Let's Enjoy Kayak Life !

愛知県の三河湾周辺をベースに気ままなカヤックライフと娘と過ごす日常を綴るパパのブログ。

デッキ改修内容。

2015年02月18日 | シットオンカヤック製作

完成したデッキを新たに作り変える。


我ながら、

やる事が大胆だなぁ~と。


個人レベルの開発ならではの荒技です。


問題を先延ばしにしてモヤモヤした気持ちを抱えたまま製作続行はムリ。

出来ました~
でも重量は30kg超えちゃいました~


なんて、納得出来ません。


足こぎ高速(10km/h巡航)シットオン。


1艇でタンデム可能。


25kg以下の艇体重量。

※一体艇の場合。
分割した時は構造上もう少し重くなります。


以上3つのテーマを実現させなければ、
完成したと言えません。



今回、改修した内容。


ガンネル付近のデッキ高を40mm削り落とす。


ここは以前の凡ミスで30mm高くなっていた部分。
その後の試乗でもパドリングに影響無く、その他不具合も無かったのでそのままにしていました。
今回この部分にメスを入れ、30mmにプラス10mm下げる事にしました。

よってサイドビューが、かなりスマートになりました




ガンネル付近の幅縮小。


①で高さを下げた結果、両舷ガンネル付近の幅が無駄に広くなってしまったので、幅を縮小しました。
約130mm→約100mm
両舷合わせると60mm削りました。

これによってデッキ内寸法も60mm広がり居住性アップです♪


ついでに、
以前はタンデム時の前席足元が若干窮屈でしたので、バウに向かってのデッキ内寸法を広がるように変更し直しました。


これによって更なるプラス効果

タンデム時以外、
シングル時にはバウ側に広大なラゲージスペースが出来ました

もちろん、スタン側にも十分なラゲージスペースがありますが、バウ側にもクーラーBOXなど余裕で積めそうです。

ウチの2歳のチビちゃんも十分乗れるスペースなので、

タンデム+1❗️イケそうです♪




デッキ床面を30mm下げる。


①で高さを下げたので、デッキ内高さを確保するため、全体的に30mm削り高さを下げました。

以前より低重心となり安定性が増します。


以上が大まかな改修内容です。


減量と同時進行で性能アップ。

結果的には良い方法方向に向かったかな?


これで予定通りにタンデム時にもペダルユニットを搭載可能となりました。


でも

まだ油断は出来ません。

ペダルユニットの搭載方法にはまだ課題が残ってます。


最初に製作するカヤックは、
ペダルユニットを搭載しない最軽量パドリング仕様で完成を目指します。


但し、
後々ペダルユニットも載せれる様にしなければなりません。

なので、
パドリング仕様でもデッキ中央付近にはそれを想定した広大な船底貫通口を造形しておく必要があります。

船底貫通口サイズ
長さ1400×幅200×高さ150


ここをどう活かすか。

収納スペースにするか、イケスにするか。

目的によって基本構造が変わります。

そう!
透明ポリカーボネートの板貼って水中見れるのもイイじゃん♪

チビちゃん喜びそう~~


引き続き製作しながら、じっくり考えてみようと思います。



そう、
話しは変わりますが、

2015年の新艇。


ウイルダネス社のスレッシャー140。

価格が出てましたね。

約20万円。

輸入艇の価格帯が高騰するウワサがありましたが、性能からすると中々のコストパフォーマンスだと思いました。

ハリケーンカヤックス社のスキマー140も、今年はタンデム艇が出るようで、

新たなカヤック市場の盛り上がりを期待したくなっちゃいます。


島国日本。

身近にある海に触れ

もっと多くの人が海を愛し、

自然を愛し、

自分を愛して

心豊かな社会になったらいいなぁ~

なんて。

そんなふうに思います






タンデム命。

2015年02月18日 | シットオンカヤック製作

どーもです。


カヤック製作中、

大きなブチ当たって

頭から煙がしゅ~しゅ~

そ~と~~悩みました


壁。


それは

タンデム時の重量バランス。


タンデム艇。
シングル時は中央付近、タンデムの時は前後にそれぞれ座りバランスをとります。

もちろん現在製作中のカヤックも同様です。

パドリングのみなら何も問題じゃないのですが、足こぎだと一筋縄じゃない。

乗り込む位置に合わせてペダルユニットも移動しなければならないのです。

もちろん、この事は織り込み済みで製作してきたのですが。。。

落とし穴がありました。


重量増。

ペダルユニットの移動に伴うデッキ側の構造部。

以前に考えていた構造だと、デッキとハルの接合方法に問題があり、万が一剥離して修復が必要になった時、補修が出来ない事が分かりました。

対策を織り込みましたが、

その部分の表面積から使用材料等の重量を計算してみて愕然としました。

当初予定の完成重量25kg以下が到底不可能なレベル。

かと言ってここは安全性の面から絶対譲れない。

どーしたもんかと頭を悩ませて、

対策として真っ先に頭に浮かんだのは

ペダルユニットの移動をあきらめるという選択。

タンデム時は足こぎを使わず2人ともパドリングにしてはどうか。

そうすれば、そこそこ重量も抑えられるし、このまま製作していける。


しかし、この案はファミリーでタンデム時を想像してみたところ、却下せざるを得ない。


ファミリーでタンデム。


多分自分が後ろで、嫁かチビちゃんが前。

嫁がパドリング?

チビちゃんが?パドリング?


と言う事は。。。

必死になって鬼コギしている自分が目に浮かびました


むしろ

タンデムこそ足こぎが必要不可欠かも。

自分のために!である。



そしてまた悩む。



どうしたら重量増を解消できるか。

あーでもない。


そーでもない。。


こーでもない。。。


煙りがプシュ~~


うーん


。。。やっぱり。。。

パドリングで頑張るか。。。





あ❗️


い~や~~

どうしよう。。。



ある案が浮かびました。


表面積が増えるから重量が増える。



だったら、それ以外のカヤック全体で表面積を減らせば重量増をカバーできるんじゃ無いのか?


でも、今からやるのか❓

もう
面出し終わって仕上げまでやったけど。


いや、きっと他にも方法が。。。


ナッシング。。。


迷っている場合じゃないし。。。





よっしゃー決めた❗️

やるぞ~~大改造~~
‼️


一生懸命に仕上げたデッキも
足こぎに出来ないなら作る価値はナイ!

と言う事で、
半分以上無理やり自分を奮い立たせて

只今デッキ大改造中!



改修中のカヤック。

キレイに仕上がってた表面のコーティングを剥がされ、あちこち削られ。。。

あまりにも無惨、そして無念。。。


せっかくなので、気になる点も幾つか修正かけました。

以前よりも床面を下げ、内側の寸法も一回り大きくしました。


やれやれ。

またまた遠回りしてしまいましたが、

夢の足こぎカヤック完成に向けて

また一歩前進!



いや。
3歩進んで5歩下がったかも。。。

ですネ