤックに取り付けてテストを繰り返し、更に完成度を上げて信頼できるユニットに仕上げていけるように頑張んばらないとです(^^)。


カヤック自体の方も、今後外観デザインも手を加え、オリジナル艇に仕上げていかないとです。


今一度整理して、


パドリングでも十分な航行速度が得られる船体の製作を目指す。


取り外し可能(オプション設定)装備として、ペダルユニットとシート下の専用クーラーBOXの作り込み。


分割艇の設定。

以上の3点が大まかなポイントになります。

細かくは、ペダルユニットのギヤ比やクランクシャフトの調整、ペラの改良、ラダー操作、ハンドル改良、収納スペースの改良など、盛り沢山。

当面の目標としては、オリジナル艇にオリジナルペダルユニット搭載での試乗を年内に出来るように進めていきます。

その後、完成度を高めるべくテストを繰り返す事と、細部の作りこみをしていけば、来年のGW辺りには正式にお披露目?

その後、
販売する形がとれるか、まだなんとも言えませんが、
個人的には多くの方に是非乗って頂きたいと思います。

ウチの嫁みたいにまったくパドリングが出来ないカヤック初心者でも簡単に乗ることが出来るので楽しいと思います。

そして釣りを趣味にされている方々。

足こぎ艇では両手がフリーになるので、より集中して釣りが出来ます。
また、アンカーリングする事無く、同じポイントを攻め続ける事も可能です。

貴重な休日の釣りを充実した時間にしてくれる事間違いなしです♪
試乗してみてコレは実感しました(^-^)/
釣果は約束出来ないですよ~。

あと、
あえて荒れた海況に挑む必要はありませんが、足こぎ艇なら推力を維持しながらその海況から素早く脱する事ができます。
コレも試乗して実感できました。


以前から、天候急変により航行不能となり危険な状況になる話や、釣りをされてる最中、手にケガを負い、その後パドリングがままならず苦労された話などを耳にしていました。

これらは開発のきっかけではないですが、製作していくに連れ、足こぎの必要性、航行速度の必要性を感じるようになり現在に至ります。

より安心して、尚且つ安全に海上レジャーを楽しむ事が出来る、そんなカヤックになったらいいなぁと思いマス


試乗 Vol.2 動画アップ。

2014年10月14日 | カヤック製作
先日行った試乗の様子をアップしました。

今後大掛かりな改修に着手する為、
この試乗をもって一区切りになります。

注:慣れない動画編集をちょこっとしています。
視聴しにくいようでしたらごめんなさいデスm(_ _)m。


↑視聴しづらいので動画差し替えました(^_^;)






アンパンショー。

2014年10月13日 | 日記
日曜日。

先週に引き続き今日もママは休日出勤。

ご苦労様です。

と言う事で、
チビちゃんと1日お留守番です。

今日は、とある住宅展示場で昼からアンパンマンショーが開催されるので、見に行ってきます♪



ウチのチビちゃん。
数日前からこのチラシを大事に持ち歩いていて、なんだろうと思ったらアンパンマンショーが気になってたようです(^^)。

んじゃ行って見ようね~

自宅から30分ドライブして着きました。





写真撮るよ~って言うと、何処で覚えたのかチビちゃんピースサインをしてくれました(*^^*)。

この展示場では、色んな住宅メーカーが一度に見てまわれるようになっていて、日曜日の今日は多くの人出がありました。

早速ショーが開催されるステージに行ってみると大盛況。

ステージ前はもう家族連れでいっぱい。



ステージ端っこの芝生近くに陣取ってショーが始まるのを待ちました。

さぁチビちゃん、始まるよ~♪

司会のお姉さんに続いて出てきました!

おなじみのキャラクター♪



クリームパンナちゃんデカっ!

やっぱりチビちゃんのお気に入りはアンパンマン♪



アンパンマン!アンパンマンきたっ!

って喜んでます

するとお約束の悪役登場♪



バイキンマンとドキンちゃんが出てくると、アンパンマンの時より大はしゃぎ⁈

バイバイキーン!ドキンちゃんきたーっ!

チビちゃんのテンションMAX!


しかし、約30分間のショーは長い。

時間が経つにつれやはり飽きてきたのか芝生の葉っぱをいじいじ(^_^;)。

最後にアンパンマン体操をみんなでワイワイやってショーは終了しました。

そしてアンパンマンと握手会♪

列に並んでいると早くアンパンマンに会いたいチビちゃんでしたが、
いざ目の前にするとビビっちゃいました



楽しかったね~♪とチビちゃん見るとまだ複雑な顔をしてました

んじゃ次はポンポンして遊ぼうか!



ニコニコで入って行きましたが、ちょっと大きな子達のジャンプで揺れ過ぎ

またまたビミョーな顔してそそくさと退散しました




チビちゃん。
せっかくだからちょっとお家見て帰ろうか♪

住宅の入り口にあるお菓子の詰め合わせが主たる目的

だけど、一旦家に入ってアンケートを書かないともらえないので。

さぁお家♪お家



そんな下心でしたが、いざ上がってみるとやっぱりイイですネ♪お家(^^)。

お邪魔したのは三井ホームの単世帯住宅。

女性の方が設計したらしく、細部まで気配りされていてスゴく合理的な間取り。

普段からキッチンに立つ事が多いパパは、キッチン周りのレイアウトに感激しました(*^^*)。

2階に上がるとまたまた素晴らしい間取り♪

子供部屋も合理的でありながらカワイイ♪
チビちゃんも気に入りました(*^^*)


こんな家に住めたら毎日楽しいだろうなぁ~って思いました

したら他の家も気になりだして移動。

2~3件見てまわりました。



いや~戸建てって憧れます。

最終的にはやっぱり三井ホームの家が一番良かったです(^^)。

自分達の生活を振り返ると一番合ってると思いました。


あら、コレは完全に展示場のワナにハマった例⁇

アンパンマンショーに釣られてしまう巧妙なワナにマンマと引っかかりました(^_^;)。

でもチビちゃんと楽しい時間を過ごせたので感謝です


展示場を後にして、次はお買い物♪

近くの100均店に寄りました。

んでその帰り道、ふと思い出して、またまた寄り道。



平太郎の、た・い・や・き

肌寒くなると恋しくなります。

地元ではお馴染みの有名店♪

ここのたい焼きはほんと!メチャクチャ美味しいんです(^^)。


20年ほど前にサーファー仲間に教えてもらって以来、大ファンですが、当時と味も変わらず、お店も変わらずです♪

普通ならもっと店舗を大きくするとかしそうですが、そうしない所がイイです(^^)。

お気に入りはチーズ入りのスペシャルと
、それを揚げちゃうアゲスペ!



お世話になってる実家のお母さんにもお土産♪


こちらは冷凍してあり、自宅に帰って温め直すと相変わらず美味しく頂けます(*^^*)。


今日はチビちゃんと有意義な1日を過ごせたので大満足です。

帰りの車内ではチビちゃんとアンパンマンソングを歌いながら帰宅しました

次はママも誘ってまた行こうね♪





































2日連続。試し乗り。

2014年10月12日 | カヤック製作
10/11。土曜日。

昨日に続き、今日も乗りに行って来ました。

と言うのも、そろそろ大掛かりな改修に着手しようと思うので、当分の間、乗れなくなります。



台風19号が接近中、予報では三河湾内でも風が吹くとありましたが、

さて、どれほどのものか。




現地に到着してみると、

予報は完全にハズレです。

心地よい微風と、ウネリはあるものの、昨日に引き続き穏やかな三河湾。

ココまで予報と違っていたら意味ないなぁ~と(^_^;)。

台風の関係で予測が難しいのだろう。


ただ、時間経過と共に予報通りになるやもしれないので、早速準備に取り掛かる。


出艇ポイントの様子



では、行ってきま~~す!



目指すは、またまた無人島。

とは言ってもシーカヤック半日ツアーで行く様な場所なので、シットオンタイプのフィッシングカヤックだったらまぁまぁ尻込みしそうな距離です。


ビーチを出て西に進路を変え、向かう先に霞む島。

えらく遠くに見えて、ちょこっと不安になりました(^_^;)。



足こぎカヤックは大体7~8km/hの速度を保って順調に進んでいるが、何分かかるのやら。



ビーチを出てから20分経過。

島が段々近くに見えてきました。





さらに進んで

ランドマーク的な存在の赤灯台に到着♪




ビーチを出てから25分でたどり着きました。


道中、漁船の引き波とウネリが重なり1mくらいの波が2~3発襲ってきてビビりました(^_^;)。
ですが、
波をカブる事もなくキレイに左右に受け流し、カヤックは全く動じませんでした。

カヤックの信頼度アップです。


そして、本日もう一つの目的はカヤックフィッシング。

アオリ調査とキス。

なのですが、今だロッドホルダーも無い状態なので、必要最小限の装備でチャレンジです。

しかし!
コレがアダになりました(^_^;)。

昨日と同じエギをセットして、おりゃ~とキャスティング。

海底まで沈めてロッドをあおり、リールを巻こうとハンドルを回すが、

何か変。

竿先の糸絡みか、と見るも問題無し。

ラインを出して無負荷で回してみるが、やっぱりぎこちない。

マサカのリール故障…。
そして、
替えのタックルが無い。


購入してから7~8年愛用してきたが、そろそろ引退のようです。

ならばとエギングは諦め、エサ釣りに変更。

仕掛けをセットし直し、魚探の反応見ながら移動。

足こぎカヤックの本領発揮!

前進しながら魚探反応があった所で仕掛けを落とすと、すかさずペダルを逆回転させて後進をかける。

リールを巻かなくてもただバックしていればセルフ流し釣りが出来る。

すると途端にヒット!



ぎこちない巻き取りですがキスゲットっす。

調子に乗って、またまた仕掛けをポチョン。
今度は舵を左に切ったまま後進。

同じポイントを中心にしてグルグル回りながらの流し釣り。

またまたキスゲット。

その後も釣れるがサイズが小さい。

またまた調子に乗って魚探反応見ながらバックで移動。

反応あった所でポチョン。

んで海底ズル引き。
これがホントのズル?引きだ。

中々大物にも出会えず、時刻は昼を過ぎた。

やっぱり諦めきれないアオリ。

25分でビーチに戻れるなら予備のタックル取って来ようと思い、一旦上がる事にしました。

ビーチを目指して出発。

ふと陸の方を見るとカヤックが数艇浮いていました。

思い出しました。
今日はレインボーさん無人島ツアーの日。

丁度ビーチに戻るところのようです。




こっそり背後から近づこうと悪だくみ(*^^*)

しかし、相手はシーカヤック。
しかもタンデム。

足こぎ全開で追いつくのがやっとで、早々と気付かれて、

「こんにちは~♪」

「お疲れ様です~♪」

本日のツアーガイドはレインボーのサエミさん♪



カヤックがとても似合う魅力的な方です(^^)♪



「○○さんじゃないですか~!足こぎ完成したんですね~♪」

「いや~まだまだです~。今日は釣りに来たんですが、リールが壊れて浜に戻るトコです~。」



魚探の速度表示は7km/hちょっと。

シーカヤックと足こぎカヤックの並走。
側から見たらヘンな光景でしょうネ(*^^*)

途中休憩されるとの事で、お別れして浜に向かいました。

浜に着いて車のトランク開けて、
さあ、リール、リールっと。

え~~っ!無いじゃん!

どうやら積み忘れたらしい(ー ー;)。

ならばと、ドライバー片手にリール解体。

修理を試みるが、細かい部品がうまく外せず断念。

不具合箇所はベアリング?

オニ回ししたら良くならんかなぁと、今度は40グラムのオモリを遠投してハンドル鬼回ししてみた。

おりゃ~!どーだ~!

不意に軽く回るようになった♪

ベアリングじゃなくて砂を咬んでいたのかも♪

よーし!
アオリゲットすべく早速、再出発!




が。

やはりちょっと波出てきました。

先程よりウネリが大きくなっていて岸際は打ち返しの三角波も出て、それらが合体すると、突然目の前に1mほどの水柱が立って焦ります(^_^;)。

それらを避ける為、沖合いに向けて進路を変更し、しばらく進むと遠くにナブラ発見!

シーバスっぽい。

チャンスとばかりにルアーをセットしナブラに直行!

が…。

左から水上バイクが爆走してきて進路変更を余儀なくされ、案の定、ナブラも消えてしまった(ー ー;)。

っクソ~~!

取り敢えず手当たり次第キャスティングしてみたが、ヒットならず、オマケにまたまたリールがぎこちない(ー ー;)。

そして時刻はもう15時を回った。

後片付けを考えると島に行くより帰還すべきと判断して帰路につく。

浜に着く頃には予想に反して風が収まり海面もほぼフラット。

釣りは散々だったが、今日は足こぎカヤックの性能を堪能出来ました。



さあ、これでしばらくは乗れなくなる。

だが、
改修後の軽量化した艇体と足こぎの性能は現状を確実に上回るであろうから、ものすごく楽しみ♪

最後に記念撮影してビーチを後にしました♪



前回に続き、本日の航行の様子も動画をアップしますので、良かったら覗いてみて下さい(^-^)/。
スピードを体感してもらえると思います